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投資は自己責任で

〜 中長期保有前提で成長株中心の”ゆるい投資”を行っています。
  目先の株価を予測したり占ったりすることには、興味がありません。

アミューズは、来週の木曜日、11/14に上期の決算発表があります。
5月に発表された半期業績予想は、営業収入194億円(対前年比△18.7%)、経常利益13.2億円(対前年比△40.2%)。ちなみに1Q決算では経常利益6.99億円で対前年比△44.3%でした。
1Qの決算短信には「第1四半期の業績は概ね予定通り推移」と記載されているし、2Qにサプライズ的なニュースはなさそうだったから、上期も概ね業績予想に沿ったものとなるのでは、と考えています。

アミューズの業績はアーティストの活動状況に左右されるので、短期で業績の右肩上がりをいつも期待できるような会社ではありません。業績を右肩上がりに見せるため、アーティストのライブやアルバム発表のスケジュールを組むことはできませんので、しかたのないところ。
アミューズは以下のように毎期、上期と下期で経常利益が大きく変動することが多い会社です。
       上期   下期   計
27年3月期 27億円 14億円 41億円
28年3月期 52億円  7億円  59億円
29年3月期 22億円 30億円 52億円
30年3月期 13億円 33億円 46億円(予想)
アミューズはいつも超保守的な業績予想を出しており、業績予想の修正を出すことも多いんですが、今年はどうなんでしょうね。

さて先日、エイベックス・グループ・ホールディングスが上期決算を発表しましたが、営業利益8.43億円で上期業績予想11億円を下回る低調な内容でした。業績説明資料を見るとこれは、パッケージ(音楽とアニメのCD,DVD,BD)販売とデジタル事業の不調に因るところが大きい模様ですが、これらのビジネスはアミューズはほとんど手がけていません。
アミューズとエイベックスは、音楽ビジネスと一括りにされることもありますが、ビジネスの内容は大きく異なります。以下のエントリ参照。
■アミューズとエイベックスの違い ~収益構造
https://ameblo.jp/2sc372/entry-12210925386.html
■アミューズとエイベックスの違い ~ライブ、グッズ、ファンクラブ等
https://ameblo.jp/2sc372/entry-12212583712.html

アミューズの主戦場は「イベント(ライブ・コンサート関連のビジネス)」と「ファンクラブ・商品販売」ですが、エイベックスの資料を見ると、エイベックスの上半期のライブは売上高が190億円で+14億円、観客動員数が185万人で+44万人、チケット単価も8,851円で+439円と、ライブ関連ビジネスは絶好調のようです。
コンサートプロモーターズ協会のデータでは、1月~6月のライブ市場全体は前年比+15.7%と好調を維持しているので、アミューズもライブ市場の伸びが継続する状況の恩恵を享受していそうです。

ちなみにグッズ販売(マーチャンダイズ)は61億円でほぼ横ばいですが、エイベックスの場合、所有アーティスト関連以外のグッズも幅広く扱っているみたいだから、あまり単純比較はできません。アミューズはアパレル等のグッズ販売に力を入れており、ファンクラブ・商品売上収入はイベント収入に迫る勢いで伸びていますが、エイベックスのマーチャンダイズはそれほどでもありません。

しかし、9月に突然できたBABYMETALのアパレルのサイト?は、その後、どうなったんでしょうか??

http://bmdfoxapparel.com/

そろそろ、なにか動きがあっても良さそうなものですがww。


アミューズの上期決算は業績予想どおりだったとしても、営業利益は対前年比で4割減です。アミューズ株は芸能プロという特殊な業態で、売買は個人中心。売買する個人には投資の素人同然の人たちも多い銘柄。

1Qの決算発表では「4割減」という数字を見た個人の狼狽売りが嵩み、株価は大きく下落しました。機関投資家が買い向かうようなこともないので、何かあると下げ幅が大きくなる傾向にあるし、こうした株は投資経験の浅い人には向かない株だと思いますが、芸能関係のニュースが好きな人が「自分でも投資できそう」って、いうかんじでホルダーになるケースも多いみたいw。

現在は1Q決算前の株価にほぼほぼ戻してきましたが、さて、今回の上期決算発表はどうなることやらww。

アミューズは来期で創立40周年で、サザン等の大物アーティストのライブも期待されています。BABYMETALも来期から海外で本格的に活動することが噂されているし、1Qの時と同じように急落すれば、中長期保有前提なら絶好の買い場かもしれませんね。

ひふみ投信の月次運用報告から、GMO-PG株の過去の保有状況をまとめたものです。
ひふみ投信の口座を保有者向けの月次運用報告書には「(月末時点の)組入比率の高い上位20銘柄(現在は10銘柄)」の銘柄名と保有比率が掲載されています。GMO-PGが上位20銘柄として掲載されて保有比率がわかる場合に、マザーファンドの時価総額と月末株価から月末保有株数を算出しています。

