3学期、特に3月は先生方大忙し。
あゆみに※要録、クラス替え編成!
※指導要録。1年間の成績・出席日数などのまとめ。
あゆみの校内保存版のようなもの。
所見欄は保護者の閲覧がないため、結構忌憚なく書かれます
今回は、
「あの子とクラスを離して欲しい」問題について、取り上げます。
そのまんま、「あの子と同じクラスにしてくれるな。」
とは、言い難いですよね
担任としても、受け取りづらいお願いです。
「何でも誰でも、
何てことはできないからね!
「あの先生ならクラス編成の要望が通る。」が広まり、
一人二人ではなく三十人から要求されたらと思うと恐ろしい!
先生によっては、
この直訴が悪手になることもあり得ます。
それは、
「保護者が学校の決定に口を出すなんておこがましい!」
「そんな子育て、過保護すぎるわ!」
といったベテラン女性先生が少なからずいらっしゃるからです、、
下手すると、翌年の申し送りに、
「要求が強い保護者」という烙印を押されかねない、、、。
では、どうしたら良いか?
今!クラス編成を組み出す直前時期が狙い目!
「クラスを離して。」ではなく、
「子どもの友人関係に悩んでいます。」
決して、「クラスを離して。」とはおくびにも出さず、
事実だけを並べて相談を持ちかけましょう!
とすると、、?
クラス編成時に、
「そう言えば、この2人はこじれている関係だと相談もらったな。
なんて、方向になるかも?!
クラス編成の目的は、
パワーバランスが均等なクラスを作ることと同時に、
今年度のトラブルを次年度に持ち越さないことも一つにあります。
「今年度のこの2人のトラブルで、
となれば、しめたもの
じゃあ、どうやって相談する?
①連絡帳に書いて訴える。
オススメしません。
あまりに深刻な内容を書くと、職員室で回覧されます。
面白おかしいからではなく、
学年主任や管理職に回し読みしてもらい、
結構言いたい放題言われることもあるので、
(コピー取られて、教務手帳に挟まれることもあるよ!守秘義務、
あと、単純に長文の連絡帳は嫌な予感しかしないので、
あまり貰いたくないのが本音です、、、。
②電話相談・面談
「ご相談したいことがあるので、
くらいの連絡帳でお知らせしてから、電話をかけるのがベスト。
また、面談の約束を取り付けるでも良いです。
面談は一番深刻度が高いので、
その方法だけでも悩みの重さを伝える手筈になるかも。
願わくば、16時〜17時で!
この時間帯は割と個人の裁量がきくので、
先生方も余裕を持って、話を聞いてくれるはず。
(※全学年5時間授業の15時〜16時は、
電話出られなーい!)
(一応、法規上は大体16時〜
基本17時ごろが退勤時間です。
保育園のお迎えがある先生もいらっしゃるので、
(17時なんて滅多に帰れないけどね!)
それでも、一緒のクラスにされてしまったら?!
少なくとも、
新しい学級で人間関係のピースもまたバラバラになるので、
その辺りに期待を込めた編成なのかもしれません。
最後に、この「クラスを離して問題」だけでなく、
上手く担任を扱う(ひどい言い方だな)には、
【いい気持ちにさせて、こちらの要望を通す。】
です!
頭から、「先生のせい!何とかしろ!」と怒鳴り込まれるより、
「先生だけが頼りです!お願い!」の方が、
人として尽力しようという気持ちになりますよね。
中にはまじ許せん!って先生もいますが、
まずはこの手で、、、。
余談。
たまにドラマなんかで、
教育委員会に訴えるぞ!えぇ、それだけはご勘弁!
みたいな現場教員が恐れおののくみたいなシーンがありますが、
どちらかと言うと、
めんどくさいことになった、、、
教員間は馴れ合い組織なので、内部で敵対することはありません。
更に全く関係ない余談。
本日、劇場版3回目に行ってきました!
何とか興行収入を上げて、次回作も作って欲しい
後ろのジャスティスは娘作。
興味はないけど、作るのは好き!だそうです。
武器も早よ作ってあげてくれ!