ブリタイ艦のオマケのマクロスを作ります。

 こっちはランナーに全部付いているので、欠品はありません。

 この程度のパーツ数ならラクショーかな?

 

 

 マクロスの艦橋部分の下が抜いてあって、そこの凹みにディスプレー台の

爪が入る仕組みになっています。

 しかし、この艦橋部がエンジン部にくっついていて、大変見栄えが悪く

なっています。

 

 「なんかかっこ悪いなー」などと眺めていると…いかん、俺の中のあの

ビョーキがまた疼き出してしまった。

 気が付くと、エッチングソーで艦橋部を切り離していました。

 艦橋部分は、強襲型に変形するために下部が絞り込まれるようにえぐられて

いますので、ディスプレー爪の穴を塞いだ後でヤスリ掛けして整形します。

 そして、艦橋部を切り離した所の欠損部分をプラ板の端材で塞いでおきます。

 

 

 そうなると、どうやってディスプレー台に取付けるべきか…?

 手持ちのアンカーを使うことにしました。

 昔のケータイはタッピングビスではなくネジ締めで組み立てられており、

ネジの受けにはアンカーナットがケースに圧入されていました。

 このアンカーを取付けて、ディスプレー台にネジ止めすることにします。

 ネジは2mmネジを使うので、ディスプレー台のアームの肉厚でも十分です。

 アンカーをプラ板の端材に穴を開けて圧入し、それを本体に接着します。

 反対側にはネジを通す穴を開けておきます。

 穴位置は艦底中央の何もない部分で、モールドを削り落とさずに済む所に

しました。

 

 

 で、めでたく上下パーツを接着してみると、またもや、

 「なんかエンジンが末広がりすぎる」

 せっかく接着したのにまたもやエッチングソーで切り離しです。

 エンジンパーツも接着を引き剝がして、合わせ目の部分をヤスリ掛けして

肉厚を削り再接着、2mm程度薄くしてみました。

 接着後、ノズル部がまっすぐになっていないので、ヤスリ掛けで平らに

整形します。

 

 

 上下パーツ接着時に空母と強襲艦パーツを一緒に取付けます。

 画像左、ディスプレー台取付けネジの位置を示します。

 少し凹んだところにあるので、3mmくらいのランナーで長さ2mm

程度のパイプを作って取付ければなんとかなりそうです。

 画面中央、未加工のエンジン部です、さすがにこれはアウト判定です。

 画像右、上が幅詰めして修正したもの、下は途中です。

 削っては合わせてみて設定資料と比べて違和感のない程度まで修正

しました。

 

 改造病に罹患すると、このように組み立てても組み立ててもパーツの

数が減らないという不思議な症状が出ます。

 これにより完成が遅れてモチベーションの維持が困難になると、

熟成品を量産する副作用が発生します。

 心当たりのある方はくれぐれもお気を付けください。

 

 次回には完成するだろうか?