また、上位の銘柄から外れた場合ても、全株を処分したとは限りません。「◯◯万株以下」は上位20銘柄に掲載されていない場合に、公表された上位銘柄のうち最下位の銘柄の保有比率から「◯◯万株より多く保有していれば記載された」水準を算出した推計値です。(株価、保有株数は分割後換算)

■第1期
年月_______月末株価_________月末保有株数___________________組入比率
13年07月__1,146円____________________?万株_______________________2.61%
13年08月__1,208円( + 62円)___29.4万株_______________________2.75%
13年09月__1,336円( +128円)___29.4万株______________________2.72%
13年10月__1,623円( +287円)___29.4万株______________________3.13%
13年11月__2,137円( +516円)___26.4万株(▲3.0万株)______3.38%
13年12月__2,090円( ▲48円)___24.4万株(▲1.0万株)______2.70%
14年01月__2,458円( +368円)___24.4万株(変わらず)_______2.58%
14年02月__2,590円( +132円)___17.9万株(▲6.5万株)______2.75%
14年03月__2,195円(▲395円)___17.9万株(変わらず)_______1.67%
14年04月__1,590円(▲605円)___20.0万株(+2.1万株)______1.37%
14年05月__1,850円( +260円)___20.0万株(変わらず)_______1.48%
14年06月__1,907円( + 57円)___10.0万株(▲10万株)_______1.42%
14年07月__2,402円( +495円)___ 9.8万株(▲0.2万株)______1.67%
14年08月__2,505円( +103円)___10.0万株(+0.2万株)______1.72%
14年09月__2,480円(▲ 25円)___10.5万株(変わらず)_______1.71%
■第2期
14年10月__2,237円________________29.9万株_______________________2.11%
14年11月__2,138円( ▲99円)___29.9万株_______________________1.93%
14年12月__2,300円( +162円)___36.6万株(+6.7万株)________2.33%
15年01月__2,060円(▲240円)__41.0万株(+4.4万株)________2.23%
15年02月__2,634円( +574円)___42.0万株(+1.0万株)________2.71%
15年03月__2,844円( +210円)___40.0万株(▲2.0万株)________2.56%
15年04月__3,105円( +261円)___37.0万株(▲3.0万株)________2.43%
15年05月__3,080円( ▲25円)___37.0万株(変わらず)_________2.14%
15年06月__3,955円( +875円)___35.4万株(▲1.6万株)________2.32%
15年07月__4,065円( +110円)___35.4万株(変わらず)_________2.03%
15年08月__4,095円( + 30円)___35.5万株(+0.1万株)________1.88%
15年09月__4,600円( +505円)___35.5万株(変わらず)_________2.09%
15年10月__4,795円( +730円)___35.5万株(+0.1万株)________2.02%
15年11月__5,930円(+1135円)___35.5万株(+0.1万株)_______2.30%
15年12月__5,790円(▲140円)___32.5万株(▲3.0万株)_______1.95%
16年01月__6,200円( +410円)___32.4万株(▲0.1万株)________2.01%
16年02月__6,360円( +160円)___34.5万株(+2.1万株)________2.25%
16年03月__7,620円(+1260円)___18.9万株(▲15.6万株)_______1.30%
16年04月__7,050円(▲470円)___20.2万株以下
16年05月__6,950円(▲100円)___23.1万株以下
■第3期
16年06月__5,800円(▲1150円)__35.1万株________________________1.8%
16年07月__5,900円( +100円)___38.1万株(+3.0万株)_________1.88%
16年08月__4,770円(▲1130円)__50.3万株(+12.2万株)_______2.02%
16年09月__5,260円(▲490円)__50.2万株(▲0.1万株)__________2.08%
16年10月__4,830円(▲430円)__50.3万株( +0.1万株)__________1.89%
16年11月__4,710円(▲120円)__47.2万株(▲3.1万株)__________1.77%
16年12月__5,200円( +490円)__47.2万株(変わらず)________1.99%
17年01月__5,620円( +420円)__47.2万株(変わらず)________2.15%
17年02月__6,410円( +790円)__47.1万株(▲0.1万株)_______2.13%
17年03月__5,550円(▲860円)---情報漏洩問題を受けて「7割程度売却」→ 14万株程度残??
■第4期
17年07月__6,510円( -   円)__64.9万株( -       )___________1.39%
17年08月__7,020円( +510円)__64.8万株(▲0.1万株)_____1.33%
17年09月__7,040円( +20円)__82.0万株以下

ひふみ投信は2013年7月以前からGMO-PG株をほぼ継続して保有しているようですが、2013年7月~2014年2月(第1期)と2014年10月~2016年2月(第2期)、2016年6月~2017年3月(第3期)に保有数を増やしています。2017年3月に発生した情報漏洩問題で7割程度売却したと、月次運用報告で説明がありましたが、その後、7月までに買い増し、2017年3月以前よりも大きなポジションを抱えたようです。

