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投資は自己責任で

〜 中長期保有前提で成長株中心の”ゆるい投資”を行っています。
  目先の株価を予測したり占ったりすることには、興味がありません。

アミューズの現時点の業績予想は昨年10月に発表された売上高465億円、経常利益56.4億円。3Q累計は売上高405億円、経常利益63.5億円でしたから、経常利益についてはなにか特殊な事情でもない限り、業績予想を上回る可能性が高いんですが、今のところ業績予想の上方修正を出していません。

業績予想の修正には東証が基準を定めています。「既存の業績予想に対して売上の10%以上の増減、または利益の30%以上の増減が予想される場合に業績予想の修正を発表する」というのが基準。あくまでも基準で、これ以下の増減でも修正を出す会社はあります。アミューズの前々年度の4Q単独は売上高94億円、経常利益5.2億円でしたから、上述の水準にギリギリ抵触していないのかもしれませんね。最高益となるのは、ほぼ間違いないんでしょうけど。

2016年3月期はサザンやPerfumeなどの看板アーティストが大規模なツアーを行うなどして、最高益となりそうですが、今期はその反動減で、減収減益を予想する投資家が多い状況です。できる範囲で利益を今期に先送りし、2016年3月期の業績を抑制した結果、上方修正基準に届かなかったのかも、と考えるのは穿ち過ぎでしょうかw。

BABYMETALや星野源など将来性のあるアーティストも台頭してきているし、今期の決算がどうなるのかは誰にもわかりませんが、アミューズの期初の業績予想はいつも超保守的。これまでの経験則では、アミューズはBABYMETALや星野源の急成長を、期初の業績予想に楽観的に反映させそうにはありませんw。
株価はこういった事情を織り込みにいったかのように、一時は最高値から3割以上も落ち込み、現在は少し戻してきているところです。週末の決算発表は、前期の決算数値よりも今期の業績予想のほうが注目ですね。

「BABYMETALで大幅増益」と安直に考えて株を買った人が、今期の業績予想を見て、慌てて売ってきて株価が大きく下げるようなことがあれば、中長期的には絶好の買い場となるように思います。もう少し買い増したいけど、そんなにうまくはいかないかな? BABYMETALがだんだん凄いことになってきて、応援したいという理由で買ってくる人も増えてそうですしねww。
エムスリーの決算は絶好調でした。各事業も順調、特に医療ポータルが再び成長軌道にのってきた点は注目です。

当期利益の前年比が27年3月期で+29.4%だったのに対して、28年3月期の連結業績予想が+13.4%となっていることを以って、成長鈍化とか指摘している人もいるけど、エムスリーの期初の業績予想はいつも保守的。これは決算説明資料にある「予算の考え方」にも書かれているとおりです。そもそも26年3月期決算時点に発表した27年3月期予想だって前期比+15.1%と超保守的でしたからねw(結果は上述の通り+29.4%)。

また、決算数や業績予想にサプライズがなかったことや、業績予想が四季報などの今期予想と比べて当期利益がわずかに下回っていることを懸念している向きもいるみたいですが、エムスリーの中長期スタンスの投資家のほとんどはサプライズなど望んでいないし、だいたい四季報予想なんて今どき信頼している人いるのかな?

エムスリーに限ったことじゃないけど最近、YAHOO!掲示板を見ていると、"材料"や"サプライズ"による株価の変動を利用して、ギャンブルみたいに短期売買を繰り返している人の情報交換?の投稿ばかりが目立ちます。エムスリーは中長期スタンスで保有している人が多いし、中長期スタンスならほとんど全員が儲かっている銘柄。短期の株価がどうなるのかなんて誰にもわからないんだけど、エムスリーのような優良銘柄を長期保有していれば、明日の株価なんて知らなくても大きな利益が期待できます。あれこれ予想して売買を繰り返すほうが、ギャンブル的な興奮(快感?)は得られるかもしれないけど、個人的には"興奮"より"利益"が好きですw。

しかし、決算説明資料にあるサグラダ・ファミリアの写真、説明会でどんな話をしたのかが気になりますねw。

今期のアミューズが減益となるとは思いますが、アーティストの活動状況とかから業績を予想することは困難だし、個人的に今期業績予想はしていません。アミューズの中長期的な成長性に投資しており、ビジネスモデルや環境が変容しない限り、保有するつもりです。コンスタントに成長しないことも、個人の売買が中心で株価がブレやすいことも、ある程度は覚悟して投資しています。中長期スタンスの投資家なら、こんな投資家も多いんじゃないでしょうか?

