今年も某所でお節をごちそうになりました
おせち料理は昔の暦の季節の区切り=節に食べるごちそうだったそうで
その区切りの中でも最も重要なお正月に食べていた節を祝う料理として
現代まで残っているのが今のお節料理の由来だそうです
それ故その中に詰められているものにはそれぞれおめでたい意味があることは
皆さんご存知の通りですが、自分たちが小さいころからよく聞いていたのは
おせち料理はお正月に母親たちが料理をしないで済むための保存食であり
昔は商店街のどこのお店も三が日は休みだったこともあって
その時食べるためのお祝いの料理という意味でした
そのお節も自分たちが小学生の低学年ぐらいまでは各家庭で作るのが当たり前だった気がします
もちろん、家で作ればお節の各料理も大量にできます
どんな料理もそうですが少量だけ少しずつ作っていくというのは出来ません
材料を少量だけを買うということもほぼ不可能だからです
昔、自分の子供のころはお正月には父の会社の人などがお正月の挨拶に来ていた記憶があり
たぶんそこであの大量に作ったお節は消費されていっていたのでしょう
確か自分が小学校を出るころには実家でも御節は作っていなかった思います
まあ、お雑煮とか黒豆ぐらいは作っていたとは思いますが、、、
自宅でお節をつくるという風習は田舎の大家族で親族でも多くなければ
今では成立しないと思います
そして現在はおせち料理は大体どこの家庭も買うようになりました
でもお正月の元旦から都内だけでもないかもしれませんが、
食べたいものはどこにでも売っているようにもなりました
お節料理という形だけが残った典型かもしれません
世界中で新年を祝う国はたくさんありますが、千年以上前からの形式を受け継いで
今もそれを残している国はそんなにはないと思います
日本人がこれからもその形を残していくかどうかはこれから次第でしょう
昔のご馳走というのは今の日本では普通の食べ物であり、
むしろ伝統的な和食などは、それこそお正月でもなければ食べないものになりました
それ故おせち料理も一つの商売となり、大量生産されているものもたくさんあります
そして、その大量生産が生むのが《美味しくない》です
ほとんどの大量生産された食べ物は美味しくはできません
大量生産は美味しくないのでやがて駆逐されて、いいものだけが残っていくのか?
それともお節そのものも未来にはなくなるのか?
それはこれからの日本人が決めていくことかもしれませんね
ちなみに、自分は御節料理大好きです。日本酒のアテには最高です。
今年は自分も作ってみようかな?と思ってます。300B ONEの御節料理