2017年9月については、上位10銘柄に入っていませんでしたが、これはひふみ投信のマザーファンドが大きくなったことに起因するもの。運用報告書が出た後、株価が急騰しましたが、上位10銘柄に入っていなかったことを、ひふみ投信がGMO-PG株を既に売却してしまったと勘違いして、空売りしていた人たちが慌てて買い戻したことが一因なのかもしれませんねw。

ひふみ投信は、GMO-PG株についてはこれまで、短期間で集中して大量に取得した後、基本的に保有を続け、株価が大きく上昇した後に益出しの売却により利益をあげるスタイルてす。月次の取得状況推移を見る限り、ひふみは長期にわたり少しずつ取得したり、売り買いを繰り返して利益を上げつつ、持高を増やしていくような買い方は(少なくとも見た目上は)してきません。

ひふみ投信マザーファンドは膨張し続けており、今後は、ひふみ投信のGMO-PG株の保有状況の把握は困難になるものと思われます。ひふみ投信の月次運用報告を拠り所に売買することは(買い煽ることや売り煽ることも含めて)、これからはできなくなるでしょうね。

ひふみ投信の2017年9月月次運用報告の保有銘柄トップ10にGMO-PGはありませんでしたね。8月末時点のGMO-PGの組入比率は1.33%、約64.8万株を保有していましたが、9月末の保有数は不明です。

9月末のひふみ投信(マザーファンド)の純資産総額は、3876.5億円ですが、トップ10の10位であるロームの組入比率は1.49%、保有額は57億7600万円です。仮に、GMO-PGをロームと同額保有したとすると、株数は82万株となります。GMO-PGの8月末保有数は64.8万株でしたから、ひふみ投信が仮に15万株程度買い増していたとしても、運用報告のトップ10には載らなかったということになります。
ひふみ投信は人気化し、マザーファンドが急膨張しています。9月の純資産総額は3876.5億円ですが、8月末は3418.8億円でした。運用による増加(+3.46%)を差し引いても、一ヶ月で300億円超のお金が入ってきているようです。
ひふみ投信が、 GMO-PGをどんどん買い増すようなこと(あるいは、ひふみ投信から資金流出が起きること)にならない限り、今後は運用報告にGMO-PGが登場しなくなる可能性が高そうですね。
 

最近のひふみ投信の保有数、株価の推移は以下のとおり。
年月______月末株価_______月末保有株数______________組入比率
15年04月__3,105円___________37.0万株___________________2.43%
15年07月__4,065円( +960円)__35.4万株(△1.6万株)____2.03%
 

16年02月__6,360円( +160円)__34.5万株(+2.1万株)___2.25%
16年03月__7,620円(+1260円)__18.9万株(▲15.6万株)__1.3%
16年04月__7,050円(▲470円)__20.2万株以下
16年05月__6,950円(▲100円)__23.1万株以下
16年06月__5,800円(▲1150円)_35.1万株___________________1.8%
16年07月__5,900円( +100円)__38.1万株(+3.0万株)_____1.88%
16年08月__4,770円(▲1130円)_50.3万株(+12.2万株)____2.02%
16年09月__5,260円( +490円)__50.2万株(▲0.1万株)_____2.08%
16年10月__4,830円(▲430円)__50.3万株( +0.1万株)_____1.89%
16年11月__4,710円(▲120円)__47.2万株(▲3.1万株)_____1.77%
16年12月__5,200円( +490円)__47.2万株(   -          )_____1.99%
17年01月__5,620円( +420円)__47.2万株(   -          )_____2.15%
17年02月__6,410円( +790円)__47.1万株(▲0.1万株)_____2.13%
17年03月__5,550円(▲860円)---情報漏洩問題を受けて「7割程度売却」→ 14万株程度残??

17年07月__6,510円( -   円)__64.9万株( -       )_____1.39%
17年08月__7,020円( +510円)__64.8万株(▲0.1万株)_____1.33%
17年09月__7,040円( +20円)__82.0万株以下

この運用報告を受けてか、10/4のGMO-PG株は急騰しました。
想像の域は出ませんが「ひふみ投信が、GMO-PGを処分すれば急落するに違いない」と考えて空売りしていた連中が、ひふみ投信の運用報告にGMO-PGが載っていないのを見て、すでに処分してしまった(つまり、将来的な売り圧力がなくなった)と勘違いして、慌てて買い戻した結果、踏み上げが起こったんじゃないでしょうか?

