獣医療の発達や室内飼育の増加、ペットフードの質の向上など様々な進歩により、ペットの平均寿命は飛躍的に伸びています。
東京農工大の調査によると、平成2年に【犬：8.6歳】、【猫：5.1歳】であった平均寿命は、平成26年には【犬：13.2歳】、【猫：11.9歳】と、犬では1.5倍に猫では2.3倍にも伸びているという結果が出ています。
一方ではそれに伴い、人間と同じくペットにも高齢化の波が及んでいます。
例えば、身体機能の衰えにより、トイレや食事の問題、さらには介護の問題も発生しています。
確かに介護による飼い主さんへの負担は大きなものかもしれませんが、大切な家族の一員であるペットが長く生きてくれることはとても幸せな事です。
少しでも長い時間をペットと共有できるようになった幸せに感謝をして、老後の生活への準備といったものも、今後は考えていかなくてはいけない時代になったのだと思います。