もともと期初予想を超保守的に出す傾向がある会社ですから、企業分析をしっかり行って投資している人たちでも、減益予想がでそうな今のタイミングは、ちょっと買いづらいですよね。分割で細かな売りが断続的に出やすい状況だし、BABYMETALに便乗して一儲けしようと考えた人たちの、狼狽売りや見境のない損切りも出てるみたいだしw。

アミューズは、アーティストの人気や活動状況に左右される人気商売で、毎年コンスタントに業績を伸ばすことが困難なビジネスであり、このことがPERが低い理由のひとつだと思いますが、YouTubeなどの抬頭でCDが売れなくなり、音楽業界全体が衰退していくのではと、誤解?されていることも理由なのではないかと考えています。

CDが売れなくなっている反面、YouTubeなどに刺激されて、ライブに足を運ぶ人が急増しています。アミューズのビジネスはライブ・コンサートのチケット売上とファンクラブやグッズの販売が大きく、新譜CDの売上なんて全体の5%程度。BABYMETALのCDが十数万枚売れたところで売上は3~5億円程度にしかならないし、アミューズの収入は更にその数分の一でしょうからw。

アミューズにとって重要なのは、アーティストを好きになった人がチケットを買ってライブに足を運び、グッズも買ってくれること。YouTubeやニコニコ静画で見て好きになってもらっても、アミューズにはほとんど問題がないわけです。このビジネスモデルは海外では一般的。先日の英Wembley Arenaでのライブで、BABYMETALの物販が過去最高の単日セールスを記録したというニュースがありましたが、「稼げるバンド」という海外でも認識が高まればギャラも上がり、アミューズの収益向上にも貢献してくるでしょうね。
ここの掲示板もBABYMETALのネタばかりになっている感がありますね。アミューズ株は出来高も少ないし、機関投資家がディーリングを手掛けるような株ではありません。日々の売買は個人投資家が中心で日経平均とかを見ながら付和雷同的な売買をする人も多そうw。分割直後の玉整理に加えて地合いも悪いから、株価低迷も仕方ないですね。

アミューズの業績は伸びていますが、所属する看板アーティストの活動状況に年度業績が左右されることなどの影響からか、予想PERはいつも低めで現在(4/11)は約10倍。

前期にサザンオールスターズやPerfumeなどの看板アーティストの大規模コンサートが重なった反動で今期は減益となることは以前から予想されており、株価も高値から相当下落しています。つまり、今期の減益はほぼ織り込み済みと考えるのが順当です。そもそもビジネスの特性上、アミューズは毎年安定的に業績を伸ばすことは困難ですが、中長期的な成長が期待できる会社です。
http://www.acpc.or.jp/marketing/transition/
アミューズの主戦場であるライブ・コンサート市場は急拡大を続けています。コンサートプロモーターズ協会の資料を見ると、ここ数年は景気や震災の影響もほとんど受けず、動員数、売上ともに右肩上がり。これは、縮小傾向に歯止めがかからないCD等のメディア販売とは対象的な動きです。

アミューズのHPにある決算説明資料によれば、チケット売上に加えてグッズ販売やファンクラブ収入なども急増しており、アミューズの成長を牽引しています。一方、新譜の印税収入はアミューズでも減少傾向にありますが、27年3月期でみると印税収入(新譜)は営業収入全体の5%程度ですから、メディア販売の低迷はアミューズの経営にはほとんど影響していません。日本では音楽業界の売上≒CD売上というふうに見られがちで、アミューズのようなビジネスの将来性を誤解している人も多いのかもしれませんねw。
YAHOO!ファイナンスに以下のようなニュースが出ました。
「GMOPG、レーティング強気を継続、目標株価8,800円に引上げ(日系大手)」
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20160315-17376918-ifis-stocks

「日系大手」がどこなのかは書かれていませんが、「目標株価は5,900円から8,800円に引き上げた。」とあることから、目標株価を5,900円としていた三菱UFJモルガン・スタンレー証券(三菱UFJMS)と推察されます。「日系大手」の目標株価を8,800円としたレポートは未入手ですが、三菱UFJMSは昨年8月と11月にレポートを出しています。以下、レポートをまとめた過去の投稿です。ご参考まで。
http://ameblo.jp/2sc372/entry-12066881958.html
http://ameblo.jp/2sc372/entry-12068762758.html
http://ameblo.jp/2sc372/entry-12099096461.html

