もう10年前になるんですね、この記事書いたのは・・・
今回はおけいこというより、自主練でした(笑)
昨日家に帰ってみると、メモ用紙に妻(音楽はズブの素人)の走り書きがありました。
ハイフェッツ独奏、ライナー指揮、シカゴ響演奏
チャイコフスキー作曲、ヴァイオリン協奏曲
第1楽章:
後半のテクニックは見事だが、前半はさらっとしすぎ感あり
オケのレベルなのかオケとの相性なのか
演奏が素晴らしいのに心が鳴らないのは何故か?
第2楽章:
テクニックは素晴らしいけど、ちょっと奇麗すぎやしませんか?
第3楽章:
お見事!だけど何やらサザエさんがおらん?笑(原文のママ)
なんとなく、的を射ているような気が・・・(爆)
次のページをめくってみたら・・・
スターン独奏、オーマンディ指揮、フィラデルフィア管演奏
チャイコフスキー作曲、ヴァイオリン協奏曲
第1楽章:
のびやか、艶やか、エレガント、ハイフェッツと全く違う。
オケもgood!一音一音が美しく聴こえる!心が鳴る旋律。
(10年前のフィラ管好きのブロ友さんがこれを見たら、
きっと涙を流して喜ぶことでしょう(再爆))
第2楽章:
1楽章とのつながりがよく、この楽章を際立たせている。
very good!
第3楽章:
せっかくならヴァイオリンもう少し粘ってほしい、
パンチも欲しいかな?
なるほど~結構気に入っている様子ですwww
さらに次のページには・・・
シェリング独奏、ハイティンク指揮、アムステルダムコンセルトヘボウ管演奏
チャイコフスキー作曲、ヴァイオリン協奏曲
第1楽章:
オケはのびやかに入ってくるが、表現は荘厳かつ繊細
独奏は一音一音聴かせるのに、スターンよりさらに艶めく感じ
音色は美しくかつ真面目、高音の鳴りはgood
オケとの相性も良好で、まるで上質なグランクリュのワインのよう
(音のソムリエになったん?(大爆))
第2楽章:
少々はっとさせるような演奏
とても奇麗でぴったりと合っているのわわかるけど
もう少し泥臭くてもいいかな?
第3楽章:
美しく澄んだ湖を泳いでいるような感じの演奏
でもやっぱり粘りも欲しかったなあ・・・
シェリングさんは私の一番好きなヴァイオリニストですが、
このチャイコンやあまりにもそっけないメンコン・・・
(実はこのメンコンの記事を書いて時限投稿したのですが
記事ごと消え去ってしまいました(悲))
賛否両論あるのはわかりますが、楽譜の♪一つ一つを
大切にして弾いているシェリングさんの演奏、
どれを聴いても感動せざるを得ないような気がします。
まあ、いずれにせよ素人にしては良く聴き分けたものだと思います。
今回の「チャイコンのおけ~いこ」は、合格点と、言えよう!(大爆恥)