娘、読了!守り人シリーズ。
娘の薦めで読みはじめましたが、
久しぶりにファンタジージャンルでハマりました。
既存のファンタジーを嫌厭していたのは、
読者の経験に頼った世界観で綴られるファンタジーが多かったからです。
とりあえず剣、魔法、中世の雰囲気を書いておけば、
あとは読者の補完に任せる!といった稚拙なファンタジー作品が多い中、
守り人シリーズは違いました。
風土、地理、産業、国々の政治の成り立ち、伝承、風俗文化のオリジナリティが素晴らしく、
物語の面白さと同等に、これらの国々を想像することを楽しめました!
(地政学もかなり突っ込んだところまで書かれているため、
現実の国々の歴史と勘違いしそうになるくらい。)
読書で国語の解答力は磨けないとは再三言っているものの、
文章を理解する力はつくと思います。
上記のような複雑な国々のあらましはもちろん、
バルサの戦闘シーンはかなり読解力がないと、情景を読み解けないです。
そんな娘が現在夢中なのはこちら。
振り幅大き過ぎ
私は不勉強なので、乱歩というと、
芋虫、人間椅子、屋根裏の散歩者、D坂の殺人事件ぐらいしか
読んだことがないです
娘もちょっと精神年齢を重ねたせいか、
二十面相の裏ギャグ感が分かるようで、大爆笑しながら読んでいます。
(大槻ケンヂ氏の乱歩考察を読んでいるので、
いかにそれどうよ!?的におかしいかだけは私も知っています)
第1巻の初版は、なんと戦前でした。
100年近く経っても小学生を魅了する乱歩先生、素晴らしいです!
最後に、冬休み中に読んだ「アドルフに告ぐ」。
母も久しぶりに読んだけど、名作〜!
一応中受生へのオススメポイントは、
ナチスやホロコート、戦前戦中の日本の雰囲気が分かる、
ということでしょうか。
あんまり学習!学習!というよりも、
素直に漫画として楽しんで欲しいとも思いますが、、、。
丁度お休み中で時間があったため、
ここぞとばかりに映像の世紀も観せました。
「ママ、ヒトラーだけでなくてゲッペルスもゲーリングも漫画そっくり!
手塚先生、すごいね!」
娘よ、注目するところ違う
数年前に毛沢東にどハマりしたこともあって、
独裁者繋がりで毛沢東、スターリンと色々観てもらい、
母の趣味に付き合ってもらった冬休みでした。
母「毛沢東は4回も結婚したあと、晩年は秘書の若い女性が付き添っていたんだよ。」
娘「その情報、いらなくない?」
母(うん、そう思う、、、)