決済業務は好調。
改正割販法により規制が厳しくなった結果、独自に決済を行っていた大手企業がGMO-PGのような決済専門の事業者に決済業務を移管しつつあるため、決済処理金額が順調に増えている。大手企業のバックログ(受注残)を抱えているような状況で、まだ伸びる見込み。
業績予想は会計基準の変更等もあり、期初売上予想を20.6%増としたが保守的な数値。あくまでも25%増を目指す。
ROAは前年度5.1%から6.7%に、ROEは前年度12.9%から19.1%に改善したが、今後も改善傾向は継続する。
以下、気になったポイント
■政府がカード料率を3%以下に引き下げるよう要請するとの報道
GMO-PGのほとんどの大手顧客のカード料率は既に3%以下。問題となっているのは、中小の飲食や小売りで、この議論による当社の売上や利益への影響はない。
■後払い、ツケ払い
市場は40~50%の伸びだが、その倍のペースで事業を拡大。今後、ツケ払いの横展開を考えている。
知見の蓄積とAI活用で、延滞率が下がってきた。
マネーサービスビジネス(MSB)のアセットが391億円から463億円に増えた一方で、貸倒引当金は24億円から21億円に減っている状況。
■三井住友FGとのビジネス
合弁のSMBC GMO PAYMENT社は、設立から3年経って黒字に近づいてきた。
三井住友FGとキャッシュレス、EC、対面、非対面等々への取り組みについて骨組みを作っているところ。少しずつ具現化してきており、2,3ヶ月後には、具体的な内容を発表できるんじゃないかと思う。
■マレーシア・MACROKIOSK社の減損
キャリアの規制でモバイル決済は若干減少したが。SMS決済は非常に好調。問題ないレベルだが保守的に考え、のれんの減損処理(3.59億円)を実施した。減損を除くセグメント利益は+181百万円。
2018年11月6日から、宇多田ヒカルのツアー『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』が始まりました。宇多田ヒカルはアミューズ所属のアーティストではありませんが、今回のツアーでは、徹底した転売対策が採られています。
■宇多田ヒカルのライブは運営も神! 鉄壁の転売対策&グッズ事前予約に絶賛の声
https://news.nifty.com/article/entame/12255/12255-119957/
■宇多田ヒカルのツアーにNEC顔認証システム。チケット転売防止、入場時間半減
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1152333.html
■NEC、転売防止システム 宇多田ヒカルさんコンサート(2018/11/8 日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37527560Y8A101C1X20000/
このツアーの運営は、アミューズと2017年2月に資本業務提携を行い、現在は持分法適用会社(出資比率40.1%)である株式会社テイパーズ。
「エンターテインメント業界に対して業界標準の新しいサービス提供を行うことを基本目的」として提携したとのことでしたが、おそらく今回のような転売対策の仕組みを「業界標準の新しいサービス」としていきたい、ということなんでしょうね。
今回のチケット販売と顔認証のシステムは、宇多田ヒカルのライブ参加者からの評判もとても良いようで、SNSなどを見ると「他のアーティストも同様の仕組みで行ってほしい」という意見が多いです。
高額転売対策の本命が、ようやく出てきた感じですね。
転売屋対策はイベント業界の喫緊の課題。対策が徹底できれば、ファンはチケットの獲得競争は公平になり、余計なお金を払う必要はなくなります。一方、主催者やアーティストからみれば余分なお金が外部に流出しなくなることで、グッズ販売等の増加にも繋がります。
アミューズとLINEのJV「LINEチケット」も10月から営業を開始したし、今後の展開が楽しみです。
《関連エントリ》
□株式会社テイパーズとの提携・JV設立について
https://ameblo.jp/2sc372/entry-12248097103.html
□電子チケットサービス検討に関する基本合意
https://ameblo.jp/2sc372/entry-12277662666.html
□LINEチケットに関するインタビュー
https://ameblo.jp/2sc372/entry-12313515414.html
