初めてスマホから投稿するので、ドキドキ!

後で修正するかもしれません。
 

こちらの記事を拝見し、
最近読んだ本とリンクするところが多々あったため、リプログさせて頂きました。
 
遺伝と学力、、。
実際のところ、どうなのでしょう?
 
AERAの記事によると、以下の項目によって遺伝と環境の影響がそれぞれ異なります。
 
ここで注意なのが、環境について。
一言で子どもの環境といっても、家庭であったり学校であったり、
親であったり友達や教師であったり、更に習い事や塾まで様々!
 
 
そこをもう少し砕いて教えて頂いたのが、
こちらの本でした。
 
 
乳幼児期から思春期までの育児書です。
他書との違いは遺伝に絡めたお話を伺えるところです。
 
 
同書の中で、認知能力(学力)はこのように変遷するとあります。
 
 
 
児童期における遺伝<環境について
 
【児童期であれば、家庭で親から無理やり勉強(認知能力のトレーニング)をさせられることで、
 認知能力が一時的に高まるからです。そして、認知能力は本人がやり続けたいと思わなければ、
そのまま身につくものではないからです。】(抜粋)
 
 
 
児童期以降における遺伝>環境
 
【成人期までには、学校などの家庭外環境においてさまざまな 学習の刺激にさらされることで、
まだ発現していなかった遺伝的な素質がようやくあぶり出され、遅れて引き出されるからです。】(抜粋)
 
 
私が注目したいのは、家庭外環境の影響です。
10歳手前から家庭環境よりも家庭外環境が伸びています。
年齢的にはまさに通塾あたりのタイミングであり、反抗期の一歩手前ぐらい。
 
 
 
更に、性格への影響度は、、、。
 
 
 
家庭環境、イミなし?!
 
 
 
まとめると、
子どもに関して全責任は親にある!だから、アレもこれもやらせなきゃ!であったり、
成績が伸び悩むのは環境を整えられない親のせい、、と落ち込んだりすることは全く必要ないということです。
 
子どもたちは、家庭外の環境でたくましく吸収して成長しています。
 
10歳を越えたら、子育ての荷を少しおろしてもよいのでは、、?
 
 
じゃあ、遺伝ってなんなのよ?
という疑問にはこちらの本がお勧めです。
 
 
(帯のアオリすごい。)
 
1遺伝子でA病が発病する可能性もあれば、
数万の遺伝子の数万通りの働きを通してB病を発病する可能性もある。
 
何が言いたいかと言うと、
遺伝子は親が賢ければ子も賢いなんていう単純なものじゃないということが学べました。
 
 
また優生学などいかにこれまで誤った遺伝に関する情報が蔓延していたかということを、
ガッツリ自然科学の見地から解説されています。
 
 
更に、これからは、
 
【全て遺伝によって決まる。→レイシズム、階級格差の助長。】
ではなく、
 
【遺伝の影響なんて関係ない!→至らない原因を全て努力不足とする自己責任論。】
でもなく、
 
【遺伝の優位性を正しく理解した上で、みなが生きやすい世界を作る。】
を提唱されています。
 
 
遺伝と一口に言っても、親の遺伝子だけではなく、
その親、その親の数えきれないほどの遺伝情報が絡まりあっている。
 
何が発露するかは分からないので、
思い詰め過ぎない方が良い。
というのが、私の結論です。
 
だって、娘の顔は義姉そっくりよ!