しっかり分析して空売りしている人たちもいるのかもしれないけれど、ネット掲示板や怪しい情報サイトで付和雷同的、ギャンブル的に信用売買をドタバタと繰り返している人たちが増えているから、こうした現象が起きやすくなっているように思います。

いくらPERが高かろうと、安定的に急成長している会社の株を空売りするのが非常に難しいのは、半ば常識です。昔から掲示板やツイッターに悪口や怪しいネタを流せば、株価を下げられるのでは、と安直に考える人たちはいましたが、最近、増えてきているように感じます。

ある程度の規模の株であれば、掲示板とかを見て売買している個人なんてほんの一部なのに、仲間内で盛り上がって、すっかりその気になってしまうみたいですね。

以前も書いたように、ひふみ投信の現在のGMO-PG株の平均買いコストはおそらく6000円超ですが、16年3月頃からGMO-PGの成長が加速してきていることを考えれば、まだ大きなロットの売りを出してくるタイミングではないのでは、と推察します。急騰による一部売却は十分ありえますが、大きくポジションを落とすことはないのではないでしょうか。
地政学的リスクの高まりで不透明感は増していますが、決算関連は大きなテーマですからね。

ZOZOTOWNはなぜ、送料自由(送料を顧客が決める仕組み)を始めたのか、様々なことが言われています。本日も以下のような記事が出ていました。
■ゾゾタウン「送料自由」の狙いをEC事業者の立場で語る(2017/10/4 アゴラ)
http://agora-web.jp/archives/2028694.html
この記事では「狙いは『無料の広告宣伝』」としています。「広告宣伝のため、奇抜なことをやって耳目を集めようとしている」というような話は、ツケ払いでも言っている人がいましたねw。
確かにツケ払いも送料無料も話題になり、ZOZOTOWNの広告宣伝に一役買ったことは間違いありませんが、単なる広告宣伝と考えるのは?です。

以下、ツケ払いと送料無料の類似点を考えてみます。

まずはツケ払いの話から。
スタートトゥデイは、ツケ払いを第1四半期決算好調の一因として挙げています。「ツケ払いはホームラン」と、東洋経済(9/23号)で語っていたとおり、大成功した施策と考えているようですが、これはツケ払いにより、新規顧客の開拓が大きく進んだ、と考えるのが自然です。

ツケ払いはいろいろ言われていましたが、支払に不安のあるような顧客が増えたわけではないと、以下のエントリで書きました。
□ZOZOTOWNのツケ払い、利用者数が100万人突破【GMO-PG】(2017/8/20)
https://ameblo.jp/2sc372/entry-12303216622.html
 

世の中には、ZOZOTOWNのようなネット通販を使わない人たちがいます。過去のトラブルで使えない人たちもいますが、ただ使いたくないという人たちも、いまだにたくさん存在しています。
こうした人たちが、ネット通販を使いたくない理由として、
「お金を払ったのに届かないかもしれないのは不安」
「クレジットカード番号を伝えると情報流出や悪用が不安」
といった、金銭トラブルに対する不安が挙げられます。
 

ZOZOTOWNのツケ払いはネットで話題となり、散々叩かれもしましたが、金銭トラブルの不安から利用に二の足を踏んでいた人たちの利用開始を促す効果が十分にあったということではないでしょうか。
ZOZOTOWNは8月から、利用者100万人突破キャンペーンで、ツケ払いの手数料を無料にしていおり、通常の購入でも2ヶ月以内の支払いでも同額で商品購入を可能としています。ツケ払いを代行しているGMOペイメントサービスに支払う手数料相当額を、スタートトゥデイが肩代わりするかたちでも十分にペイしているということですね。

さて、もう一つ、ネット通販を使いたくない理由として良く言われているのが、
「送料が余分にかかるから、もったいない」
です。
ZOZOTOWNの場合、もともと5,000円以上は送料無料だったし、キャンペーンなどで割引価格で買えたりするから、送料を払っても実店舗で買うより安かったりしますが、「送料がもったいない」と考えている人たちには、そういったメリットをなかなか知ってもらえません。

今回、送料自由という、奇抜で大胆な施策が話題になることで、「ネット通販は送料がもったいない」と考えている人たちに興味を持ってもらい、利用のキッカケにしてもらおうとしているのではないでしょうか?
前回のエントリで書いたように、もともと5,000円以上は送料無料だし、平均出荷単価は8,530円ですから、「送料自由」キャンペーンでも、それほど大きな出費増にはならなさそうですから、スタートトゥデイのリスクは限定的。ツケ払いも、不払いのリスクはGMOペイメントサービスが負っているため、スタートトゥデイのリスクはなかったですね。

以上、ツケ払いと送料自由の2つの施策を対比させてみると、どちらも新規顧客獲得のためのマーケティングであると言えるように思います。
「ZOZOTOWNが宣伝のために奇抜なことをやっている」程度にしか考えていない人も多いけれど、このように考えると、どちらの施策もよく考えられた、理に適ったものであるといえるのではないでしょうか?

