夢が大事 | ステーキ居酒屋300BONE池袋店&新宿店のブログ

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300BONEは池袋と新宿にあるステーキ居酒屋です。毎日お店で作っているステーキや様々な料理のことを書いています。料理を見て食べてみたいと思ったらぜひお店までお越しください。お一人様歓迎です。

産業創世記の話というのは、どこの国のどの産業であれ、どの会社であれ面白いものだと思う

今の時代に比べれば、圧倒的に単純無垢な夢を描いた、一人の人間がその夢を追いかけて

会社を作り、店を作り、苦難を乗り越えながら成長していくのだから

そして成功の結果はすでに自分たちは知っている物語だ


江戸の昔でいえば勧善懲悪のお話とおんなじだろうか?


飲食業に話をシフトさせれば、最近、聞く 飲食業チェーンオーナーの成り上がりさんたちの話は

自分には面白くもなんともない話が多い


それはそれなりに夢も希望もあって始めているのは分かるが

その結果できた店を見れば、それほどのオリジナリティーも個性も見えてこない

見えてくるのは、それで儲かったというビジネスとしての会社経営


こう言っては失礼かもしれないが、誰かが考えたステーキチェーンを買い取って上手くいっていたり

すでに出来上がった回転寿司業界に工夫を加えて


ビジネスとして成功することは、もちろん素晴らしいことではあるのかもしれが

歴史に名を残すようなことでもなんでもないな~

と思うし,そのビジネスが次の世代に夢を与えることもないと

自分は何となく最近思うことがある


まあ、もともと飲食業のチェーン化というのは好きではないが

もしそうするのであれば、もう少し夢のあるビジネスにはできないもなのだろうか?


あまりにも夢も希望もなくて、げっそりするし、そうした日本のお金儲け主義の飲食業が

良い飲食店も育てなければ、良い飲食店をつぶしていることも事実


個人店で始めた、その人の素敵な思いがあふれた飲食店というのが

生き残る可能性や確率は、今の個人店を取り巻く環境ではわずかしかない


大型と名のつく商売は、自分からみると文化の壊し屋のように見えるこの頃だ