三菱UFJMSのレポートは、長期業績予想を作成し、2020/9期の時価総額の予想値と妥当と思われるEV/NOPATから、予想株価を算出する手法です。1Q決算で確認された成長の加速を加味して、長期業績予想を作りなおした結果、目標株価が8,800円となったんじゃないでしょうか。

目標株価8,800円となると予想PERは140倍。PERしかみない人には異常な目標と思えるのかもしれません。PERにせよ上述の手法にせよ、ひとつの見方であり、どちらが正しいということではないけど、高成長企業の場合は特に、中長期の業績予想を加味して株価の妥当性を検討しなければ、片手落ちでしょう。

PERだけで割高と判断しての、いわゆる「値惚れ売り」は危険です。特にGMO-PGのように高成長を続ける株で、空売りをするのは恐ろしいですね。GMO-PGは昔から値動きにクセがあるし、最近は信用売残も多いですから。短期的に上昇するのか下落するのかなんて誰にもわかりませんが、フィンテック関連というだけでいろんな会社を一緒くたに考えて売買するのはちょっと乱暴ですね。

ひふみ投信の3月07日号の2016年2月運用レポートでは、2月末のGMO-PGの組入比率が2.25%。純資産総額974.32億円と月末株価6,360円から計算すると、ひふみ投信(マザーファンド)は1月末現在、GMO-PG株を約34.5万株を保有していることがわかります。1月末から+2.1万株と、久しぶりに買い増しをしていますね。

最近のひふみ投信の保有数、株価の推移は以下のとおり。
年月______月末株価_______月末保有株数________________組入比率
15年04月__3,105円___________37.0万株________________________2.43%
15年07月__4,065円( +960円)__35.4万株(△1.6万株)____2.03%
15年12月__5,790円(+1,725円)__32.5万株(△2.9万株)___1.95%
16年01月__6,200円( +410円)___32.4万株(△0.1万株)___2.01%
16年02月__6,360円( +160円)___34.5万株(+2.1万株)___2.25%

ここ最近、株価はジェットコースター状態です。フィンテックをネタに売買する人たちが増えたのも、この一因かも? 掲示板には買い煽りや売り煽りの投稿も目立つようになっているしw。

GMO-PGは以前から非常にクセのある値動きをする、ディーリングが難しい株。最近は値幅が大きくなり、ディーリングで大やけどをするリスクが更に高まっています。短期売買をギャンブルと割りきって楽しんでいる人たちには、こういう銘柄は面白いのかもしれませんw。ただし、最近はGMO-PGに限らず、傍からみるとギャンブルみたいな短期売買を繰り返しているのに、投資のつもりで大金をつぎ込んでいる人たちも増えているみたいで、なんだか怖い状況ですね。
BABYMETALのイギリス、ウェンブリー・アリーナ公演のライブビューイング(生中継)が行われます。会場はZepp Diver Cityを始め、全国のZepp(ライブハウス)で、4月3日朝4:30開演です。
BABYMETALは2014年7月のイギリス、The Forumでの公演のライブビューイングを行っています。この時は、Zepp Tokyoのみで、開演は朝4:00でしたが、平日の早朝にもかかわらず、かなり盛況でした。ライブ会場だとある種の没入感が得られるし、映画館より格段に盛り上がるみたいです。今回は日曜日だし、Zepp Diver Cityに限って言えば、朝まで近くの"大江戸温泉物語"の仮眠室にでもいれば全然OKだから、チケット入手は困難そうですねw。

さて、最近、いろんなコンサートのライブビューイングが、各地の映画館で頻繁に行われるようになりましたが、株式会社ライブ・ビューイング・ジャパンはアミューズの持分法適用会社(38%保有)です。アミューズの持分法適用会社はこのライブ・ビューイング・ジャパンだけなので、損益計算書の「持分法による投資利益(投資損失)」の項目に、この会社の純利益(純損失)の38%が計上されます。

3Qの損益計算書の「持分法による投資利益」は104百万円。前年同期は17百万円。前年度は上期に36百万円の損失を計上していた(多分、なにかの特損を計上)ので単純比較は困難ですが、前々年同期は28百万円なので、大きく伸びているのは間違いないでしょう。会場に入りきれなかったファンや遠隔地のファンが気軽に楽しめることに加え、映画館サイドにもメリットが大きいようです。

