って、べつにキャッチ―でもないキャッチャーの話を
引き摺ってもしょうがないので、今日は「春」の話です!
私の中で二大ヴァイオリニストと言えば、やはり、
シェリングさんとグリュミオーさんです。
で、今日は結論はわかってしまっていますが、
お二人の「春」を聴いてみたいと思います。
まずシェリングさんから
シェリング独奏、ヘブラー伴奏
ベートーヴェン作曲、Vn協奏曲第5番「春」
聴く前から当然予想された通り、非常にキレのいい固めのスプリングです。
かといって音が耳障りなこともなく、この辺がシェリングさんの真骨頂なのか、
心の中が踊りだすような、快活な音楽に仕上がっています。
この辺りはヘブラーさんの伴奏の影響もあるかもしれません。
片やこちらはどうでしょうか?
グリュミオー独奏、ハスキル伴奏
ベートーヴェン作曲、Vn協奏曲第5番「春」
こちらは打って変わって、お値段以上の柔らかスプリングです(爆恥)
と言っても、流されたり沈み込むこともなく、
実に温かみを感じる音楽に仕上げられています。
ハスキルさんとのコンビの絶妙さは、モーツァルトのソナタ集で
十分感じておりましたが、舞台をベートーヴェンに移しても
この相性の良さは全く変わりませんね。
う~ん、どっちが好きなんやろう?
どっちも~と、言えよう!(大爆恥)