年度末です。
社会的な、経済的な事の区切りが多い末の末です。
そしていよいよ消費税増税
安倍さんは楽天家のようで今日はいいともに出演しているとか
まあ、笑っていられるのも後10日と言ったところでしょうか?
どうも、今回の駆け込み需要は半端無いようで
先日酒屋さんに聞くと納入先の半分ぐらいの御店では買い溜めを始めているとのこと
まあ、確かにお酒を主流として売るお店にとって、お酒の値段が3%上がるのは大変な事
しかも高級酒を取り扱うところは尚更らしく
ドンペリやモエシャンドンなどは3%ではない上げ幅らしいです
そういえば、最近当店に出入りするワインのインポーターさんから電話が無いのも
たぶん駆け込み需要が凄いからだろうな?と思ってます。
この駆け込み需要が意味するところはお店にとっては2つ有
たぶん単純に保存がきく高い物は安いうちに買ったほうが得だということと
もう一つは飲食店が御客さんから3%の消費税を貰えないだろうことを意味してます
政府がどんなにワメイタカラと言って、来月から給料が上がる人なんて
殆どわずかな数しかおらず、既に統計を見ると昨年の実質的な賃金は値下がりしています。
これは飲食店のブログなので飲食店の需要という点で話せば
4月以降は間違いなく需要は下がります
消費税が上がって1番か2番目に減らす支出に飲食は入ります
ということを考え合わせれば、需要が減れば値段は下がるという結論に
例えば飲み会をしましょうという話になり、会費を集めるときには大体3000円ということになります
そうここがポイントです。この3000円に消費税だからといことで150円これまでは、もらっていたとすれば
今後は240円貰えば済む話ですが、仕入れ分の消費税も上がっているので
御客さんから頂かないといけない金額は3290円になります
(厳密な話は少し違いますが、ここでは省きます)
おおよそ3300円、そう本来貰わなければならない金額は御客さんが望んでいる金額から10%上がります。ががです。本当のポイントはここです。
返すほどの御客さんに溢れているならば、つまり需要が多いなら3300円貰えるでしょうが
、またはこれまでと同じように需要があれば増税分をお客さんからもらえるでしょう
が、需要が減り御客さんが減れば実際には10%値段を下げてもお客さんを入れるのが、
普通だと自分は思います
すでに飲食店はデフレの波に揉み込まれてます
先日、時間があったので西池袋の一番の繁華街ロサの周りをうろうろしてみました
時間は午後4時近くです。すでにどの飲食店も開店の準備も整い
早いところはすでに開いてました。あの辺りは西池袋でも一番家賃が高い一角です
飲食店をやるならば、御客さんを入れきれなければ固定費が高いのですぐに店は飛びます
まさにそれを反映しているように、見渡す限り低価格路線を売りにしている店ばかり
一皿が500円以下、一杯が300円以下はざらです。
もう一つは価格は普通に見えてもコストパフォーマンスが異常に高いように見える店
普通の街だとこの繁盛店パターンのCP優先型がもう少し多いのですが
西池袋ではあまり通用し無いようで、安値の優先型ほうが先行してるようです
4月からの増税というよりデフレの進行にというより西池袋の安売り合戦に
頭を悩ませる日々が続くこの頃です