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撮影日  2018.8.10
撮影場所 国東市国見町野田付近(一~三枚目)
     大交北部・国東観光バス 伊美バス停(四・五枚目)
 
前回の記事で大交北部バスの竹田津港バス停と伊美行きのバスを取り上げましたが、
その後伊美行きのバスを追って伊美まで向かいました。
 
伊美の手前でバスが脇道にそれたのでそちらに向かうと、何と素掘隧道が!
国東半島と千葉の房総半島には素掘隧道が多いと聞いており、宇佐~伊美間の
バスも途中通ると聞いてましたが、実際に見るとかなりオドロキです
(写真は撮れませんでした)
 
その隧道は国道の旧道で、抜けると伊美の集落内に入ります。
そしてしばらくして見かけたのが・・・。
 
(一枚目)
・狭い旧道をバスがやって来ました。
 
単なる田舎道にしか見えませんが、ここは大分県道31号 山香国見線の旧道です。
すぐ近くにバイパスが出来ていて、この写真を撮った所が四辻になっており、
そこで新旧道が一緒になっています。
※旧道は地図を見るとまだ県道扱いのようですが、二けた県道はつまり主要地方道で、格上の県道の筈です・・・。
 
(二枚目)
一車線、それも小型バスがぎりぎり通れる(中型もいける?)幅の道を新し目の
エアロミディ MJワンステがやって来ました
 
ここで最初の伊美集落内についての文章の続きですが、集落内に入ると知らない
エアロミディを見かけたので車で追いかけました。それがこの写真です。
 
このバスは伊美から平日のみ山間部の赤根までを結ぶ路線です。
この狭い県道は真っ直ぐ伊美集落まで繋がっており、人家が有る為旧道を走って
いるようです。
運行は国東観光バスで、国東半島の伊美から東半分を同社が担当しています。
 
但し、バス路線自体は完全に旧県道を走っている訳では無く、一度バイパスを通って
伊美小学校を経由し、すぐに旧県道に入って撮影地の交差点に向かう経路になって
います
因みに小学校から旧県道に向かう道路はここより更に狭そうな畦道です・・・。
バイパスは二車線の快適な道なので、最初バスがその畦道に入っていくのを見た時は
驚きました・・・。
 
(三枚目)
・サイドビューです。
 
この車はどうも京急バスからの移籍車の様で、スロープ板付のワンステップ車です。
国東観光バスでは珍しいLED車です。
同じ京急移籍のMJは大交北部バスにもいる他、日田バスにも移籍しています。
又京急からLED仕様のリエッセも移籍しており、途中すれ違いました。
 
国東観光バスは古めの車が多い様で、この車両が見た限りは同社で最新の車でした。
車体色は同社の標準色で大交本体の色の一部を青帯に変えたものです。
社紋は塗装になっています。
 
こんな車がいる事は全く知らず、伊美の集落内で目撃した時はビックリしました!
 
仕様は黒サッシ逆T字窓の標準的なエアロミディMJで、前面の車椅子マークが
スロープ板付になっている点と、側面のスピーカーが中ドアを挟んで二か所
有るのが特徴です。
 
・ナンバー 大分200 か850 型式 三菱 KK-MJ23HE 年式 2003
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(四枚目)
・こちらは伊美バス停です。
 
同バス停は国東半島中央部に有り、宇佐からの路線と国東からの路線がここで
結ばれている他、ローカル線も発着している結節点です。
写真でも国東行きの国東観光バスの車両と、宇佐駅から来た大交北部バスの車が
見えます。
 
折返し場と待合所が有り、かなり広い敷地です。
ローカル系統はここで滞泊しているかも知れません。
 
因みにこのバス停は国道沿いに有りますが、スーパーなどの裏で少し分かりにくい
場所です。
 
(五枚目)
・前回の記事で取り上げた大交北部バスの18-96号車です。
 
 路線は繋がっていますが、完全に接続しているかは?です。
この車は平日の13時30分頃に宇佐駅から到着しましたが、平日ダイヤでは次の
国東行きは15時台まで有りません。
 
国東半島は中々バスの情報が入らず、実際に行って見ると知らない車がいて
大変勉強になりました。
 
以上になります。
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