 

送料自由が、ツケ払いに続く、「2本めのホームラン」になるかどうかは、まだわかりませんが、スタートトゥデイはこうしたアイデアが豊富で、面白い会社ですね。

スタートトゥデイの運営するZOZOTOWNで、送料を顧客が自由に決める、「送料自由」が10/1より始まりました。
http://zozo.jp/soryo/
(試験的実施で今後、中止となる場合もあるとのことです)

運送会社(主にヤマト運輸)に払う運送料と連動しているわけではないでしょうから、この施策で持ち出しが発生すれば、スタートトゥデイの負担ということになるんでしょうね。

ZOZOTOWNはもともと、5,000円以上の配送は送料無料、5,000円未満の配送料は399円でした。また、ZOZOTOWNの平均商品単価は4,099円、平均出荷単価は8,530円(いずれも2018年1Q)です。
こうしたことを鑑みると、ZOZOTOWNはもともと送料無料だった顧客が、かなり多いと推測できます。従って、今回の施策でほとんどの顧客が送料無料としたとしても、業績へのインパクトは限定的なものと考えられます。

前澤さんはツイッターで、
①「ZOZOTOWNの送料自由で0円が設定された注文は全体の38%」
②「送料自由でお客様に設定していただいた金額が、当社が宅配会社様にお支払いする実質額を上回る注文は全体の0.2%」
と、2日目(10/2)の12~19時の平均値を報告しています。

①は「全体の38%」で、5,000円未満の顧客の38%ではないのがポイントです。つまり、もともと送料無料だった人も含めての38%ということだと思われます。
②については、たった0.2%しか負担していない、と早とちりしそうですが、もともと5,000円以上の人たちは送料無料で、スタートトゥデイが宅配会社に支払う額を下回っていた(つまり、全額スタートトゥデイ負担だった)わけです。
今回の施策で、5,000円未満で配送料を払った人に加えて、5,000円以上購入した人達の中に配送料を支払った人もいるでしょうから、そうした人たちが0.2%ということですね。

スタートトゥデイはときどき、一見、奇抜に見える施策を始めることがあるけど、裏にはしっかりしたロジック、勝算があることが多いと感じています。最近では、ツケ払いとかですが、なぜ、スタートトゥデイがこのような施策を始めたのか、次回のエントリで自分なりに推測してみたいと思います。(個人的にはツケ払いと今回の施策は似ていると考えています)

今日(10/4)は以下の日経の記事を受けて大幅に下落しましたが、ちょっと悪意があるというか、分析できていないというか、???な感じの記事でしたね。

■ゾゾタウン送料、38%がゼロ円 利用者、自由設定で
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20171004&ng=DGKKZO21840050T01C17A0TI1000

■アマゾン、ファッション本格投資 写真スタジオ開設 企画・演出に活用
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20171004&ng=DGKKZO21840930T01C17A0TI1000

アパレルはさすがのアマゾンでも、一朝一夕にはZOZOTOWNの牙城を崩すのは難しいと考えています。アパレル全体というより、比較的高額な衣料の購入はイメージ的な部分も大きく、日本のおしゃれな人たちがすぐにアマゾンに乗り換えるかどうかは微妙、と個人的には感じています。

アミューズ株は、1Q決算で経常利益が対前年比4割減となったことを材料に売り込まれた後、少しずつ下値を切り上げてきてはいますが、なかなか戻らない状況が続いています。1年前の9月末の株価が1,853円だったから、1年スパンで見れば、十分に騰がっているわけですがw。

1Q決算は対前年比では悪い数字でしたが、5月の前期決算発表時点で出された上期業績予想では経常利益の4割減を予想しており、1Q決算でサプライズがあったわけではありません。1Q決算短信では”業績は概ね予想通り推移”とのコメントもありましたから、業績の問題はないということは以前にも書きました。以下、以前書いたエントリ。
■アミューズの株価急落について【アミューズ】(2017/8/5)
https://ameblo.jp/2sc372/entry-12301816576.html

最新の四季報のコメントで、"減益続く"なんて悲観的なコメントが書かれているけど、そもそもアミューズは、毎期コンスタントに業績を伸ばしていくタイプの会社じゃないですからw(四季報コメントなんて、最近は重視されていないけど、アミューズのような個人売買が中心の株だと、まだまだ影響があるのかもしれませんw)。

業績予想通りに推移すれば、11月の上期決算発表でも、1Q同様に経常利益が対前年比で4割減前後の決算となりそうですが、1Qと同じように「対前年比4割減」で株価が更に下がるのでは、と悲観して売っている人たちもいるかもしれません。
ただ「同じパターンが続きそう」と安直に考えて、調子に乗って出来高の少ない株で空売りとかしていると、アミューズの前期3Q決算発表(2017/2)のときのように、急に騰がり始めて踏み上げを喰らい、大やけどするパターンもあるんですが・・・(株式売買は意外と、二匹目のドジョウはいないことが多いですからw。二匹目のドジョウを釣ろうとすると、沼に引きずり込まれるのが株ww)。
(株式関係のインターネット上の記事は、半自動作成の適当なものが多いので、アミューズのように四半期ごとに業績に跛行性のある小型株は、誤解されて売り込まれることが多いように思います。こうした自動作成記事に大きく翻弄されがちな、個人投資家が多いアミューズのような株の売買では、短期勝負の人たちがうまく利用しているのかもしれません。自分はそういう売買はやりませんがw。
 