ライブビューイングについては、以下の「音楽主義」という業界紙(P28~)に詳しく書かれています。
http://www.nexus-web.net/ongakusyugi/pdf/068.pdf
この号にはBABYMETALのプロデューサー、KOBAMETALのインタビュー載っていますねw(P38~)。
アミューズは個人の短期売買が多い銘柄なので、BABYMETALが短期的な上げ下げに影響しているとは思います。BABYMETALに期待して、中長期保有を前提に投資している個人株主が増えていることも間違いないでしょう。

しかしながら中長期的にみると、1年前に比べて個人の株主数と保有株数が減り、国内外の法人株主数と保有株数が増えていること、また法人投資家の場合は単一のネタ(=BABYMETAL)だけでは中長期投資はしてこないことを考えれば、「アミューズの株価が底値から倍以上になったのは、BABYMETALのおかげ」と単純に考えるのは不正確では?、ということ。そんな風に考えたくなるほど、BABYMETALは可能性を持ったグループだとは思いますがw。

アミューズはライブ・コンサート市場の拡大を享受(牽引?)して業績が好調です。BABYMETALはアミューズの業績好調に寄与しているものの、それだけで株価が騰がったわけではない、と考えています。

株価の短期の上げ下げは、ディーリング(ギャンブル?)をしている人たちには大事なのかもしれません。アミューズの場合、芸能ネタで短期的に株価が大きく動くこともあるけど、中長期的には会社の収益や成長性を反映したものとなるので、中長期スタンスの投資にはあまり関係ないですね。無論、大きく下げたところで拾えればそれに越したことはないんですがw。
自分の株式投資は中長期保有が前提ですが、投資の基準は以下のとおりです。
1.成長市場でビジネスを行っていること。
2.業界のリーディングカンパニーであり、市場と同様に成長していること。
3.新規参入が困難なビジネスを展開していること。(または新規参入者が簡単に追いつけないこと。)
4.将来の更なる成長を考えて、新規分野に積極的に先行投資をしていること。
5.ビジネスの内容や業界動向を自分が理解できること。

アミューズに当てはめてみます。
アミューズの主戦場であるライブ・コンサート市場は急成長中。景気に左右されそうに思えますが、リーマン・ショックも東日本の震災もさほど影響は受けずに伸び続けていて、最近その成長は加速してきており、これに伴ってアミューズの売上や利益も伸びています。ちなみに低迷するCD/BD販売のアミューズへの影響は小さいです。

また芸能プロは誰でも始められそうですが、所属アーティストが成功する確率は非常に低いし、成功するアーティストを継続して輩出することは極めて困難。仮にアーティストが人気化しても、大規模なツアーや宣伝ができるアミューズのような大手を頼ることになりがち(最近だと星野源の移籍やSEKAI NO OWARIの事務所の子会社化)。つまり、アミューズのような大手が常に優位だということです。

アミューズは以前から海外展開を中長期的な戦略と位置づけています。まだ、PerfumeやONE OK ROCK、そしてBABYMETALなどがようやく海外マーケットに手が届いたところですが。もしBABYMETALが弱小事務所の所属だったなら、イロモノ扱いでバラエティに出したり、国内のアニソンのフェスとかを回らせて小金を稼ぐぐらいで終わっていたはず。BABYMETALはメンバーの才能はもちろんですが、アミューズが資金回収を急がず、優秀なスタッフをまわりに配し、時間をかけて先行投資を行ってきた結果でしょう。

ファンドなどがアミューズを中長期前提で保有する理由も、こんな感じではないでしょうか。
KABYMETALの新譜 METAL RESISTANCE の中の KARATE が先行リリースされました。既にライブで披露されていた曲のひとつですが、披露済みの曲の中ではちょっと地味めという印象がある曲です。KARATEも他のBABYMETALの楽曲と同様、聞けば聞くほど良さが増す曲には間違いありませんがw。

YouTubeに公開されたMETAL RESISTANCEのトレーラーもこの楽曲だし、KARATEがアルバムのリード曲という位置付けのようです。
あわだまフィーバーやヤバッ!のほうがBABYMETALらしいのにという意見もありますが、KARATEのオープニングからのゴリゴリのギターリフとかDjent風の変則ドラムとか、BABYMETALが好き、嫌いに関わらず、海外の支持母体w?であるメタラーの皆さんが喜びそうな楽曲で、海外マーケット、特に海外の新規のファン獲得を強く意識している感じです。曲の開始から30秒以上、声が入らないのもそっ閉じ防止には効果的w。アミューズのマーケティング戦略が見え隠れします。iTunesの国内外のランキングとかを見ると、KARATEの先行配信は上々の滑り出しのようです。