漫画家になりたいわけではないのですが、40年以上に渡り革新的な漫画を世に放ち、
一定の指示を得ている人のノウハウや知見は、漫画以外の創作やビジネスに活かせるものも大いにあるのではと思い、
この本を手に取った。
その読みは間違ってなかった。
創作の神髄、仕事人としての揺るぎない信念がここにはありました。
すごく面白くて、通勤時間だけ使って2日で読み終わりましたが、共感できる事と気付かされる事のオンパレードでした。
とても刺激になりました。
よく「アイディアが枯れた」という人がいますが(僕もそうですが)、それは違うと著者はいいます。
直接的にアイディア自体が枯渇することはない。その物事に興味が薄れて来ているから、結果としてアイディアがなくなる。
そう断言しています。
つまりは、アイディアを出す努力をするのではなく、興味を持ち続ける努力をすることが肝要であるということです。
全ての物事に通ずる情け容赦ない言葉だと感じました。
天才などほぼいない世界、みな似たようなポテンシャルで戦っている社会。
そこで勝つ秘訣を種明かししている本だと思いました。
すべての創作者、表現者、仕事人に読んでいただきたい一冊です。













































