すみません、完成には漕ぎつけませんでした。

 とにかく加工が多過ぎて時間を食いました。

 詳細は以下の本文を参照願います。

 

 舷側の加工の続きです。

 

 艦首近くの細長い突起モールドの作製です。

 スジボリから長さを測って、同じ幅に1.2mmプラ板を切って

端面を面取りして丸みをもたせます。

 その後、1mmにカットして、次のパーツを1個1個作って

いきます。

 カットした後では持つところがないので面取り加工ができない

ことが判明、1個分無駄にしてしまいました。

 これを8個、ちまちま作ります。

 

 次に、このモールド下の段の細長いドームを作製します。

 太いランナーを半分に切って、両端を紡錘状にヤスリ掛けして

整形します。

 こいつも突起パーツ同様、切り離す前にヤスリ掛けをおこない

ます。

 紡錘形に加工するため加工すればランナーと切り離されますが、

切り離されるとやりにくくなるので、ぎりぎりまで切り離さずに

加工します。

 整形後、裏側に穴を途中まで開けて爪楊枝を差込んで、予め

黄色に塗装しておきます。

 船体接着後に塗装すると、マスキングが面倒臭いためです。

 こいつは両側分で6個作ります。

 

 さらにタンクの加工です。

 エッチングソーで船体接着側を約1/3カットします。

 そして、船体側の接着部分に合わせてカーブをつけます。

 舷側加工で、接着位置が下にずれたため、そのままでは船底

近くのカーブの部分で隙間ができてしまうので、予め現物

合わせで加工しておきます。

 舷側の段差加工でルーターおよびヤスリ掛けしているので、

接着位置ごとにカーブが異なるため、接着位置毎に現物合わせの

加工をして、順番通りに並べておきます。

 そして、これもドーム同様に穴開けして塗装を済ませておきます。

 これも両側合わせて8個作ります。

 すでに10個以上ちまちまやった後で集中力がやばくなって

しまい、加工ペースがだんだん落ちていたと思います。

 

 以上、計22個の加工を済ませたときは、すでに週末近くでした。

 厄介な船体加工が終わって山を越えたと思ったのですが、

見通しが甘かったでした。

 

 

 ドーム加工の写真は忙しかったらしく、撮り忘れていました。

 画像右、タンクはエッチングソーを使って切り離したので、

船体側は無傷で手に入りました。

 何かに使えないかなー?

 

 とにかく週末までに進められるだけ進めました。

 船体およびドームなどの色は、ブリタイ艦と同じでそれ以外の

色は使っていません。

 船体の緑の塗装後に、ドームとタンクを接着してタイムアウトです。

 

 

 艦首モールドの新規作成で、凸凹のメリハリが付きました。

 ドームの黄色がいいアクセントになっていますが、サイズがちょっと

大きかったため、綺麗に並べることが出来なかったのは反省です(

少し間隔を空けて並べたかった)。

 タンクも船体に埋め込まれた感が出ています。

 タンク周囲は黒くした方が奥行き感が出たかもしれません。

 タンクと艦尾側面ドームの間は設定では上下の段差があるのですが、

加工がめんどくさかったので、0.5mmプラ板を貼って黒く塗って

らしく見せています(もう力尽きた)。

 

 あとは艦首の犬顔パーツとアンテナの取付で完成です。

 パーツ紛失などのトラブルがなければ次回で終了出来るはずです。

 という訳で、どうか最後までお付き合い願います。