いつ見ても素敵な校舎!
晃華学園文化祭にお邪魔しました。
私が見られた範囲の話で恐縮ですが、
受験生はあまり見かけず、
卒業しても訪れたい学校なんて、素敵ですね。
(予約サイトは満了だったので、
どちらかと言うと在校生のために開かれる文化祭の要素が強かった
入学したらこっちの方が子どもたちは嬉しいですよね。)
まず、娘が憧れる科学同好会と天文同好会に足を進めました。
以下、文化祭の様子と伺ったお話。
科学同好会
展示+ロウソク作りの体験が楽しめました。
母は展示にビックリ!
マウスの解剖と標本作りの展示発表がありました。
これまで私が伺った学校では、
アジ、イカ、豚、カエルはあれど、マウスは初めて、、、
しかも解剖のみならず、その後標本作りまで!
ポリデントで肉を溶かすそうです。半年がかりの作業だったとか。
結構グロテスクな写真だったので、目隠しされていました。
(そしてそれを躊躇なく開けて見る娘、、、。
私は斜向かいから薄目で見ました。うん、グロい!)
晃華の生徒さんの好奇心に脱帽です。
あと、これも初めて見ました!
メダカの透明標本!↓
すごい!美しい!(語彙はひどい)
他にも化学、プログラミングに関わる展示発表や、
女子校の理系教育は共学・男子校に一歩及ばず?
という印象を覆してくれる同好会でした!
こちらは部員さんから伺ったお話。↓
◯活動は、生物班やプログラミング班、
興味次第で班の横断は可能。
(早実の科学部と同じですね。)
◯週一回の活動なので天文同好会と兼部する子が多い。
(晃華は同好会と同好会、部と同好会の兼部は可能。
◯生態調査で江ノ島へ、また全員で科学館に行くような課外活動もあり。
◯部員数は60名前後。
こちらは理科の先生のお話。↓
◯東日本震災以後、理系志望が増えて、
現在は4対6くらいで文系が若干多い。
◯ボランティア活動が盛んな学校なので、
◯中学の間は実験→まとめの繰り返しで、
天文同好会
簡易天体ドームが設置されているので、
生徒さんが澱みなく、脚本もなく、
スラスラと天体の説明をしてくださいました。
堂々としていて、カッコいい!
展示発表もしっかり調べているなぁという感じで、
(現在進行形のアルテミス計画からアポロ計画まで。
特に星の寿命に関する発表に目をひかれました。)
他にもオススメプラネタリウムの紹介や、
水星・金星における体重測定コーナーなど展示。
(市販体重計にメモリを水星・金星仕様にカスタマイズ)
特に他校と異なって素晴らしかったのは、
部員1人ひとりが書いたレジュメが無料配布されていたことです。
「わ、星綺麗!見るの楽しい!」
◯部員数は30人くらいで、活動は週一回。
◯夏は八ヶ岳で天体観測。冬は学校に泊まって、天体観測。
(晃華のYouTubeに上がっていました。)
この他に目立ったな出店といえば、
校訓通り、ボランティア活動が盛んな学校です。
以前、
「本校のボランティア活動は全て生徒の意志ではじまり、
というお話を先生から伺い、若干半信半疑でした。
(私の心が狭いので。)
今回福祉関係のお店の生徒さんに伺ったところ、
その通り!
全て、生徒さんが発端になって行われているとのこと。
(みんな天使やん、、!)
私が購入させて頂いた商品はこちら。↓
点字が印刷されたポチ袋。
福島県いわき市の企業とのコラボ。オーガニックコットンのタオルハンカチです。
他にも「再生チョーク委員会」や「不要文具の回収」など、
多岐に渡った活動をされています。
最後にご紹介するのは、
ガッツリ展示されていた中3生の卒業論文!
8000字にまとめて提出するとのこと。
「多摩ニュータウンに子育て世代を取り戻すには」
「プロアスリートの引退後の人生」
「ジェネリックと先発薬の違い」
「ウサギが好む玩具実験」
などなど。
洗足の文化祭で見た論文テーマに負けずとも劣らずな、
おもしろテーマ満載でした。
コツコツ勉強させる学校と伺っていたのですが、
受験勉強以外にも探求的な学びがあると分かり、ますます好きになりました。
(そう言えば見学会で、こういった学習が身を結び、
今年東大に推薦で合格した生徒さんがいらっしゃると聞いています。)
娘に生徒さんの印象を尋ねたところ、
「みんな大人っぽい。」
でした。
その印象通り、真面目でしっかりした生徒さんが多いなぁと、
私も思いました。
(そのしっかりっぷりが娘には大人に映ったのでしょう。)
それから、言葉遣いの美しさにもハッとしました。
「私たちが合宿させて頂いている、、、。」とか、
「わざわざご足労頂き、ありがとうございました。」とか。
ワタシ、10代の時にご足労なんて単語シラナカッタヨ、、、、
先週は4校の文化祭に参加させて頂いたので、
しばらく文化祭レポが続きます!