2018.10.9 最後尾に文章を追加しました。
2018.9.26 13:15 記事内容を大幅に改変しました。
今から41年前の1977年9月19日の夜、能登半島・遠島山公園がある石川県宇出津(うしつ)町の海岸では、地元の警察官が総出で警戒に当たっていました。
沖合に不審な船がいるという情報があったからです。当時は北朝鮮からの密入国事件が相次いでいました。
しかし沖合を探しても不審船は見つかりません。
そんな中、海岸に近い旅館から2人連れの客のうち1人が戻ってこないと通報がありました。
捜査員が駆け付けると、明かりを消した部屋で在日朝鮮人・大山秋吉こと李秋吉なる男が1人座っていました。
男は外国人登録証の提示を拒否したとして逮捕。取調べを進めると「北朝鮮の工作機関から日本人の中年男性の拉致を命じられたこと」「東京都三鷹市役所の警備員・久米裕さん(52歳)を北朝鮮工作員・金世鎬(キム・セホ)に引き渡したこと」を自供しました。
この事件は後に宇出津(うしつ)事件と呼ばれた。
これは、日本の警察が北朝鮮による拉致事件を初めて認識した事件でしたが、検察はこの容疑者を起訴せず。
李秋吉が久米裕さんを無理やり連れ去った様子を目撃した証人もなく、肝心の被害者・久米裕さんは連れ去られて所在不明なので、当然ながら証言が取れなかったからです。
出典:2002年NHKクロ現の記事「埋もれた拉致」←記事リンク
外国人登録法違反で逮捕され、更に久米裕さんを北朝鮮工作員に引き渡したことを供述したこの李秋吉は、その後2012年ごろになんと日本への帰化が承認されました。
これはもう単なる「お役所仕事」で済まされることではありません。
帰化条件をもっと厳しくすると同時に、帰化申請者に対して日本国への忠誠を宣誓させ、日本国に対する裏切り行為には厳しく罰せられる条件をつけて署名させなければならないと思います。
拉致実行犯と判っていて帰化を許す現在の法制度を放置していてよいはずがありません。
我が国の帰化審査基準
1.素行が善良であること
2.独立の生計を営むに足りる資産又は技能を有すること
3.その者の永住が日本国の利益に合すると認められること
(注)日本人,永住者又は特別永住者の配偶者又は子の場合は,1.及び 2.に適合することを要しない。
永住許可を取得するまで上記の基準があるが、一度取得すると税金を滞納したり些細な罪を犯しても、剥奪されることはない。
上の審査基準をどう思われますか?↑
私は(注)の項目を不要であると考えますが、如何でしょうか?
申請者の夫や妻が日本人、申請者の夫や妻が永住者か特別永住者、または申請者が永住者か特別永住者の子供ならば素行不良の人物でも帰化審査に抵触しないということですよ。
◇
自称レイプ被害者の伊藤詩織氏(中華系出自の疑惑あり)が、米国や北欧や英国へ頻繁に出入国できることを考えると、彼女は日本国籍を有しているように思えます。
8月5日の拙ブログで疑惑を指摘したように、もし伊藤詩織氏が中華系の人物であり、自己破産の後に帰化できたのであれば、帰化審査に不正があったのではないかと勘ぐってしまいます。
ついでにひとこと。
帰化も永住許可も指紋押捺を再開させるべきです。
2000年にすべての外国人登録書類に指紋押捺することが免除されましたが、これは間違った法改正だったと思います。
帰化申請や永住申請という重大事案の本人確認に「顔写真だけでよい」とする性善説で法律を作るべきではありません。
顔は変えられるのですから。
いつの時代もどこの国でも一定数の悪人は存在するわけで、特に我が国の場合は、伝統的ヤクザ組織(反社会団体構成員)の半数近くが外国人であることは公安の調査により昔から明らかでした。
その上、最近の東京ではチャイナマフィア・ロシアマフィアの台頭が常識になっています。
工作員や不良外国人の日本流入を防ぐ為にも、入国審査を含め全ての外国人登録において、指紋押捺義務を再開する必要があると思います。
◇
まとめ
スパイ活動禁止法が無い上に指紋押捺不要という現状ですから、「外国人による犯罪」や「外国人工作員や不良外国人による背乗り」が我が国ではやりたい放題になっていることを我々は自覚し、これらを正す法改正を進めるべきです。
参考
2000年(平成12)年末に起きた世田谷一家四人殺害事件では、犯人の血液や指紋の他、マフラーなどの遺留物が多数残されていたが未解決である。
この事件はDNA(血液)分析から外国人による犯罪であった可能性が高いことが知られている。