規制のない業界
年末年始にはいろんな評論家?や学者、政治家が
様々なメディアで日本がどうあるべきかについて論じたてるのを
見ることも多い、昨今ではSNSでは年がら年中いわゆる識者というのが
そんなことを論議したりしている
今の世の中の景気を良くするのにどうすべきかという話は
自分にも大いに気になるところだが、その一つとして挙げられるのが規制緩和
得てして何の規制を緩和するとどうよくなるかという話はあまり聞かないが
ほとんどの規制は消費者や国民の生命をおびやかす危険性があるがゆえに
作られているというのが建前で、実際はその規制に守られている既得権益者を
守るためにあるというのが規制緩和論者の考え方
その昔はタバコ屋さんや酒屋さんは国の認可制だったので
だれしもができた職業ではなかった
他の人がやっている半径何メートル以内のところに酒屋さんやタバコ屋さんを作ることが出来なかったり、そもそも国から認可を受けるのは至難の業だったり
会社を作るのも銀行に資本金を300万円以上預けていることを銀行さんに証明してもらい、その書類を提出しないと設立自体出来なかった
その証明書も銀行と付き合いのある人に銀行を紹介してもらわないと
なかなか預金残高証明書もらうことさえできないというシステムだったので
自分が会社を作るときは大変だったのを思い出す
ちなみに今の会社法ではそのような制限はないので、会社を作るのは簡単
会社法が改正されたのが2006年なので7年から小泉政権で景気が良くなったことを考えるとこの規制緩和は確かに効果があったのかもしれない
ただ日本では政府が人気取りのために社会主義的な政策をすぐに取ってしまうがゆえに
今ではそれも仇になってしまっているような気がする。
つぶれそうになっている企業に助成金をすぐに渡してしまう国の助成金制度がその象徴
そう、実体のない会社を作って赤字にして助成金をもらって、トンずら、なんて話はよく聞く
もし規制を緩和するならば、社会主義的な助成制度は止めなければ意味が無いと思う
飲食業界は規制らしい規制というのは見当たらない
例えば飲食業を始めるために必要な資格は食品衛生責任者の資格があるが
1日講習に行けばそれで取得できる。その他の営業許可は保健所の厨房に関する検査があり、店舗の消防管理者も2日の講習で取得できる
それ以外の参入規制のようなものは何もないが、保護もない
それで現状の飲食業が良いか悪いかといえば、どうなのだろうか?
労働環境があまりいいとは言えないし、競争が盛んではあるが
それでも儲かっている人がたくさんいるかといえば、そんなことは無いと思う
まあ、むしろ少し出店制限をかけたほうが、雇用も守られるし働く人の給料も上がる
かもしれないと思う、今の飲食業界は明らかな競争過剰だし、参入してくるべきではない業者さんもたくさんいると自分は思う
まあ、規制する法律を作る政治家さんや官僚さんにとって、チェーン店規制や参入規制を作ってもオイシイところは何一つないだろうから、そんな規制は永遠にできないが
規制がない世界がそんなに素晴らしく、景気を良くするかといえば
決してそうではないことは自明のことかもしれない