上述したようにアミューズは、アーティストのライブの開催状況に業績が左右され、毎期コンスタントに業績を伸ばしていくようなビジネスではありませんが、最近のライブ・コンサート市場の急拡大の恩恵もあり、中長期的に業績は好調に推移しています。

アミューズは来年が創立40周年で、サザン・オールスターズも40周年。今年は桑田佳祐のソロデビュー30周年で先頃、アルバムが発売されてアリーナ&五大ドームツアーも発表されましたが、来期はサザン・オールスターズも同じような展開になりそうです。
 

来期、アミューズはいろいろ注目される状況にあります。

サザン以外でも40周年に合わせて大規模なイベントやライブを行う可能性があるし、BABYMETALも来期からは学業の制限がなくなり海外での本格展開が期待されているところです。業績的にも40周年に最高益を出せるように照準を合わせているのかもしれませんね。LINEチケットも始まるし、記念配当とかもありそうだし、来期は楽しみなところです。

こうした状況が、いつごろから株価に織り込まれ始めるのかは、誰にもわかりませんが・・・ww。

アミューズとLINE、テイパーズの3社が進めている、電子チケットサービス「LINEチケット」について、キーマンであるアミューズの相馬さんとLINEの舛田さんのインタビュー記事が、musicman-netに掲載されました。
■エンターテインメントと人の距離を近づける「LINE チケット」 ー LINE 舛田淳氏×アミューズ 相馬信之氏インタビュー
https://www.musicman-net.com/focus/68988
https://www.musicman-net.com/focus/68990

LINE TICKET株式会社は9月1日設立ですが、このプロジェクトの基本合意書の締結は5月24日。以下、その時書いたエントリです。
□電子チケットサービス検討に関する基本合意【アミューズ】(2017/5/25)
https://ameblo.jp/2sc372/entry-12277662666.html

LINEチケットについてはこれまで、高額転売対策的な部分が強調されてきた感がありますが、この記事を読むと、高額転売対策は一つの側面に過ぎないことがわかります。LINE IDの活用で、転売屋が大量にチケットを購入することを困難にできる一方で、LINEを活用した個人個人へのダイレクトマーケティング的なことも可能となるとのこと。
例えば開催日に残席がある場合は、当日にLINEでファン層に当日券の通知を出すような、柔軟な販売も可能となるそうです。記事にはアーティストからのメッセージとか物販の案内への活用などが例示されていますが、LINEチケットには大きななポテンシャルを感じます。

アミューズにしてみれば、LINE TICKET社が儲かるかどうかよりも、こうした新しい販売手法でライブの観客が増えることが重要。LINEを利用したチケット販売で、高額転売が減ることに加えて、ライブ参加の敷居が低くなり、観客が増えればアミューズの増収にもつながるので、LINE TICKETの採算性はあまり問題ではないでしょう。

一方、LINEサイドもLINE TICKET社からの利益を重要視しておらず、エンターテインメントビジネスのバリューチェーンのインフラ的な存在と位置づけているようです。両社とも目先の利益に囚われず、ビジネスを進める考えであることは、こうした新しい試みが成功するには重要です。

また、記事には書かれていませんが、電子チケットはある意味、"中抜き"販売であり、直販に近いかたち。現在は一般的に、チケットぴあやeplus等で購入して、コンビニでチケットを受け取るパターンが多いと思いますが、チケット料金の他、システム利用料や発券手数料、販売手数料等、いろんな手数料で数百円を取られています。
LINEチケットでも手数料が多少発生するかもしれませんが、手数料を低く設定することも可能でしょう。将来的には、手数料無料(チケット販売価格に込)のかたちも出てきそうです。(既存のチケット販売業者やコンビニなんかとの関係もあるので、すぐに、というわけにはいかないかもしれませんが)
コンビニで発券しなくて済むうえに安価となれば、LINEチケットは普及が進みそうです。

 

最近、BABYMETALがLINE公式アカウントを開設し、ライブの案内やライブ後の写真・動画などを送っていますが、LINEを活用したマーケティングを実験的に開始しているのかもしれませんね。

 

すぐに利益につながる話ではないのかもしれませんが、中長期的には楽しみなところです。

9/11、ユニクロとジーユーが、後払い決済を導入すると発表しました。
□ユニクロとジーユーのオンラインストアで、「後払い決済」が可能に ~支払い方法の選択肢が広がり、お買い物がずっと便利に~ (プレスリリース)
http://www.uniqlo.com/jp/corp/pressrelease/2017/09/17091115_onlinestore.html
□ユニクロとジーユーのECストア、「後払い決済」導入 注文決定から14日内にコンビニ等で支払えばOK(2017/9/11 ねとらぼ)
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1709/11/news096.html

