ジャンクいじり屋、所謂ジャンカーというところか。

 昔はラグ・ピッカーと呼ばれてもいたが、拾うだけ

じゃないので、今では適切な呼び名ではないと思う。

 改造病(プラモデル雑考参照)を患っている人は、大抵

このジョブを持っていることが多い。
 ジャンキーとなると麻薬中毒者なので紛らわしくて
困るのだが。
 近年、地球に優しいエコロジーの3Rは「リユース、
リデュース、リサイクル」だが、これがジャンカーに
なると、さらに以下の3Rが追加される。
 ・リペアー:修理
 ・リメイク:改造
 ・リコンストラクト/リビルド:再構築

 修理は元通りに復元すること。
 不動品を2個イチにして元の製品の完動品を作る。
 分解・組立のスキルがあれば大抵何とかなる。
 故障原因の特定が結構難しい。

 改造は修理と似ているが、必ずしも元の製品と
同一に復元するとは限らない。
 純正の交換部品が入手できないため、近い部品を
加工して代用したり、高性能の部品を使って機能を
追加したり性能を上げたりする。
 製品の構造やしくみに関する知識がより必要に
なる。

 再構築は、修理や改造がベースになる製品の範囲を
外れないのに対して、別の製品を作り出すところが
前者との違いになる。
 異なる製品の部品やユニットを組み合わせるので、
構成部品の知識も必要になる。
 こうなると製品は部品の集合体という見方になり、
ジャンク漁りにのめりこむことになる。
 さらに、部品自体も材料の集合体という見方になり、
部品の分解修理などもやったりする。
 これのおかげで、製品に使用する部品破損を修理
したこともあった。

 もったいないおばけが山ほど取り憑いているほど
症状が悪化するらしい。

 時には本業のプラモデル製作の妨げになることも

あるので、機会があるごとに記事を載せてみようと

思う。

 本業のプラモデルの改造も真っ青の捧腹絶倒の

内容が出てくるかもしれないので、楽しんで

もらえれば幸いである。