BABYMETALのYUIMETALの脱退を受けての7人体制(SU-METAL、MOAMETAL+5人のダンサー)、カワイさを求めているファンには評判が良くないようですね。「YUIMETAL脱退は健康上の理由だから仕方ないとしても3人体制に戻せ!」って怒っている人も多い。
さて注目は、BABYMETALの幕張ライブのエンディングのアニメです。
「新たな時代の幕開けと共に新たな伝説が訪れる(・・・advance onto the next stage、次のステージへと進む)」と英語のアナウンスがあり、2つの「▽」の下にもうひとつの「▽」が加わって、
▽▽
▽
というマークが現れ、最後に「BABYMETALロゴ」が出て終了。
これ、3人体制がそのうち復活するっていうことを意味しているんじゃないかな。
で、問題は「なぜ現在、7人体制でやっているのか」です。
「YUIMETALは脱退したけど、新メンバーを入れて3人でやるべき。7人体制はひどい。」なんて意見が多いけど、そんなこと、アミューズは重々承知してるはず。いまだに「KOBAMETALガー」って怒っている人もいるけど、とっくの昔に、KOBAMETAL一人でなんでも決められるレベルじゃなくなってますからw。
BABYMETALは、簡単に代わりのメンバーを探してデビューさせられるようなレベルのことはやってない、ってことがわかっていない人が多いように感じます。
普通の日本のアイドルなら、ルックスが良ければ、歌やダンスが下手でもなんでもドルヲタは喜んで応援するんだろうけど、BABYMETALは大前提としてパフォーマンスがっしっかりしてなきゃ、お話にならない。
BABYMETALが戦っているのは世界。パフォーマンスのレベルが低けりゃ、すぐに見透かされてBABYMETALは終わるでしょう。
YUIMETALの代わりを務めるプレッシャーもあるし、海外でライブをするステージ度胸など精神面の鍛錬も含め、相当のトレーニングが必要。あんなパフォーマンスを海外のフェスでやってるのを知ってれば、たとえ「BABYMETALに入らない?」ってオファーがあったとしても、普通の歌手やタレントなら、ちょっと尻込みするでしょう。当然、そんなに簡単に決めないでしょうけどねw。
だから、新メンバーをデビューさせるのに時間がかかるのはやむを得ないでしょう。アミューズは、たとえ批判されても、新メンバーがデビューさせられるレベルになるまではダークサイドを続け、7人体制でやることが最善と考えたんじゃないでしょうか?
BABYMETALは他のアイドルのように、短期でお金を稼いで飽きられたら解散、みたいなグループじゃないですから。
新メンバーをまだ選考中なのか、既に訓練に入っているのか、あるいは現在の5人のダンサーのうちの一人が新メンバーになるのか、不明。だけど、BABYMETALは裏話を明かすことはないでしょう。エンディングのアニメを見る限り、今年いっぱいはダークサイドっぽいですね。おそらく、来夏の欧米のフェスの頃には新メンバーが加わっているんじゃないかな。
BABYMETALに関してはアミューズが会社として意思決定し、日本のファンの一部が離散することも、物販が一時的に落ちることも、覚悟の上でやっていると考えます。長期的かつ世界を見据えた戦略を取る中で、現状を踏まえたうえでのベストの選択と考えて、現在の体制でやっていると想像しています。
BABYMETALはアミューズの将来を占う一大プロジェクト。一部のファンが想像するような、行き当たりばったりのいい加減でプロジェクトを進めているとは、思えないです。
いろんな意見があって構わないし、ファンをやめるのも自由だけど、それにしても「可愛さ余って憎さ百倍」みたいなファンが多いですねw。悪口を言っている人たちも、BABYMETALが3人体制に戻り、可愛い感じになったら、平気な顔して戻ってくるのかなww?
アミューズには、BABYMETALの将来性に興味を持って株主になった人も多いですね。
自分もライブ・コンサート市場の急拡大に伴う成長性からアミューズという会社に興味を持ちいろいろ調べていましたが、投資を始めたキッカケはBABYMETALでした。初めての投資は2014年7月。その年は前年度の減益決算+減益予想で、決算発表後に株価は大きく下落しましたがBABYMETALの最初のワールドツアー(Sonisphereのライブがあったツアー)が話題になったからか、株価がジリジリと上げていったのを記憶しています。
当時の株価は分割後換算で1,000円以下。現時点で約3倍になりました。
以下、2014年7月のエントリ。
□BABYMETALの海外ツアーの反響
https://ameblo.jp/2sc372/entry-12022951014.html