記事によれば、この後払いはネットプロテクションズのNP後払いを利用したもの。zozotownより期間は短く2週間以内で、上限は同じ54,000円だそうです。

担当するネットプロテクションズは、コンビニ後払い決済で業績を伸ばしている会社で、かつてGMO-PGも出資していましたが、2016年9月期に売却しています(売却益2億円を計上)。ちなみに、ユニクロのオリジナルデザインTシャツ作成サイト、UTme!の後払いについては以前から、GMO-PGの子会社で、zozotownの後払いを受託するGMOペイメントサービス(GMO-PS)が担当しています。

zozotownがツケ払いで成功したことで、ユニクロとジーユーも乗っかってきたということでしょうかw?以前、以下のエントリでも指摘しましたが、ツケ払いを希望する人たちが、必ずしも信用力が低い層というわけではなさそうです。(未だに誤解している人が多いけど、後払い決済では払えなさそうな人は審査で弾くわけで、後払いは信用力が低い人たちは利用できません。)
■ZOZOTOWNのツケ払い、手数料無料キャンペーン【スタートトゥデイ】(2017/8/20)
https://ameblo.jp/2sc372/entry-12303269368.html
ユニクロとジーユーも、比較的信用力が高い潜在顧客を取り込むチャンスが後払いにあるとみているんでしょうね。ちなみに、ユニクロとジーユーの後払い手数料は0円。zozotownも現在は手数料を取っていませんが、リピーターとなりうる潜在顧客の開拓ができるのであれば、プロモーション費用として手数料相当(1回あたり数百円)ぐらいは喜んで決済会社に支払うでしょうね。

zozotown、ユニクロ、ジーユーと、大手が揃って後払い決済サービスを始めたことは、後払い決済ビジネスにとって追い風です。今後、他の小売も後払い決済に力を入れてくると思われますが、後払い決済は与信管理・審査能力が肝ですから、小売業者が独自で行うことは困難です。
これは、後払い決済を導入する小売業者は、GMO-PSやネットプロテクションズのような、後払いの与信管理・審査のノウハウがある会社に業務委託を行わざるを得ないということを意味します。

今後、後払いビジネスがどう広がっていくのか、楽しみなところですね。

《参考》
■ZOZOTOWNのツケ払い、利用者数が100万人突破【GMO-PG】(2017/8/20)
https://ameblo.jp/2sc372/entry-12303216622.html
 

ひふみ投信の2017年8月月次運用報告では、8月末のGMO-PGの組入比率が1.33%(*)。純資産総額3418.8億円と月末株価7,020円から計算すると、ひふみ投信(マザーファンド)は8月末現在、GMO-PG株を約64.8万株を保有しているようです。

最近のひふみ投信の保有数、株価の推移は以下のとおり。
年月______月末株価_______月末保有株数______________組入比率
15年04月__3,105円___________37.0万株___________________2.43%
15年07月__4,065円( +960円)__35.4万株(△1.6万株)____2.03%

16年02月__6,360円( +160円)__34.5万株(+2.1万株)___2.25%
16年03月__7,620円(+1260円)__18.9万株(▲15.6万株)__1.3%
16年04月__7,050円(▲470円)__20.2万株以下
16年05月__6,950円(▲100円)__23.1万株以下
16年06月__5,800円(▲1150円)_35.1万株___________________1.8%
16年07月__5,900円( +100円)__38.1万株(+3.0万株)_____1.88%
16年08月__4,770円(▲1130円)_50.3万株(+12.2万株)____2.02%
16年09月__5,260円( +490円)__50.2万株(▲0.1万株)_____2.08%
16年10月__4,830円(▲430円)__50.3万株( +0.1万株)_____1.89%
16年11月__4,710円(▲120円)__47.2万株(▲3.1万株)_____1.77%
16年12月__5,200円( +490円)__47.2万株(   -          )_____1.99%
17年01月__5,620円( +420円)__47.2万株(   -          )_____2.15%
17年02月__6,410円( +790円)__47.1万株(▲0.1万株)_____2.13%
17年03月__5,550円(▲860円)---情報漏洩問題を受けて「7割程度売却」→ 14万株程度残??

17年07月__6,510円( -   円)__64.9万株( -       )_____1.39%
17年08月__7,020円( +510円)__64.8万株(▲0.1万株)_____1.33%

(*)運用報告書は小数点以下1桁の表示で「1.4%」ですが、動画の運用報告では1.39%。
https://www.youtube.com/watch?v=o5hJxT0q6OY
7月末と比較すると▲0.1万株ですが、誤差の範囲なので、実質的に変化なしということでしょうね。
 

ひふみ投信がGMO-PGを保有していることは、GMO-PGへの投資家にはよく知られているところですが、ひふみ投信は売買を繰り返して利益を追求するタイプのファンドではないことは、上述した過去の保有状況を見てもわかるとおりです。掲示板にひふみ投信がGMO-PGをディーリングしているかのようなことをさかんに書いている人がいるみたいですが、どこの情報なんでしょうw。金融やセキュリティのソレっぽい専門用語を使ったりしているけど誤用が多いし、短期の値動き予想が外れたら掲示板に書いたコメントをさっさと削除するみたいだから、まあ、推して知るべしなんですがww。

