「80's Rider」へようこそ!

 

ようやく中古のアッパーカウル、右サイドカウル(こちらは色違い)が揃ったZX-9R。

どちらも少々の傷はありますが、転倒してバッキバキのパーツよりかは遥かにマシなので、再塗装の準備がすすむまではこの外装で茶を濁します。

(;^_^A

 

外した外装類は後輩君が譲り受ける前より前オーナーの施工した補修跡があったので、どのみち交換予定ではありました。

アッパーカウルも再塗装した形跡があり、そのとき車名のロゴステッカーを剥がしたのでしょう、車名の「ZX-9R」、通称「ユメタマ」ステッカーが貼ってありません。

純正ステッカーはなかなかのお値段しますし、無くとも性能や機能とは無関係なので、そのまま放置されたのでしょう。

 
 

 

僕自身も、車名ステッカーなど不要、と考えてはいるものの、今回はなんとなく作ってみようかな。

そんな気になりました。

あくまでも「純正っぽいステッカー」ですので、暇な人はお付き合いください。

 

さて、「純正っぽいステッカー」とはどんなものを指すのかと言いますと。

自分は古いカッティングプロッター、「クラフトロボ CC200」を所有しています。

これはWindows XP時代からの遺産で、かなり古いものではありますが、有難い事に64bitのWindows 11環境でもまだ使えるので、こいつを使ってカッティングシートで制作した「そっくりさん」の事を言います。

 

とはいっても、本物そっくりにデータを作るのは至難の業。

そこでインターネットに溢れるロゴデータを駆使します。

 

一番初めにやる事は、Google先生にお願いして、「ZX-9R」のロゴデータを探します。

キーワードは「ロゴ」、「ZX-9R」、「SVG」これをGoogleで検索します。

探しているのはSVGファイルというもので、ベクターデータで形成されたロゴデータになります。

 

インターネット上には様々な企業、ブランド、商品名のロゴデータがフリーでアップロードされています。

主にイラストレーター形式、SVG形式のものが多いのですが、クラフトロボの編集ソフトではこれらのファイルを開く事ができません。しかし、かろうじてDXF形式には対応していますので、この機能を使って読み込み、編集を行います。

 

それにはオンラインの変換サービスを利用して「SVG」形式から「DXF」形式へ変換、出来上がったファイルなら付属の編集ソフト「ROBO MASTER」で読み込む事が可能になります。

 

今回はこちらのサイトにお世話になりました。

 

変換が完了し、DXF形式へ変換されたデータファイルをダウンロードし、いよいよ作業に取り掛かります。

付属のデータ作成ソフト、「ROBO  MASTER」を起動し、ファイルからDXF読み込み、でファイルを読み込みます。

 

すると、サイズがデタラメな寸法になっていたりしますが、これはベクターデータなので拡大、縮小が自由自在です。

目的のサイズに整えたら念のため、独自形式で保存しておきます。

あとはカッティングシートをセットしてカットすれば完了です。

 

カットが無事に完了したら、不要部分の除去作業を行います。

この作業は予想外に大変な作業になります。

作業効率を上げる為には、不要部分を剥がしやすくする為のカットラインを追加するなどの工夫が必要となります。

こういう細かいノウハウは製作経験を通して身につき、モノづくりの偏差値アップに繋がるのではないかと思います。

 
 
白い台紙に白色のカッティングシートなのでよく見えないですねぇ
肉眼でもよく見えません笑)
それと、カット圧の数値が大きかったのでしょう、刃が部分的に台紙を突き抜けてしまっています。
カット圧と速度の調整は一発で決まる事がなく、尚且つ適正な調整をしないと仕上がりにもろ影響します。
 

 
転写シート(リタックシート)を上から貼って転写します。

 
上手く転写できました。
あとはこれを本体に貼れば完成です。
綺麗に貼るには霧吹きを使うと失敗しないのですが、今回はテストなのでそのまま貼っちゃいます。

 

 

最新のカッティングプロッターなら編集ソフトが素晴らしく、こんな面倒な手順なんて踏まずに、一発で読み込み可能ですので、今回のアナログなやり方は旧機種を使っている人向けです。(笑)

やっぱり機械は新しい方がええですなぁ

 

リペア予定のバキバキカウルに貼ってみます。

サイズ感もちょうど良い感じかな?

欲を言えば立体感とかそういう表現ができれば欲しいかな。

 
一応完成。どうやらこんな感じでよさそうです。
これにて「ユメタマ」純正っぽいステッカー完成!

 

 

応用すれば、バイク関連のステッカーが色々自作できると思います。