「80's Rider」へようこそ!
怪我の話と前後しますが、仕事仲間のT氏が遂に動き始めました。
彼は僕にGoose350を譲ってくれた友人。
2007当時、「DUCATI 1098」を10年ローンで新車購入し、筑波など走っていました。
Gooseを僕に譲った後、すぐにローンが残る1098を盗まれてしまい、暫くは大人しく安い中型車を乗り回していました。
息子さんはうちの坊主と同い年で、今年、ようやく子育てを卒業したばかりです。
そんな互いの共通点もあり、ここ数年、特に仲良くさせていただいています。
「終のマシンで最後にSSを狙ってるんですよ。」
「子育ての卒業後は何かSSを買いたいんだ」、それが口癖のようになっていました。
暖かくなってきたからちょっと近場でツーリングにでも行きません?
CBX1000パイセンも誘ってZX-9Rと三台で行きましょう。と珍しく彼から誘いの言葉がありました。
特に気になる様子でもなかったのだけれど、その晩、飲み屋の席でうっかり口を滑らせた彼が、
「実は、買っちまいました。」嬉しそうに呟いた。
「え?」
買ってしまいました~R1M、2015年式で10年落ちですが、走行2700㎞の極上品です。
なんと!
ヤマハのYZF-R1、それの「M」が付くほうって、新車価格が300万円オーバーのほぼレーサーじゃないすか!
なんでも出入りしている友達の整備士からの口利きで、120万円で買わないか?という良縁だったらしい。
近々納車と聞いて、僕も立ち会わせて貰う事にした。
モノについては1オーナー車。
最近、久々に筑波を走ったら1コーナーで転倒し、「もういいや」となったらしい。
10年間で2700㎞だとほとんど乗ってない。問題は転倒のダメージ次第だが、意外と破損個所は少なく、車体右側に数か所、マフラーとフレームのボルトが少し削れていたが、これはスライダーの装着で何とかなりそうな傷だった。
「乗ってみます?」
納車直後、T氏から有難いお言葉、直前にZX-9Rを入手したばかりで、好奇心がそそられまくっていたのだった。
早速跨ってみる。
サスは前後オーリンスの電子制御タイプ、こいつはすげぇ。
シート高860㎜、身長179㎝、体重71㎏の僕が跨ってようやく数ミリ動いたかな?程度の硬さだ。
僕自身、両足の踵が着かないバイクに初めて跨った。数ミリだがめいいっぱい足をまっすぐ伸ばせばギリ踵が着く。
ハンドルも低く、前傾姿勢はまさにレーサーそのもの、信号を簡単に見落としてしまいそうだ。
10年落ちとはいっても6軸センサーに電子制御てんこ盛りの200馬力もある化け物だ、すごいねー。
無論、市街地で全開走行など場違いではあるのだけれど、200馬力って奴に初めて乗ったものだから、ちょっとだけラフにアクセルを開けてみたら・・・・マジで身体が置いてかれるレベルの暴力的な加速を食らってしまった。
正直、思っていたよりも暴力的だったので、今のマシンに電子制御がついていなかったら素人ではまともに走らせる事すらできなさそう、それほど強烈な体験でした。
T氏はかなりご満悦そうでした。
極上の300万円オーバーのマシンをたった120万円で手に入れたのですから。
そんな訳で今年はダエグ後輩君がドイツへ行ってしまったけれど、T氏というSS乗りがリターンし、ZX-9Rと楽しく走れそう、そんなワクワクが止まらなくなりそうだ、と思っていた矢先の鎖骨骨折(-_-;)
早く治してツーリングへ行きたいなぁ。
僕の終のバイクはもう少し先になりそうだし。
もちろん、生きていれば、の話ですけどね。