


撮影日 2018.1.6
撮影場所 江ノ電バス 藤沢駅バスロータリー
昨年末に発売されたバスラマ・インターナショナル171号を見たら江ノ電バスが
取り上げられており、内容を確認したらまだ富士ボディの大型9m車(ショート車)が在籍していたので購入しました。
昨年正月に江ノ電電車に乗車した際に富士ボディの大型9m車を撮影していた事を
思い出したので紹介します。
日産ディーゼルの大型9m路線車RP系は元々発売されたのが1986年と後発で、且つ
日デ自体が市場で少数派だったので導入事業者は多くありませんでした(中国地方に
は尾道市営や備北バスなどが導入していました)。
しかし三菱と日野はワンステップ車の設定がないまま2000年頃に設定が無くなったのに対し、RP系はいすゞLT系と共にワンステの設定が行われました。LT系はKL規制で製造が終わり、以降は新短期規制に対応した唯一の大型9m車として販売されましたが2007年に生産を中止し、大型9m路線車の設定は各社とも無くなりました。
少数派の日デRP系ですが、江ノ電バスが2001年頃から大量導入しKL-RP系が富士
ボディ及び西工ボディ、PK-RP系(西工ボディ)を全てワンステで導入しました。
以前までは同社は大型ショート車はいなかった様で、寧ろ大型長尺車が主力でしたが
この頃から大量導入し、製造終了まで導入しています。
同じ頃元々大型9m車が多かった川崎鶴見臨港バスがLT系ワンステエルガを大量導入し、更に京急バスもLT系やPK-RPワンステをまとまって導入した為、神奈川県の一部地域は大型9m車が増殖していました。
現在は多くが廃車になり地方に転じた車両も多いですが、古参のKL-RP系しかも
富士ボディ車が在籍しているのは奇跡に近いです。
(一~三枚目)
・藤沢駅前を発車するKL-RP系の富士新7Eボディ車 150号車です。
仕様は前中引戸・逆T字窓のスロープ板付ワンステップ車で、エアサス車です。
パッケージ式の直結式冷房が目を引きます。
行先表示器はLEDで、初期は字幕の車両もいた様です。
同社は路線によって中乗りと前乗りが混在している為出入口表示はサボになっており、側面スピーカーも前後二か所有ります。
丸型になっているのが珍しいです。
RP系の富士ボディ車は20台導入された様ですが、上掲の参考文献では3台まで減って
います。2002年式なので首都圏全体で見ても古参車になっています。
富士重ボディのバスも首都圏ではほぼ絶滅寸前になっています。
同社は元々富士ボディが多く、主力の日デ及び三菱双方で採用し、少数派のいすゞ車も富士ボディでした。
尚富士新7EのRP系は同社と北海道中央バス(一部ツーステ)、及びくしろバス(元
サンプルカーのツーステ、現自家用)だけの導入と思われます。
この車両は同社最後の富士ボディになりました。昨年11月の段階では在籍していて
参考文献にも載っていますが、この後新車が導入された様で現役かは不明です。
保存されるかどこかで再就職されたら良いのですが・・・。
・車番 150 ナンバー 湘南200 か395 所属 江ノ電バス藤沢 湘南
年式 2002 形式 日産ディーゼルKL-RP250GAN


(四・五枚目)
・こちらは同じKL-RP系でも西工ボディ車です。
西工ボディ車も2004年までまとまった数が導入され、全車西工96MC B-Ⅱボディになっています。
この後PK-RP系も導入しましたが、同社では3台だけです。
仕様自体は上の150号車と同じで前中引戸のスロープ付きワンステになっています。
サボ式の乗降表示や2か所のスピーカーも同じですが角型になっています。
初期車では丸型の車もいます。
尚西工ボディは日デにおいて富士ボディ撤退後主力になり、更に三菱AA系も導入した為一時期江ノ電バスの主力ボディメーカーになりました。
参考文献では西工+KL-RP系は昨年暮れの時点で15台在籍していますが、廃車も出ていて熊本バスに移籍した車両もいます。
西工96MC+RP系は他に北海道中央バス(KL及びPKワンステ)と京急バス(PK-RP)
程度だと思われます。
※そもそも西工ボディの大型9m車自体が大変な希少車です。
・車番 106 ナンバー 湘南200 か670 所属 江ノ電バス藤沢 湘南
年式 2004 形式 日産ディーゼルKL-RP250GAN
因みに、4枚目後ろに写っている車両は、
・車番 515 ナンバー 湘南200 か1581所属 江ノ電バス藤沢 湘南
年式 2009 形式 日産ディーゼルPKG-RA274MAN
西工96MC B-Ⅱ 10.5mノンステ
・車番 905 ナンバー 湘南200 か1587 所属 江ノ電バス藤沢 湘南
年式 2011 形式 日野BDG-HX6JLAE
日野ポンチョ 小型ノンステ こまわりくんカラー
です。
大型長尺車と小型車が同居しているのが江ノ電バスらしいです。
以上になります。
参考文献 バスラマ・インターナショナル 171 2019
参考HP 創作鉄道資料館
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