原料米 会津産米チヨニシキ
精米歩合 65%
日本酒度 +1~+2
アルコール度数 15.3度

明治 2年(1869年)創業の榮川酒造。
蔵元5代目の宮森久治は、昭和末期に酒造りに適した水を求め会津一円を歩き回った。磐梯町に慧日寺(えにちじ)とういう寺があり、平安時代初期9世紀頃には数千人の僧兵がいたともいわれている。
久治は、集落あるところに名水ありと目をつけ調査し、酒造りに最適な水がこの地にあることが分かり、ここに蔵を移転することを決断。その直後にこの地の水が日本名水百選に指定されたそうだ。🌟


純米酒 榮川は、磐梯の良質な水でつくられた地元会津産米チヨニシキを使用。米の旨さと酸味が調和し、まろやかで膨らみのある味わいに仕上がっている。 🎵


蔵元のHPを見ると宮森久治の手書きの挨拶文が掲載され、この酒を好んで飲んだ鹿児島出身の歴史作家・海音寺潮五郎(かいおんじちょうごろう)が詠んだ「幾年を恋い恋いて来し、うま酒ぞ、その名 栄川、その名 栄川」との句が書かれていた。⁉️



読書は苦手だが、NHK大河ドラマとなった海音寺潮五郎の歴史小説「天と地と」は、その当時親父がテレビで見ていたような記憶が子ども心に何となく残っている …。