株価は、上がるか下がるか(変わらずもあるけど)しかないから、確率はほぼ二分の一で"上げ下げ占い"は当たります。GMO-PGに限ったことではありませんが、自分が書いたことがたまたま3,4回連続で当たると、なんだか株価が操作できるような気分になって、一所懸命、煽り投稿をし始める人が出てきます。掲示板の書き込みで株価なんて動かせないのにw。事実を多少誇張する程度なら、まあ仕方ないとは思いますが、口汚く会社を罵ったり、どこかで情報を掴んだかのように妄想ストーリーを展開するのは、ちょっと呆れます。

さて、17年3月は情報漏洩事件により、ひふみ投信は保有するGMO-PG株の大半を売却しましたが、その前の大きなロットの売却は16年3月頃。このときは株価が7,000円台となり十分に利が乗ったところで売ったようです。

現在、GMO-PGの株価は、いったん7000円台に乗ったものの、北朝鮮問題による相場悪化に巻き込まれて6500円前後まで下げています(9/6)。ひふみ投信の現在のGMO-PG株の平均買いコストはおそらく6000円超であり利益が十分に乗っていないこと、また、16年3月の頃よりGMO-PGの成長は加速してきていることを考えれば、まだ大きなロットの売りを出してくるタイミングではないのでは、と推察します。
ひふみ投信は現金ポジションを高める方向にあるようだから、一部売却は十分ありえますが、大きくポジションを落とすことはないでしょう。
地政学的リスクの高まりで不透明感は増していますが、決算関連は大きなテーマ。GMO-PGは9月決算だけど今後、後払い(ツケ払い)が好調な子会社GMOペイメントサービスの税効果にかかる今期業績の上方修正の可能性もあるから、大きく下げたところは拾っておきたいと考えます。

ZOZOTOWNの利用者が100万人を突破しました。

■ZOZOTOWN、決済サービス「ツケ払い」の利用者数が100万人を突破!「ツケ払い」の利用者属性を初公開
https://www.starttoday.jp/news/20170818-2508/
ZOZOTOWNは、利用者100万人突破を記念して「ツケ払い手数料無料キャンペーン」を実施、利用手数料は1注文につき324円が無料となるとのことです。これは、実質、現金で買うのと同価格で2ヶ月後までに払えば良いということでしょうか。

「ZOZOTOWNは顧客の獲得の増加が鈍化しそうになったから、クレジットカードが持てない、支払いに懸念があるような連中をターゲットにし始めた」なんて考える人たちもいるみたいだけど、ZOZOTOWNの急成長は続いており、支払いができないような人たちをターゲットにしなければならないような状況にはないと考えるのが自然です。

ツケ払いを利用しているのは、クレジットカードを持っていない人だけではありません。クレジットカード番号をインターネット経由で入力することがセキュリティ面で心配な人や、クレジットカード決済や先に現金払いをしてしまうと返品が困難になりそうで怖いという先入観がある人など、クレジットカードを持っていてもインターネットショッピングでは使いたくないという人が、まだまだたくさんいます。

ZOZOTOWNにとっての優良顧客は、支払いをしっかり行う人たち。「クレジットカード決済や現金決済が嫌いな人=延滞しがちな人」というわけではありません。むしろ上述のような人たちは、決済に対して"慎重派"というだけで、逆に支払いはきっちり行う人たちのように思えます。

つまり、ツケ払いの利用を希望する人には、クレジットカードが持てない層(≒延滞を起こしやすい層)と、セキュリティ等に慎重な層(≒延滞を起こさない優良な層)が混在しているということです。
GMO-PGが「クレジットカード決済や現金決済は嫌いだけど、延滞を起こさない顧客」を通す、ツケ払いの与信モデルを構築できれば、スタートトゥデイとして優良顧客の増加につながるわけです。

スタートトゥデイは、1Qの決算説明会で業績好調の要因のひとつがツケ払いであると説明していました。スタートトゥデイとしても、ツケ払いを重要な顧客獲得戦略と考えているようです。
ツケ払いを始めてみて、ツケ払い利用者の中に優良顧客となりうる人たちが意外と多いということが判明し、積極的にこうした顧客を取り込むため、今回のような手数料無料のキャンペーンを始めたのではないでしょうか?おそらく、手数料相当額はキャンペーン費用(プロモーション経費)としてGMO-PGには払われているんでしょうね。顧客獲得に1人あたり324円のコストなら、効率的なプロモーションでしょうからね。
 

ツケ払いを試してもらいZOZOTOWNを気に入ってリピーターになってもらえれば、その後にクレジットカード決済に切り替えることになっても、優良顧客が獲得できたスタートトゥデイには問題ありません。GMO-PGにとっても、クレジットカード決済をしてもらえるなら問題ないはずですね。

ZOZOTOWNのツケ払いについて以下のエントリにも書きました。
(GMO-PGに分類してありますので、リンクを貼っておきます。)
■ZOZOTOWNのツケ払い、利用者数が100万人突破
https://ameblo.jp/2sc372/entry-12303216622.html