□BABYMETALはフェスでも大受け
https://ameblo.jp/2sc372/entry-12022950577.html
アミューズの業績は、アーティストの活動状況に左右され、アーティストのスキャンダルで急落することもある、ちょっとクセのある株で、売買は個人投資家が中心。芸能界通(自称?)の人とか特定アーティストのファンの人とかがあることないこと掲示板やらSNSやらに書き込んで不安を煽ると、個人の狼狽売りで株価が大きく動くことがしばしば起こります。
本来、こうしたクセのある株は投資経験の浅い人には不向きなんですが、特定アーティストのファンや芸能界通の人なんかで、投資経験の浅い人たちの売買が多そうです。
自分は中長期スタンスの投資ですが、アミューズ株のホルダーになって以来、桑田佳祐の紫綬褒章事件、福山雅治の突然の結婚発表、小出某の事件など、いろんなスキャンダルが起こりました。そのたびに株価は急落しましたが、しばらくすると元の水準に戻り、結果的に下げたところは絶好の買い場でした。アミューズは、所属タレントのスキャンダルに対するリスクコントロール、ダメージコントロールに優れている会社だと個人的には感じています。
そもそも今回のYUIMETAL脱退は健康上の理由によるものでスキャンダルではないし、昨年末からBABYMETALはすでに2人体制で活動しています。直前に不参加となった広島のライブはもとより、イギリスのDOWNLOAD FESTIVALやドイツのRock am Ringでの数万人規模の観客の異常な盛り上がりをYOUTUBEで見れば、2人体制で欧米で十分に結果を出していることがわかります。
https://www.youtube.com/watch?v=FzgU3W5ZgzU
https://www.youtube.com/watch?v=EpNf-6jmQ8g
欧米の大型ロックフェスのセカンドステージクラスのトリ前とかでこれだけ集客できる新人バンドは、世界的にもあまりいません。欧米のフェスに小さなステージで数百人規模の集客なのに、参加を喧伝している日本人アーティストもいたりしますが、BABYMETALはレベルが違います。来年の夏フェスは、セカンドステージのトリとか、メインステージのトリ前ぐらいを任されることになるだろうし、出演料はウナギ登りでしょうw。
YAHOO!掲示板でいろんなネガティブな書き込みしている人もいるけど、SNSを見ている限り、日本語も英語もファンで怒ってる人は少数派(嘆いている人は多数w)。同情的なコメントや前向きなコメントが多い点は、スキャンダルとは異なる特徴です。
ファンが離れる懸念を抱く人もいるけど、本日(2018/10/20)一般発売を開始した、さいたまスーパーアリーナでのライブはSOLD OUT。まあ、YUIMETALファンの一部のドルヲタはいなくなるかもしれないけど、ファンが大きく減る懸念は必要ないでしょう。
上述した2014年のワールドツアーのイギリスやドイツのライブハウス映像を見ると、観客にペンライトを振る人たちが結構いたけど、今のライブにはほとんどいません。当時は日本のアイドル文化が好きなファンの比率が高かったんでしょうね。以下、2014年7月、Sonisphere直後のパリのライブ。
https://www.youtube.com/watch?v=dWU_bTQWwsE
日本でも同様ですが、欧米でもファン層は変化するもの、ということでしょうね。
今回のYUIMETAL脱退で株価は一時的に下げる可能性はあるけど、上述の通りスキャンダルではないし、既に2人体制で実績も出しているわけだから、そんなに心配しなくても良いと考えています。
さて、以前にも書きましたが、アミューズは7月に早くも業績の上方修正を出しました。これまで上半期に上方修正を出した2012年3月期、2013年3月期はともに、下期以降に再度上方修正を出して、期初予想の2倍以上の好決算でフィニッシュしています。
経常利益で見ると、以下の通り。
[2012年3月期]
期初予想 → 8/12修正 → 1/31修正 → 2012/3決算
15.6億 → 21.2億円 → 29.2億円 → 34.4億円
[2013年3月期]
期初予想 → 7/30修正 → 4/25修正 → 2013/3決算
21.1億 → 31.1億円 → 42.5億円 → 42.5億円
創立40周年だし、今年はしょぼい決算は出さないとは思うんですが、さて、どうなることやら。
『オマケ』
ちょっと落ち込んでいる人も多そうなので、こんなの見て落ち着きましょう。
創立40周年記念のBRUTUS✕アミューズの2018年会社案内(WEB特別版)です。
