叫び( ̄□ ̄;)!!

7/3、 休日診療所の勤務を終えて、ゆうがた、いつもの空き地にゴールデン達を連れ、妻と散歩。

この時間になると、どこからとなくワンちゃんが多数集まってくる。




左の少し色濃いのがシェ(女のこ、2歳)。向かって右がル-(男のこ1歳)。


シェは人が好き。

ルーはイヌとボール追いかけ走りが大好き。


特にお友達のボールがたまらなく好き。


お友達のカエルボールを追いかけて、とってきて、もぐもぐしてたところを飼い主さん達数人がみてた。


ひとりの経験者の女性が、

「のんじゃうわよ」


と警告してくれた瞬間、 ルーは数歩走った。 ボールが地面に落ちた形跡はない。

くるりと振り向いて、こっちへ走ってきたルーの口にはカエルはいなかった。


そこは、丈の短い草地。

みんなで、探したが、ないガクリ


「食べちゃった・・・・」


一同 青ざめた。

カエルボールの持ち主の飼い主さん

「ごめんね。ごめんね。 」


帰宅して、ネットで検索。

塩マヨネーズが、オキシドール飲用が・・・


医療者として36年だが、 患者がボールのんじゃった経験はない。


なにが、いいのかわからないが、とにかくオキシドールで成功した経験談が多いので、

私が口を持ち、妻がさじでのませた。


「ゴックン」

20秒くらいで、ウグッ ゲーロ。

泡沫状のゲーロは出るが、肝心のカエルのケロちゃんは出てこない。


もう一回やるのは忍びない。

「どうしよう・・」


早くしないと、腸におりたらイレウスだ。


かかりつけ医にTEL.

「本日院長不在で、麻酔かけられませ~ん」


夜9時まで開いてる クリニックをネットで見つけた!


そこで、とったレントゲン
みなさん もぅおわかりですよね。

ルーちゃんの胃袋にはまん丸い7cm大のボール。


はけないだろ~。これは。




「内視鏡鉗子でボールつかまらないだろうから、 レーザーでまずボール砕いて」


なんて、素人考えで、

立川のレーザー内視鏡の達人 渡辺動物病院の院長さんまで 電話しちゃいました。

「ボールがレーザー熱を帯びて、胃壁にやけどができます。おすすめしません」

ご親切にお返事いただきました。


ということで、ルーは昨日胃切開手術に。


昨日は1日中落ち着かない日でした。


無事に手術は終わったそうです。


今日、仕事が終わったら、おみまいに(行きたい!!)。


完全に患者さんの家族の気持ちを味わってます。

患者さんなら喜ぶけど、まだ退院できないルーは

「なんでまたおいてくの??」

と思うかな。

だったら、行かない方がいいかな・・・。


「あー心配だ。」 はやく食べられるようになりますようにビックリマーク