まずは前回のライト点灯加工の続きから。
 前回書いた通りライトボックス後部のプラ板を接着し、

アルミテープを貼り付けました。

 そして、外形のヤスリ掛け加工をおこないました。

 ムギ球の取付はできましたが、リード部の固着補強の

一部がはみ出しているので、引き回し時のコード折り曲げは

注意深くする必要があります。

 そして、ムギ球を仕込んで点灯確認しました。

 一応、40年経過していますので。

 

 

 できたライトボックスをフェンダーに取付けます。

 オリジナルのライトを外した時に開いた穴は、予め

プラ板の端材で塞いでおきます。

 これで配線に必要な部材が一通り揃いましたので、

配線にとりかかります。

 まずは、配線のために電池金具などを取り外して

おきます。

 半田付けの温度は300度以上ですが、PPなどの

樹脂の溶融温度は100度程度で、金具を取り付けたまま

半田付けをおこなうと、余程手早くしなければプラ部品を

溶かす恐れがあるため、なるべく半田付け配線をおこなって

から取付けることを勧めます。

 

 

 ムギ球の配線は、電池収容部下の隅を通します。

 電池は円柱形で、ここは隙間ができるので、配線が

はみ出さない限り電池収容に支障は出ないはずです。

 そして、電池の電極取付板に穴を開けて配線を通し、

プラ板で補強します。

 また、付属のコードはかなり細く、発熱で部品の一部が

コードの形に溶けていましたので、手持ちの一回り太い

コードを使います。

 

 

 車体前部の配線が完了して電池ボックスの電極を取付け

直したところ。

 

 下回りの加工がある程度できたので塗装をおこないます。

 パラボラアンテナの形状から、これは後期のパッケージの

オリーブグレー塗装のものですが、SFっぽいメカにリアルな

軍用車両の色は似合わないと思ったので、初期のパッケージの

青みがかかったグレーが良さげということで、

エアスペリオリティーブルーにしました。

 F-15などのグレー2色塗装用にグンゼが新たに追加した

カラーですが、青みが強すぎてエアクラフトグレーとの2色

塗装をおこなうと色の違いが強すぎて使えず、ほとんど

使えなかったものです。

 これに懲りたのか、グンゼはこの後FSナンバーの色を

追加しました。

 今回は色味が近かったので、積極的に使うことにしました。

 できればこれで使い切りたいのですが。

 

 下回りが一段落したので、上回りの加工をおこないます。

 まずは後部上カバーの貼り物の修正をします。

 かなり雑に付けてあるので、一旦エッチングソーで切離して、

反りかえったバリを修正して、定規で揃えて接着し直します。

 

 

 修正は酷かった前側の3個に留めました。

 後の1つは斜め取付で角度ずれは気にならず、その後の

ハッチは下揃えで取付けるため、ずれはありませんでした。

 

 さて、次はどこを加工修正しようか。