介護現場での研修。
事業所によって様々な研修があると思いますが、
私自身がデイサービスやショートステイでの研修を通じて学んだことのなかで、
想像以上に介護の仕事の難しさを実感したことがいくつもあります![]()
そのひとつについて書きたいと思います。
●お茶・水分の提供
利用者様にお茶や水などをお出しすればよいのでは?と入職してすぐの私は単純な一業務と
思っておりましたが、注意する点や利用者様一人ひとりについて知らなければいけないことが沢山あることに
徐々に気が付いていくことになりました![]()
・温度が適温かどうか。熱すぎずぬるすぎず。(熱いのが好きという方には合わせます。)
・急須で提供する場合の濃さ
・トロミ付け(むせ込み、嚥下状態等の理由でそれぞれの状態に合わせたトロミをつけます。)
・コップの位置(脳梗塞等で片麻痺がある場合、取りやすい方に置きます。)
・自立支援のためにある程度可能な方にはセルフサービスで提供(不安な方はときに見守りが必要)
・身体的な障害や認知症状により自力で飲むのが困難な方へのお声かけや介助
・夜間トイレが近いから飲まないのよとおっしゃる利用者様への水分の促し
・コーヒー・紅茶などを提供する場合の糖分(糖尿の方への注意)
といった具合にただお茶をお出しすればよいというものではありません![]()
もちろん、いきなり覚えらるわけはありませんので、先輩方に聞いたり、個人個人の介護計画書と呼ばれる書類を見たり、
失敗を重ねて覚えていきますので、これを読んでいきなり不安になることはありません。
そして大変なことばかりでもないのが、介護の仕事の面白いところでもあります![]()
上記のことについて、少しずつ覚えていくと、
・「私は熱いのが好きなのよ、最初はわかってもらえてなかったけど、今は○○さんは私のことわかってくれてるのね。」
・「いつも持ちやすいところに置いてもらって助かるよ。」 麻痺のある利用者様から。。
・「家では水分とらないから、助かります。」認知症や夜間のトイレを心配し水分を控えてしまう利用者様のご家族様から。。
なんて言葉をいただき、嬉しさや、やりがいになったりもします![]()
単純なお茶、水分の提供という作業が、一つの大切な業務になる瞬間です。
同じような環境で、これから、もしくは今まさに現場に入職されたばかりの方の参考になれば幸いです![]()