http://www.amuse.co.jp/amusebook2018/book/#target/page_no=1
この中の33ページでサンプラザ中野くんが「アミューズ1の個性派マネージャー」「会議で彼が登場すると全員が笑うっていうほどの個性派」と紹介しているのは、KOBAMETALのことですw。
以下、8年前のKOBAMETALとサンプラザ中野くんのトーク番組(USTREAM配信)です。
https://www.youtube.com/watch?v=vnGBtp7GTug
KOBAMETALは面白い。
今はいろいろ苦労が絶えないんだろうけど、頑張ってほしいです。株主とか関係なく新生BABYMETAL 、期待しています。
自分はこれまで、ユニクロのスキニーフィットジーンズを愛用していました。自分は中年太り体型で、ユニクロだとウェストは34(ヌード寸法86.5センチ、仕上がり寸法92センチ)です。
ZOZOSUITでの採寸結果はウェスト94センチ。ユニクロと比べて大きめのサイズで、ちょっと疑って注文しましたが、届いたZOZOのスリムテーパードデニムは問題ありませんでした。腰の周りは少し緩いような感じがするものの、ベルトなしでも全然OK。シルエット的にも問題ないように思います。
ユニクロの場合、スキニーということもあるのですが、かなり伸縮性のある生地(ストレッチ素材)で腰の周りがピッチリしている感じがあります。一方、ZOZOのスリムテーパードデニムは、上述したように腰の周りがゆったりしていて余裕がある感じです。
ユニクロは、伸縮性のある素材の少し小さめのデニムをピッチリめに履くことで、ジャストフィット感が出る仕掛けなのかもしれませんね。
自分は、ユニクロのこのピッチリした感じが「ジャストフィット感」だと思っていましたが、これってよく考えると、ブリーフなんかを履いたときのフィット感に近いのかもしれませんね。決してダメということではありませんが。自分のようなユニクロ愛用者の中には、ZOZOデニムは緩めにに感じる人がいるかもしれません。
最近はZOZOデニムを履く機会が多いせいか、たまに履くユニクロのピッチリ感が少し気になるようになりました。ZOZOデニムはゆったりしているけどフィットしている感じで、履き心地の良さが気に入っています。
自分の場合は中年太り体型で、ユニクロ愛用者に多そうな体型wwですから、ユニクロジーンズは普通に履けますが、すごく痩せている人やすごく太っている人、スポーツなどで腿が太い人など、ユニクロのような標準体型ベースの既成品がカバーできていない、フィット感のあるデニムがなかった人たちは、ZOZOデニムの履き心地に感動するでしょうね。
標準的ではない体型の人たちは、店で試着するのも億劫だという人も多いから、家で採寸できるのも大きなメリット。ネットでは「ZOZOSUITを着るのは恥ずかしい」とか言ってる人も見かけますが、店で試着するよりはるかにマシです。まぁ「ZOZOSUITは恥ずかしい」とか言ってる人に限って、インスタとかにZOZOSUITを着た自撮り写真をアップしたりしてるんですけどねww。
ZOZOSUITによる採寸で「ジャストフィットのものが手に入り感動した」という意見がある一方、「サイズが合わない」という意見も見かけます。
ZOZOSUITでの採寸に失敗が起きることがあるのは事実ですし、ZOZOSUITの着方や光の当たり方で狂うことがあることは、ZOZOも認めています。
ZOZOSUITによる採寸は事前テストができるから、失敗の確率を予測することは可能。つまり、ZOZOSUITをリリースする前に採寸の失敗率 等々について会社は把握(予測)していると考えるのが自然です。「想定外の採寸失敗率で当初予算を大幅に上回る費用負担が発生」みたいなことが起きている可能性は低いでしょう。業績予想の作成にも当然、トラブル対応経費は考慮されていると思われ、よほどの"想定外"が発生しなければ、業績に対する大きな問題にはならないでしょうね。
採寸に失敗してサイズが合わなかった場合は返品や交換が可能だし、PB製品を買った人で金銭的な実害を被った人はそれほどいないはずですが、配送の遅れや返品や交換の手間を"実害"と考える人が、批判しているのかもしれませんね。
さて、採寸失敗でサイズの合わない商品が送られてきた人は、どういう行動を取るんでしょうか?
SNSとかを見ていると「サイズがおかしい。頭にきたから返品。ZOZOSUITは捨てた。」みたいな話が目立つけど、怒って返品する人より、採寸し直すなりして交換してもらっている人のほうが全然多いんじゃないのかな?
