撮影日   2020.7.26

撮影場所 宇部市交通局他 宇部新川駅

 

今回から昨年訪問した宇部市交通局の車両を紹介します。

 

宇部市交通局は山口県宇部市を中心に、一部山口市や小野田市まで路線を

伸ばしています。市内中心部の宇部線の宇部新川駅がメインターミナルで、

山陽本線の宇部駅は市内の外れの為路線は余り乗り入れていません。

市内各地に路線を伸ばしており、その内新山口駅迄乗り入れる路線は

新幹線への連絡路線として看板系統となっており、専用の大型車が使用され

特急便も設定されています。小野田方面へは市内中心の小野田公園通

(小野田営業所)まで乗り入れていますが、小野田駅やメインの商業施設、

おのだサンパークには乗り入れていません。営業所の名前が有りますが

現在は折り返し場となっています。

他に山口宇部空港間への路線が宇部新川駅と新山口駅から伸びており、

前者は一般車使用の急行、後者はトップドア車使用の大型車運用です。

他に市内北部の嘉川駅を起点に山間部方面へ白ナンバーの宇部市生活

交通バスも存在します。

 

一般路線車は殆ど中型車で、4メーカーが導入されていますが日デ車は

少数派です。西工ボディも伝統的に導入されていました。低床化に

積極的で、1995年に中型ワンステを導入し県内初導入でした。

大型車は現在殆ど新山口線運用で、トップドア車や低床車でも専用の

着席重視仕様車が運用されています。又1台のみ大型ハイブリッドバス

(日野ブルーリボンシティ)も在籍し、県内唯一の存在です。大型9m車も

少数いましたが廃車になった模様です。小型車も一部存在します。

公営事業者ながら貸切車も割と積極的で、スーパーハイデッカーや

リフトバス、中型バス等バリエーション豊かです。以前は新山口線への

転用車もいました。

 

かつて中国地方の市営バスは倉敷市・三原市・尾道市・呉市・岩国市・

山口市にも存在しましたが、民営化等で消滅し現在は松江市とここだけに

なってしまいました。

これからも長く頑張って欲しいです。

 

(一枚目)

・ターミナルの宇部新川駅です。

殆どの路線がここを経由する為、日中でもバスが頻繁に出入りします。

サンデン交通及び船鉄バスも乗り入れる為、いつ見てもバスがいます。

案内所も存在し、発着に合わせ放送が行われているのが嬉しいです。

 

後方の宇部新川駅は宇部線と小野田線が乗り入れますが本数が少なく

完全なローカル線なので、バスターミナルの方がよっぽど賑やかです。

 

尚市営バスの路線はここから宇部中央・市役所前を経て常盤町二丁目

まで伸びる目抜き通りを経由するのが殆どで、東部方面への路線は新川

駅からこのルートを、西部方面からの路線は新川駅を経て常盤町二丁目

発着の便が多数です。その他サンデン交通は宇部中央、船鉄バスは

市役所前発着の他中国JRバス・JR九州バスの「福岡・山口ライナー」も

宇部中央を経由する為、ここにいれば大抵の車両が見られます。

(二枚目)

・待合所側から停車中のバスを見ました。

 

隣の船鉄バスもそうでしたが、ここも低床化が進んでおり殆どワンステ及び

ノンステです。新山口線のトップドア車を除きツーステは消滅したかも

知れません。一部移籍車も存在しますが殆どはオリジナル車です。

 

私がいた2008年頃はまだ古参車が多数いて、三菱エアロミディ(P-MK117J)

やいすゞLR(P-LR312J、U-LR332J)ツーステがいました。前中折戸のツーステで、

U-LRは車体更新されたばかりでLED改造されていました。

一般路線用大型車としては都営中古のいすゞキュービック(U-LV324K)や

日野ブルーリボン(U-HT2MLAA)がおり、LED改造され窓がフィルム貼りになる

等大分改装されていましたがそれらは引退した模様です。

他に宇部駅から厚南地区方面へ伸びる、新川駅に入らない路線も有って

そこには日野レインボー7Wの小型車(U-RH1WFBA)もいて、これも幕式の

ままでしたが廃車済でしょうか。

(三枚目)

・バラエティ豊かな車両陣です。

緑一色のポンチョを除くと同局の標準塗色ですが、色が少し違うのが分かります。

元は黄色地に赤帯が標準で、1995年導入のワンステから緑帯が入りました。

更にノンステではこの緑帯の幅が広くなった為、緑帯無し(ツーステ)・細い(ワンステ)

・太い(ノンステ)と分かれています。

又新山口線専用車は側面の塗り分けが違って側面文字が金色で、更に近年導入の

車両のデザインは大きく違うなど意外にバリエーション豊かです。

 

停車中の車両は左から順に、

:3125→日野U-RJ+西工58MC B-Ⅰ中型ワンステ、LED改造車(1995)

:1025→いすゞSKG-LR+エルガミオ中型ノンステ(2015)

:1136→日野SKG-KR+新型レインボー中型ノンステ(2017)

:926→日野SKG-HX+ポンチョ小型ノンステ、「めぐりーな」専用車(2014)

:969→日野SKG-KR+レインボーⅡ中型ノンステ(2014)

です。

(四枚目)

・3125号車側面です。

 

この車両は今では珍しい日野+西工58MC B-Ⅰボディ車です。

同局初のワンステでここから前中引戸になりました。スロープは有りません。

この車両は今回の訪問の目的の一つであり、後ほど乗車したので別に

紹介します。

元は幕式でしたが、同局は側面方向幕を下寄せに設置しており改造後も

下寄せ設置になっています。

隣のノンステと緑帯の幅の違いが分かります。

 

・ナンバー 山口22か31-25 年式 1995 所属 本局

 形式 日野U-RJ3HJCA  中型リーフサス・ワンステップ車 西工58MC B-Ⅰ

 前中引戸 LED改造車 ワンステ色

(五枚目)

・余談ですが、宇部新川駅に留置されている105系の写真です。

長閑な駅構内に休む黄色い電車はU-004編成(分散クーラー)の

2連です。冷房化・ワンマン化・体質改善・トイレ設置等様々な改造が

行われいますが、元々105系3ドア車はここと福塩線向けに導入された

のが発祥です。

 

増結用電動車や123系と組む3連運用も存在しますが、広島地区から

227系置換で転属してきた編成と玉突きで一部廃車も発生しています。

既に新製から40年が経過し、そもそも宇部・小野田線の先行きも

怪しいのでいつまで頑張ってくれるでしょうか…。

 

次回に続きます。