上周りに入る前に内装を自作します。
このキット、運転席とエンジンルームの下は電池BOXと
モーターおよびギアがつまっていて内装はありません。
窓ガラスを半透明の青にしてごまかしていますが、いっその
こと透明でなく一体型ボディーで黒く塗り潰してあれば諦めが
ついたものを。
なまじっか見えてしまうので、連結戦車のように運転手の
上半身だけでも付けるべきと考えてしまうのは改造病の悲しい
性なのでしょう。
幸か不幸か、手持ちの余剰部品に今井のペネロープ号の
上げ底運転席部品がありました(製作記事を見てもらえると
嬉しい)。
これは「やれ!」という天啓か?
こうなったら、腹を決めてやりましょう。
件の部品ですが、前席は中央に運転手(パーカー)の首なし
上半身と、後席は上半身(ペネロープ)接着部分がえぐれている
ソファになっていて、そのままでは前後長さが長すぎて
使えません。
幸い幅はぴったりで、ソファの裏側の凹みが電池BOXの
電極板の位置にぴったり嵌ります。
ソファの位置はちょっと前目ですが、シートの調整で前目に
したということにすれば大丈夫と自分を納得させます。
ということで、後席のソファを運転席にして、前席は切り
飛ばしてなんとかやってみることにします。
まずは、運転手の上半身と計器パネルをエッチングソーで
切離します。
またどこかで使うこともあるかもしれませんので。
運転手の位置が丁度ダッシュボードになりますが、ここは
新たに作るので、車体に取付けるガイドに残します。
ソファの部分は背もたれを残して全部平らにヤスリ掛け
します。
そして、前席の背もたれの切り取り穴と後席の取付穴は
塞ぎます。
運転手は、早速切り離した上半身を利用します。
ハンドルは赤の電線を切って差込んで間に合わせました。
パーカーの顔は使ってしまったので、1/35戦車兵の顔を
利用します。
首に穴を開けてネジを通して、これを持って加工します。
ヘルメットにパテを盛ってヤスリ掛けしてジェットヘルらしく
仕上げます。
仮付けしてみると、頭が運転席の天井につかえてしまった
ので、肩の部分を削って低くして、ついでに下も削って低く
します。
顔パーツも前傾して前を向いた姿勢にしてなるべく低く
します。
服は黄色、グローブとヘルメットは白、床は黒、席の
背もたれはグレーにしました。
顔も一応目を入れておきました。
これなら青色ごしに見ても色が濁ったりしなさそうです。
塗装が済んだら運転席に接着です。
フォードですが、イギリス製のため右側に取付けます。
運転席の後部はエンジンルームです。
ここも窓からモーターとギアボックスが丸見えです。
運転席の後部に目隠しのプラ板を継ぎ足して延長させて、
モーターにぶつからないぎりぎりの高さに仕上げます。
プラ板の後端が窓ガラスパーツの後端になるように長さを
合わせます。
これで運転席に窓を乗せて按配を確かめることができます。
すると、窓ガラスパーツに運転手のヘルメットがほんの少し
ぶつかることが判明。
窓ガラスパーツがかなり分厚いことが原因です。
幸い窓ガラスパーツの一部を切り欠けば何とかなることが
わかりました。
エンジンルームですが、ここはモーターの真上でソファから
約1mmしか低くないため、窓との高さが3mm位しか
ありません。
ここは、エンジンの上の蓋にエアクリーナーのカバーが
ついているだけなので、プラ板を切抜いて貼り付ければ完成
なのですが、手元にタイヤ入手のためにバラしたジャンク
パーツで丁度いい大きさのエンジン上部パーツがあって、
何故か目が合ってしまったのでした。
模型によってはカバーなしでエンジンを見せるものもあって、
使ってやらなければいけなさそうな雰囲気。
…わかりました、もうヤケだ、毒を食らわば皿までです。
しかしこのエンジンパーツ、高さがありすぎて窓ガラスに
つかえてしまいました、うーんお約束。
仕方がないので、カムカバーとキャブの部分を切離して薄く
削って貼り付けました。
実車はV8エンジンですが、こいつはドナーの関係でV12
エンジンになっています。
切り詰めると長さが2/3になってエンジンルームが寂しく
なってしまうので、誰にも突っ込みを入れられないように
祈りながらそのまま接着しました。
さて、エンジンのドナーの車種は何でしょうか?
内装はこれで一段落、次はボディーの加工です。
古いだけあって突っ込みどころ満載です。
まずはダクト。
ラジエータ左右、ボンネット、ドア後部エンジンルーム左右が
全て塞がっています。
とりあえずはボンネットから手を付けることにします。
ボンネットのダクトはラジエータの後流をボンネットから
上部に流すためでボンネット前部を左右に三角に切り欠いて
作りますが、あろうことか輪郭が凸モールドで表現されています。
逆だろ!?
開口ぶから見えるラジエータ部分を黒く塗ってから、輪郭に
沿ってボンネットを切抜き、内部をプラ板で作り込みます。
ダクト内部はボディー塗装時に併せて塗ることにします。
他のダクト加工は次回までに済ます予定です。



