悲報。

娘の大好きな「コズミックフロント」が終了してしまいました悲しい

 

新番組は「フロンティア」。

宇宙に特化した番組から、学術全般になってしまい、

ちと悲しい。

 

それでも、興味はないわけではなさそうで、視聴しています。

娘が観ている横で私もチラ見。

 

 

 

今週のテーマはコレです。

 

 

 

 

中でも目を引いたのは、こちら。

 

【AIは学習した単語を並べ替えることで、

思考力を獲得できる。(その数は数兆パターン!)】

 

 

 

これは逆説的に、人間にも当てはまるところがあるのでは?

 

乳児期からたくさん言葉のシャワーを浴びたり、

絵本の読みきかせをされたりしたお子さんは賢い!なんて聞きますよね。

 

これをAIの話に当てはまると、

言語の獲得数が高い=それだけ思考力も高まるということでしょうか。

 

 

 

伸学会の菊池先生のYouTubeで、

英語の早期教育を話題にした番組があります。

 

その中で、こんな追跡調査が紹介されていました。

 

【海外移住した数十組の親子(児童)の英語力を数年に渡って追う。

その結果、日常会話はどの子も移住1〜2年で出来るようになった。

しかし、学術的な作文や会話といった論理的思考を伴う英語力の獲得には、

10年前後かかった。】

 

日本語とて、

抽象的思考が身につくのは11〜13歳ごろと言われているので、

英語でもそれぐらいかかることは納得です。

 

つまり、この調査からでも、

思考力の育成には、長期間かけた言語の獲得が必要とされていることが分かります。

 

 

 

余談。

 

個人的な経験ですが、

確かに語彙が少ない子ほど、

学力が低い(思考が浅い)というのは肌で感じることがありました。

(そういう子たちほど、言葉不足で誤解し合い、喧嘩も多かった!驚き)

 

 

 

では、児童期における言語の獲得に有効なのは?

 

読書、だと思います。

 

読書は受験勉強には直接的に影響しない、

ということに触れた記事を以前書きました。

 

 

 

 

 

つまり、読書は目の前の読解力・解答力向上には結びつかないが、

思考力を伸ばすという観点では、

学力向上に大いに役立つのではないでしょうか。

 

 

全国学力状況調査でも、

【読書をする・朝ごはんをちゃんと取る子】の方が学力が高い結果が出ています。

 

 

 

読書は、国語の成績を上げるためではなく、

多数の語彙を獲得し、思考力を高めることには有用ではないか?

というのが、今回の結論ですにっこり

 

上記の番組の再放送は、明日の夕方にあります。

ご興味ありましたら、ぜひオススメ指差し