原料米 新潟県小千谷市産「越淡麗」(こしたんれい)

精米歩合 60%
日本酒度 +4.0
アルコール度 15~16度

越淡麗は、「山田錦」と「五百万石」を掛け合わせ、長年の研究を経て2004年(平成16年)に新潟県で誕生した酒造好適米で、県外不出とされているそうだ。

酒米の絶対王者と呼ばれる山田錦だが、その一方で収量が少ない、栽培期間が長い、丈が長く倒れやすい、繊細で病気しやすいなどのリスクも多く栽培面で難しいとのこと…。

新潟県の主力酒米である五百万石は、醪(もろみ)にしても溶けすぎることなく、すっきりと落ち着いた酒質になる特徴を持ち、派手さはないものの長年に渡り高く支持されている。しかしながら、精米したときに米が砕けやすいという難点があり、50%以下の高精米にはあまり向いていないとのこと…。


長年の研究を重ねて、この2大酒米のデメリットを補い、良いところを掛け合わせた酒米のサラブレッドが「越淡麗」なのだ🎵
 
 
田友は、小千谷市の棚田で育てた新潟県限定の「越淡麗」を使い、小千谷の西山山系の名水、杜氏・蔵人は小千谷の職人、蔵元は地元小千谷の「高の井酒造」とオール小千谷で造る日本酒で、米どころ新潟でも登録店でしか手に入らない限定品だそうだ。🌟

そんな銘柄が地元のスーパーにまだあったのだが、多分、お正月限定で販売した売れ残りだと思う (笑)