うさたの倉庫 -13ページ目

うさたの倉庫

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気が付けば…

引き寄せられるように、口づけていた。

ヒカルさん…の、黒目がちな目が
熱が有るかの様に潤んで、

私に向けられて…




触れてしまい、驚いた顔。

だけど、
ゆっくりと閉じられる瞼。
伸ばされた手が、私の胸元のシャツをにぎって、


好き…


と聞こえた気がした。






一度触れたら
二度、三度と止められなくて。

下唇を食むように唇の柔らかさを確かめれば、

「クリハラ…さん…」

熱い吐息の合間に名前を呼ばれた。




深く、

深く口づけていた。


私の名を呼び、薄く開いた唇に
差し入れた舌は甘い熱に捕らわれて、

「ん…っ、…ふ…」

息を継ぐ事も与えてやれぬほどに、理性を奪われる。

「はぁ、…ん…」

空気に足掻き、捩る身体を強く抱きしめて…
『貪る』
という言葉のままに、
餓えるように、あさましいほどに、



彼を求めた。





「ごめん…なさい」

その言葉が、私の耳に届くまで…。