パーカーがある程度目途が立ったので、レディペネロープの

方も作っていきます。

 シートの件で懲りたので、寸法合わせにももう少し気を付けて

おこなっていきたいと考えています。

 

 レディペネロープのフィギュアは、首だけのパーカーと違って

肩から上が用意されていました。

 ベースになる1/35 MM兵士も、胸から切って継ぎ合わせる

ことになります。

 そーいえば、改造の時に後部座席を後寄りにしたんだっけ。

 ペネロープ号のキャノピーは涙滴型なので、後方低くなって

います。

 頭がぶつかるかも?

 試しに改造ベースのMM兵士を乗せてみたところ、案の定頭が

ぶつかっています。

 やばい。

 

 当時IMAIキットで用意されていたパーカーとレディペネロープの

フィギュアは、きちんとお座りしていましたが、同様の問題があったのか、

キャノピーは透明パーツに変更されていました。

 多分、形状も併せて変更されていたのかもしれません。

 

 まあ、ご貴族の令嬢が一人で座席に正座するもの不自然ですので、

ゆったりくつろいだ姿勢にして座らせることで、自然に頭を低くすることに

してみました。

 兵士の胸部の切断部分を多めにして背を低くして、腹の位置で切断して

腰の取付け角度も変えて、浅く腰かけて背中を持たれかけるように姿勢を

変更してみました。

 足も前に投げ出すように伸ばしてみました。

 

 

 これでなんとかキャノピーに頭をぶつけずに済みました。

 女性体形に合わせてある程度ざっくり削り込んでから、足の位置を

決めて接着しています。

 1/24の座席に1/35のフィギュアを座らせる形になったので、

シートが大きく見えて高級車の雰囲気が出ているような気がします。

 おかげでレディペネロープの足を延長することになり、女性成分が

20%ほど増えた気がします。

 これなら運転席の大きすぎ感も少しは目立たなくなるかもしれません。

 

 運転席で気が付いたのですが、パーカーの方は大丈夫でしょうか?

 やっぱり頭がぶつかっていました。

 執事なので正座させたのがまずかったようですが、まさかふんぞり

かえって運転させるわけにもいかないので、姿勢はそのままで修正します。

 まず、シートの足を短くして、シートもやや後傾にして、お尻を削って、

それでもわずかに足りなかったので、帽子のてっぺんを少し削って事なきを

得ました。

 シートを低くしたので、レディペネロープとは逆に足は短く修正しますが、

美男子ではないので問題はないでしょう。

 全部作ってから慌てずに済んだのは不幸中の幸いでした。

 修正前後の画像を確認しましたが、見た目ほとんど変わらなかったのは、

複雑な心境でした。

 私の苦労は一体?

 

 さて、気を取り直して、レディペネロープの作業の続きです。

 胴の体型を整えた後、服の整形をおこなっていきます。

 まず、0.3mmプラ板を貼って前身頃の合わせを作っていきます。

 やり方はシートの時と同じです。

 男女で合わせが逆の方がいいかもと思ったので、パーカーと逆にしています。

 プラ板で合わせ目の輪郭が決まったら、パテを盛って整形します。

 

 

 とりあえず合わせ目ができてパテを盛ったところ。

 資料画像で胸は控えめだったので、尊重してみました。

 合わせ目の整形が楽だからという理由では決してありませんよ(汗)。

 服は襟の形状から、資料をひっかきまわして似たようなものを選んで

作ることになりったので、ワンピースではなくセパレートにする

つもりです。

 整形中に脛が折れてしまいましたが、服の整形が優先なので、服の

完成後に付けることにします。

 これを服の全周に亘っておこなっていきますが、残念ながらタイム

リミットです。

 

 続きは次回以降に掲載します。