おばさんの「秘密の花園」 | Hiroppeのブログ

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絵やマンガを描くのが好きなアラフィフ専業主婦です。

息子の発達凹凸の受容、道半ばです。義母から指摘されてからのありのままの感情の記録を残してあります。




義母はよく、「言えないことがあるのよ〜」という言い方をする。

脚がわるいから手術をしようと旦那がすすめた時も言っていた。

「産まれつきわるいんだから。理由はわかってるから。あんたには言えないけど」と拒否していた。

この時は、手術をしたくない為の苦しい言い訳でもあったけど、何かというと「言えないけど」と隠すような言いかたをする。

旦那は、「隠したいなら言わなきゃいいのになあ」という。

その通りだ、と笑ってしまった。

「秘密がある」と仄めかすのが好きなのだ。

気を引こうとしてるのかな。








河合隼雄の「子どもの宇宙」という本を読んだ。

10歳頃の子どもは、秘密を持つことをきっかけにして、アイデンティティを確立していくことがあると書いてあった。

「秘密の花園」「クローディアの秘密」「ふたりのロッテ」などの、
児童文学を例に挙げて説明されていてわかりやすかった。

秘密は、信頼できる他者と共有されることもある。





義母の「言えないこと」という表現も、この子どもがもつ秘密と同じようなものなのかな…とふと思った。





義母はまた、「今日来ることがわかってた」とか、「夢に出てメッセージを聞いた」とか…。
占い師か霊能者っぽいことを宣う。


最近では、私の母が「幽霊になって化けて出てきた」と手紙に書いてきた。

「だって、足がなかったの」とか…。(人の親を勝手に、ベタな幽霊にしないで😵)

義母は、いつも義父にえらそうにされている。何かというと「バカ」呼ばわりもされる。

自分のプライドを守るために見えない世界を作っているのかもしれない。

本当に妄想が見えていたとしたら、認知症かもしれないし、難しい…。



目に見えないものの世界は大人の「秘密の花園」みたいなものかな。

私も占いにハマっていた時期が長かった。

帰ってこれなくなる危険もあるけどね…。