神奈川自殺対策会議

 

の横浜市版がポーラのクリニックに送られて来た。

ご案内状含めて全部公開します。

(最初捨てようとクシャクシャ)

 

第一印象は

なんか違う・・・

 

最近のTVでは、りゅうちぇるの時も市川猿之助問題の時も。

「ひとりでなやまないで、ころろのそうだんはここへ」

とかの案内がハンコ押したように、表示されている。

このような型どおりの指導は行政からだろうと思い、「厚生労働省+自殺+TV」で検索したらコレが出て来た。

ン!?もっと違う!

御上からのこのお触れの意図は、

「やたらマスコミが煽るんじゃない。」

「あとからの連鎖反応自殺を防止したい」

この魂胆であることは、明々白々。

臭いモノにフタ。

 

さて、

今回の神奈川自殺対策会議をみても、厚労省の対応をみても、

「コレって根本的対策か?????」

とギモンを感じるのは、私だけでは無いだろう。

 

医療には

①    対症療法(その場しのぎ。歯痛頭痛にロキソニン)

②    根本的治療(原因に対する根治療法)

③    予防的治療(読んで字のごとく、がんや心筋梗塞の予防の為の食事療法やサプリメントなど)

があって、厚労省も神奈川県も横浜市も①でしかない。

 

厚労省はもっと低能で、

④    臭い病根はフタをして見えないようにしよう。

の解決方法をとっている。

 

数日前、「日本人は世界一イジワルな民族と証明」のYAHOOニュースが流れた。

 

なぜ日本人はSNSで他者をバッシングし続けるのか.?

.「日本人が世界一イジワルな理由」

“強い不安遺伝子”と“正義中毒に弱い”という特徴がヤバすぎる。

 

なんていう情報が飛び交っている。

 

一般的に 人間の不安の要因は

経済的、バッシングを含めた所属社会での居場所の喪失、家族の要因、自己肯定感の喪失、将来への不安、などが考えられるが、

今の日本社会はこれらの多くの要因が降り注ぐように止めどなく毎日押し寄せてくる仕組みになっている。

 

8/20の寿での講演会で、その最後の締めくくりにお伝えしたこと。

 

寿では「多様性」とか「尊厳死」とか の言葉は、元々使われた経緯がない。

なぜならば、それが 当たり前の感覚で、20年もまえからみんなが「当たり前」として続いているから。

寿を訪れた多くの人がよく、「寿をみると、気持ちが楽になる」とおっしゃる。

寿では社会が現況も人も受容していて、正義中毒もない。

だから生きやすい。臭いはあるが呼吸がしやすい。

 

厚労省の推奨する

「いのちのでんわ」

はかけるとほとんどがお話ちゅうで、なかなかつながらないらしい。

 

御上は、でんわで自死をおもいとどまらせることが本当にできると考えているのだろうか?

それとも「なにも対策しないと、支持率が落ちるから、この制度でも作って周知しておこう」

「なにもしないよりバッシングは少ないし、マチガイではないだろう(正義中毒)」

とお考えなのであろうか?

 

一枚のリーフレット

「みんなの支えで自殺を防ごう」

をばらまくよりも、

 

根本的治療は、

日本人の常識、価値観、心の寛容さ、柔軟性、 他者を認容できる。

ための学校教育 マスコミ報道 社会への周知

にカネと人をつぎ込む

ことではないかな?

 

「多様性」ということばが、もしも当たり前すぎて死語になるなら、

その時自死は、特に若い人の自死は間違いなく減る。