ZOZOの場合、注文する人は「サイズぴったり」の服を"体験"したい人。この体験は、ZOZO以外では得られないもの。サイズが合わなければ交換(もしくは返品後、再測定して注文)してでも、体験したい人は多いんじゃないかな? ネットをちょっと調べれば「採寸に失敗して交換したら、ピッタリのものが届いた」みたいな話も出てくるし、再チャレンジする人は多いと推察します。
そもそも、ZOZOSUITのような採寸スーツは全く新しいものだから、採寸に失敗することもあるということを理解した上で注文している人も多いでしょう。「ZOZOのデニム、ジャストフィットで感動した」なんてツイートを見かけたら、そりゃ再挑戦してでも体験してみたいと考える人は少なくないでしょうw。
自分も初めての注文では、ZOZOデニムのサイズが合わずに交換(返品後、測り直して再注文)したところ、ぴったりサイズのものが来て着心地がよく、テーパードとストレートを色違いで何本か買ってしまいましたw。
自分はZOZOの株主だから多少贔屓目に見ているのかもしれないけど、ZOZOSUITで採寸に失敗しても、最終的にジャストサイズの商品が手に入れられれば、ZOZOTOWNに対する顧客のロイヤリティは高まるのではないでしょうか。
アミューズは小型株で出来高も少なく、少しまとまった売り買いが出ただけでも、急落したり急騰したりしがち。市場との連動性も低く、短期売買は難しいにもかかわらず、芸能界通(自称?)の人たちや投資経験の浅い人が、芸能ネタで短期売買したがる株です。
機関投資家とかが積極的に投資する株でもないので、アナリストレポートもほとんどなく、投資に関する情報が不足していますが、アミューズの主戦場であるライブ・コンサート市場は世界的にも拡大を続けており、中長期スタンスならおもしろい投資対象だと考えています。
以下、2年前、2016年9月19日に投稿した内容を、更新(加筆・修正)してみました。
自分の投資判断基準をアミューズに当てはめてみます。
(自分の投資判断基準)
http://ameblo.jp/2sc372/entry-12194401395.html
アミューズはサザンオールスターズやPerfume、BABYMETAL等々、ミュージシャンやタレント、俳優を多数抱える大手芸能プロダクション。主な収入は所属ミュージシャンのライブ・コンサート収入やファンクラブ会費・関連グッズ販売収入であり、CD/DVD/BDなどのパッケージ販売による収入は全体の数%程度(新譜、旧譜それぞれ5%ぐらい。旧譜収入は増加傾向)。
アミューズには多くの俳優も所属していますが、俳優の活動は利益への貢献はさほど大きくなく、主な収益源はあくまでもミュージシャンによるライブやコンサートに関連するものです。
1.成長市場でビジネスを展開していること。
アミューズのビジネスの主戦場である、ライブ・コンサート市場は急成長を続けており、縮小を続けるCD等のパッケージ販売とは対照的です。
□音楽産業の収益構造の変化と"チケット即完売"の問題点について
http://ameblo.jp/2sc372/entry-12194575523.html
もはや音楽産業はパッケージ販売ではなく、ライブ・コンサートが中心ということです。
2.業界のリーディングカンパニーであり、展開している市場と同等以上の伸び率で成長を継続していること。
アミューズは大手芸能プロの一角であり、リーダー的存在。同じ業界の他社との比較は困難ですが、縮小傾向に歯止めがかからないCD/DVD/BDなどのパッケージ販売の影響が軽微である点は、AVEX等より有利でしょう。
3.新規参入が困難、または新規参入が容易であっても簡単に追いつけないこと。
芸能プロは誰でも始められそうですが、所属アーティストが成功する確率は非常に低いし、況してや成功するアーティストを継続して輩出することは極めて困難。つまり、人気アーティストを多く抱える芸能プロは簡単には生まれません。
また、アミューズのような大手でなければ、大規模なツアーや宣伝等をしっかり行うことは困難です。星野源のカクバリズムからの移籍やSEKAI NO OWARIの事務所の子会社化が象徴的で、人気が出ると大手にマネジメントやツアーの管理を委ねざるをえなくなります。
かつては、敢えて大きなライブをせずに希少性を売りにしてCD等で勝負するようなミュージシャンもいましたが、CDが売れない時代にCD勝負だけでは生き残れません。パッケージ販売ではなく、アーティストのマネジメントとライブ・コンサートの興行がメインのアミューズのような大手が、常に有利なビジネスであるということです。
4.継続的な成長のために、海外展開や新規分野に積極的に先行投資をしていること。
アミューズの全体の中期的な成長戦略については、2016年3月期 決算説明会資料の「4.今後の成長戦略」(P21~)にあります。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material_for_fiscal_ym&sid=48438&code=4301
最近、BABYMETAL、Perfumeらが海外で人気化していますが、アミューズはずいぶん前から海外展開を中長期的な戦略と位置づけています。上場時のインタビューでも大里会長は将来の海外展開を語っています。
□アミューズの海外展開と先見性
http://ameblo.jp/2sc372/entry-12185745426.html
