著:顎木あくみ
出版:ポプラ文庫ピュアフル
武陽というの下町の一軒の小さな店を経営する老師、燕雲の弟子であるまじない師見習いの珠華。珠華は、生まれながらに白髪、赤い瞳のため幼い頃から鬼子と言われ忌み嫌われてきたが、燕雲のもと真摯にまじないを学び、その実力を高めてきた。
そんなある日、絶世の美貌をもつ若き皇帝の白焔が店を訪ねてくる。その際に、珠華の腕を見込んだ白焔は、自分にかけられた呪いを解き、後宮の怪事件も解決して欲しいという相談を珠華にもちかける。果たして珠華の返答は…。
と、こんな感じのお話です。
「私の幸せな結婚」の顎木あくみさんつながりで読んでみました。
やはり同じ作者さんなので、主人公の根底として同じものを抱えているのかなと感じました。
世界観が、煌びやかで登場人物も多くの人が明るくポップな感じです。
見所は、ファンタジー要素もあり、中国の時代劇要素もありで美味しいなってとこですかね。
育ちも性別も身分も見た目も違くてもなぜか惹かれ合う関係って不思議で素敵ですよね。