海外展開のほか、東京ワンピースタワーの運営や新日本プロレスとの提携、アパレルブランド等での展開などを進めています。東京ワンピースタワーの経営は当初の業績想定を大きく下回る状況ですが、すでに減損処理を済ませ、減価償却費の負担は軽いので今後のアミューズの業績に大きな影響は出なさそうです。
成功しそうなものばかりではないけれど、無理はせず身の丈にあった投資をしている印象ですね。
5.ビジネスの内容や業界動向をある程度、理解できること。
アミューズのビジネス自体は比較的わかりやすいものです。所属アーティストの活動状況は芸能ニュースなどで把握できますが、アミューズのビジネスを投資対象として評価したニュース、アナリストレポートの類はほとんど見かけません。芸能ニュースにはスキャンダラスだけど、アミューズ全体の業績に関係ないような内容も多い点には留意すべきです。
2016年6月にSMBC日興証券がアナリストレポートを出しましたが、アミューズは芸能プロという特殊な業界の小型株で、売買の中心は個人投資家。セルサイドアナリストがレポートを出しても売買にはつながりにくそうw。
□SMBC日興証券のレポートについて
http://ameblo.jp/2sc372/entry-12171928572.html
◆アミューズ株投資の留意点
◯人気アーティストへの依存度が高い。
ちょっと前までサザンオールスターズ、福山雅治、ポルノグラフィティ、Perfumeの4大看板の関連収入が、アミューズの営業収入全体の半分ぐらいを占めていました(4年前まで有価証券報告書にその年度のトップ3アーティストの売上計が掲載されており、営業収入の4割強を占めていました)。 最近はBABYMETAL、ONE OK ROCK、SEKAI NO OWARI、星野源、高橋優等々が台頭してきており、状況が変わりつつあります。
星野源やBABYMETAL、ONE OK ROCKなど、アリーナクラスの会場を完売できるアーティストも増えてきましたから、特定アーティストへの依存は和らいできていると思われます。
◯収入が所属アーティストの活動状況に左右されがちなため、毎年安定的に成長しない。
前期は人気アーティストの大型コンサートが重なり、最高益を更新。今期はその反動で減益予想。ビジネス特性上、致し方ない部分はありますが、上述したように人気アーティストが増えてくれば、中長期的には緩和してくるでしょう。
◯所属する人気アーティストのスキャンダル等で、株価が急落するリスクがある。
桑田佳祐の反日騒動、福山雅治の結婚報道などでは株価が急落。投資に不慣れな個人が慌てて売ってくるので急落するけど経験上、しばらくすると元の水準まで回復します。中長期投資なら、こうしたスキャンダルは買い場のように思います。
◯株式の売買は個人投資家が中心のため、短期でも長期でもオーバーシュートしがち。
アミューズはファンドが組み込みにくい株(出来高も少なく、板が薄くて値が飛びやすいうえに、スキャンダルで急落するリスクもあるので、短期的な評価と説明責任が要求されるファンドマネージャーは敬遠しがち)。本当は投資判断が難しい株ですが、初心者が安易に飛びつきやすい株。投資とギャンブルがごっちゃになってる人たちの売買も多そうで、買われる時も売られる時も一方向になりがちです。
最近は、初心者が手軽に信用売買ができるから、出来高の少ない株でも、無神経に大きな単位で注文を入れてくる傾向があるので、アミューズのような個人の売買が中心の株では、値動きの振れ幅が大きくなりがちです。
いわゆる芸能界通の人たちが掲示板とかで、所属ミュージシャンとかについてアレコレと問わず語りをするのもこの株の特徴。小型株で値が飛びやすく値動きにもクセがあり、本来的には初心者向けの株じゃないんですが、芸能界通の人たちが、わかった気になって売買しているような印象を受けます。
芸能界を知ってても投資のことがわからないと、ある意味、危ない株なんですが・・・。掲示板とか見ていると「福山ガー」とか「BABYMETALガー」とか、延々と投資にあまり関係のない持論を展開したい、自己主張が強くて面倒くさい人が多く、しつこく煽っているのもしばしば見かけます。そういう人たちの持論に振り回されないように注意が必要w。
◯期初業績予想が超保守的。
アミューズは決算発表時の次期業績予想を毎回、超保守的な数字で出してきます。人気商売的なビジネスなので、敢えて楽観的な予想はしないようにしているように思えます。
今期も前期決算発表時(5月)の期初業績予想では対前期で減益としていましたが、8月13日には早々と業績予想の上方修正を行っています。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1623716
今期はアミューズ設立40周年の記念の年であり、業績予想の下方修正とかは絶対に避けたかったのではないか、と推測しています。
以下のエントリに書きましたが、アミューズが8月に業績予想の上方修正を行った過去においては、再度の上方修正を行っています。今期も期待が持てますね。
□この時期の業績予想修正について
https://ameblo.jp/2sc372/entry-12397699312.html
アミューズが8月13日に業績予想の上方修正を行いました。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1623716
今期の期初の業績予想は増収減益と、かなり固めの予想。畠中社長も株主総会で「保守的な予想」と話していたし、上方修正はあり得ると考えていましたが、1Q決算発表と同時に修正というのは想定外で、ちょっとしたサプライズでした。
過去を調べてみるとアミューズは、2012年3月期と2013年3月期にも、この時期に業績予想の上方修正を出しています。
2012年3月期については、2011/8/12に上方修正があり、その後2012/1/31に再度の上方修正。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=913888
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=946482
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=976327
2013年3月期については、2012/7/30に上方修正があり、その後2013/4/25に再度の上方修正。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=992625
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1052614
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1062734
経常利益で見ると、以下の通り。
[2012年3月期]
期初予想 → 8/12修正 → 1/31修正 → 2012/3決算
15.6億 → 21.2億円 → 29.2億円 → 34.4億円
[2013年3月期]
期初予想 → 7/30修正 → 4/25修正 → 2013/3決算
21.1億 → 31.1億円 → 42.5億円 → 42.5億円
どちらの年度も、期初の業績予想と決算を比べると、経常利益は倍以上になっています。
過去においては、この時期の上方修正があると再度の上方修正があり、経常利益は期初予想の2倍でフィニッシュしているということ。
今期についても、再度の上方修正が期待できるかもしれませんねw。
= 参考 =
■2019年3月期 第1四半期決算と業績予想の修正について【アミューズ】
https://ameblo.jp/2sc372/entry-12397647621.html
2019年3月期 第1四半期決算が発表されました。
営業収入 159.8億円(対前年比 + 60.3%)
経常利益 16.0億円(対前年比 +128.4%)
まだ1Qだし、アミューズは事業の性格上、四半期比較を単純に行うことはできないけど、取り敢えず、良い数字でした。
注目すべきは、第2四半期累計と通期の業績予想の上方修正についても、併せて発表されたこと。ちょっとしたサプライズです。
[通期]
営業収入 483.7億円 → 485.0億円(増減率 + 0.3%)
経常利益 32.0億円 → 39.9億円(増減率 + 24.7%)
前期の営業収入は472.8億円、経常利益は32.4億円でしたから、増収減益から、増収増益への修正です。
修正の理由は、
「営業収入につきましては、予定していた音楽作品のリリース時期が下期へ変更になったこと等により、第2四半期累計では期初予想を下回りますが、通期ではほぼ期初予想通りで見込んでおります。
一方で、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、利益率の高い CM 収入、ファンクラブ収入等が全般にわたり好調で、また、販売管理費におきましても貸倒引当金の減少等があり、第2四半期累計で期初予想を大幅に上回る見通しとなりましたので、通期とあわせまして上記の通り修正いたします。」
とのこと。
畠中社長は株主総会で「今期予想については多少、保守的に見込んでいる」と話していました。以前も書いたように、アミューズは前々期、前期と2期連続の減益。
アーティストの活動状況に業績が左右されるので仕方ない面もありますが、前々期は減損処理の発生、前期は2月に入ってからの下方修正と、結果が出ない状況が続いており、「40周年となる今期は業績予想を下回る結果を絶対に出したくない」という思いから、期初の業績予想をかなり保守的にしたのでは、と推察しています。
もともとアミューズは、超保守的な期初業績予想を出していた会社。最近はある程度、精度の高い業績予想を出そうとしたものの、上述のような減損処理や下方修正に見舞われてしまいました。今期は40周年で記念配当まで出すのに減益予想なんて、今期は「羮に懲りて膾を吹く」ような予想、という印象を持った株主も多かったのではないでしょうかw。
それにしても1Q決算発表時点での業績予想の上方修正というのは、サプライズでしたW。
= 参考 =
■この時期の業績予想修正について【アミューズ】
https://ameblo.jp/2sc372/entry-12397699312.html
日本経済新聞に、スタートトゥデイの連載記事(電子版、コンフィデンシャル)が掲載されました。
■ユニクロが笑う ZOZO・前沢氏の死角(2018/8/6)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33756090T00C18A8000000/
■ZOZOを覚醒させた ユニクロ柳井氏の一喝(2018/8/7)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33758920T00C18A8000000/
■「なぜユニクロと比較するんですか」 ZOZO前沢氏の本音(2018/8/6)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33853520W8A800C1000000/
書いているのは鈴木慶太という記者。
この人、以前に日経MJで、ZOZOSUITの評価記事を書き、「(ZOZOSUITを着たところ)くるぶしの位置が到底合わせられなかった」と酷評した人。最近、ZOZOSUITでくるぶしが合わせられないという話はほとんど聞かなくなりましたが、くるぶしの問題は自分サイズのZOZOSUITを着ていないときに発生する可能性がある事象。
鈴木慶太氏の記事には自分用に送られてきた自分サイズのZOZOSUITを着たのかどうかも書かれていないし、ZOZOSUITのくるぶしの問題やサイズについてスタートトゥデイに問い合わせをしてもいない(正確には、記事中のどこにも「スタートトゥデイに疑問をぶつけてみた」云々の記載がない)のに、一方的に酷評しているのはおかしいと、以下のエントリでも書きました。
□ZOZOSUITのくるぶしの問題と日経MJの記事【スタートトゥデイ】(2018/5/27)
https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12379060872
この鈴木慶太氏は一貫してスタートトゥデイに批判的だし、どうしても、前澤さんは胡散臭い人間で、前澤さんと柳井さんの仲が悪いという印象操作をしたいようですねw。
「(前澤さんが)ファーストリテイリングについてしつこく聞いたときだけ、ムッとした表情を浮かべたのが印象的だった。」なんて文章、電子版とはいえ、これが日経の記事かと、ちょっと目を疑うような書きぶり。否定していることをしつこく聞かれれば、誰だってムッとするのにねw。
鈴木慶太氏に日経MJの記事について、ちゃんと取材をして書いたのかどうか、しつこく聞いてみたいものですww。おそらく、ムッとするでしょうww。
ちなみに6月の株主総会の質疑応答で、前澤さんは柳井さんとの不仲説を否定していました。
質問「ユニクロの柳井さんが電話に出てくれなくなった、とNewsPicks Magazineに書いてあったが?」
回答「そんなことはなく、全くのデマ。柳井さんは昔からお付き合いがある。ただ大先輩ゆえ、電話をするときは緊張するが。」
鈴木慶太記者は、日経MJのZOZOSUITにサイズがあることも知らずに酷評記事を書いてしまい、引っ込みがつかなくなって、必死にスタートトゥデイ、ZOZOSUITを批判している、ということなのかもしれませんね。
さて、柳井さんが「ZOZOSUITをおもちゃ」と言ったと記事に書かれていましたが、「○○はおもちゃ」というのは市場破壊の可能性があるものに対して使う物言い(ちょっと皮肉を込めた言葉)。前澤さんもツイートしていたけどある意味、褒め言葉ですw。
鈴木慶太記者には理解できないかもしれないけど・・・・w。
(わざと柳井さんが小馬鹿にしているような印象にしたかったのかもしれませんがw。)
以下、マイクロソフトのウィンドウズ部門のトップにいた Steven Sinofskyさんのコラム。
■“[…] is a toy” (2016/4/3)
https://medium.learningbyshipping.com/is-a-toy-21312a5c8aea/
1981—“PC is a toy” 1983—“PC Mouse is a toy”
1984—“Mac is a toy” 1994—“Streaming is a toy”
1995—“Internet is a toy” 1997—“Wi-Fi is a toy”・・・・
連載記事の最後に鈴木慶太さんは、「『今日の記事が世界展開する上で大事なんです。よい記事をお願いしますよ』と笑って去って行った。」と皮肉っぽく書いています。
前澤さんのこの物言いが正しいとすれば、上記の日経MJの「(ZOZOSUITに対する取材もせずに一方的に批判した)ひどい記事」に対する「よい記事」という、皮肉なんでしょうね。
鈴木慶太記者には理解できないかもしれないけど・・・・w。
以前から日経のの記事は、スタートトゥデイに対して批判的なものが多い。大手メーカーが始めたばかりの通販サイトをZOZOTOWNとの競合と持ち上げてみたりw。スタートトゥデイに関する日経の記事は、なんだか違和感があるものが多いです。
こういう記事を日経が書くのは、ユニクロや三陽商会などの大手が新聞広告(やチラシ)を大量に出しているのに、ZOZOTOWNが新聞に広告を出していないのが一因なんでしょうねw。
スタートトゥデイの株価は3月には2600円台だったのが急上昇して4900円近くまで行って、現在は調整中。スタートトゥデイ株は、短期勝負の人や、日和見的な売買をする投資経験の浅い個人も多く売買している株。そうした人たちのなかには、この急上昇の中で慌てて買い、慌てて損切りしている人たちも多そう。
いつまで調整が続くのかはわかりませんが、こうした日経のネガキャン記事も株価下落の一因なのかもしれませんw。
もともとスタートトゥデイ株は上げ下げの大きい株だし、中長期スタンスの投資家のなかには、今回の調整で積極的に買い下がっている人もいるんでしょうねw。