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峰輝の10年越しの恋

誰にも言えない恋のお話を気の向くままに更新予定

私と彼と共通の音楽趣味のひとつが


浜田省吾



社員旅行で広島へ行ったとき


初めて彼の歌う浜田省吾を聴いた



H12冬のこと



まだそんなに親しくなかった頃



宴会のあと、


二次会に行く仲間に


可愛がってくれてた上司にさりげなくお願いして


彼を誘ってもらった



彼と同じ営業所の人たち揃って集合


近くのカラオケへ行き


彼の後輩が教えてくれた


「○さん、浜省ウマいんすよ~」



で、


私がリクエストして彼に初めて歌ってもらったのが


もうひとつの土曜日



かつてつきあってた人に歌ってもらった思い出の曲だった


それを塗り替えたくて


何人かにリクエストしてきたけど


正直元カレのイメージは消えなかった




それを塗り替えた、このときの彼


ウマかった



この時、上手くなかったら、今がまた違ったのかな?

(関係ないとは思うけど)



他にも歌ってたけどこれしか覚えてない



このカラオケ屋の部屋、


今でも覚えてる



私から見て、


右ななめ前に座ってた彼


その対面には


社長がいて


私の左前に


浜省の情報をくれた彼の後輩がいた



その後


彼には


青空のゆくえ


君の名を呼ぶ



私のために覚えてもらって


幾度となく歌ってもらった




市内廻りばかりしてた最初の2年


会社の業務内容は多種多様で、

その中のひとつ、引越


その中でも小物梱包


私のいた本社より市場規模が大きいM市の営業所にいた彼


そこでは当時すでに、

女性による小物梱包をある種売りにしてて


とは言っても

女性社員は私と他に2人しかいなくて


アルバイトの女の子が繁忙期のM営業所にはいて


そんな中、たまたま応援の形で呼ばれて行った現場に

作業リーダーで彼がいた


引越も梱包もほとんど経験の無かったその時の私


なにをどうしていいかわからず、

一緒に行ってた男性社員と悩みながら作業してた


お客様が大体は箱詰めされてて

残ってるものをしていたんだけど



窓から荷降ろししてた彼ら


食器の入った段ボールをブルブル振って

ガチャガチャ音がしてたから


「これダメ!やり直して!」


って渡された


あまりの勢いに驚いた記憶



普段は一人で地場廻りしているから

男の人がバタバタと作業してる姿ってほとんど見たことなかった


好きになる人のタイプを聞かれて

「仕事のできる男」


と答えるのは

この時の彼のイメージが根底にあるのかも



入社したのは半年彼の方が早いけど


半年の違いで

今の自分とこの人とこれだけの違いか…


と自分に悔しい思いをしたのも確か





別々の営業所で、しかも私は入社して2年は地場廻りばっかりだったから

そうそう接点もないわけで


はっきり覚えてるのは、

15年前会社に入って半年後の社員旅行


夜宴会の後、仲のいい人らが集まった誰かの部屋


私を可愛がってくれた上司と

彼の上司が仲が良かったから

たまたま同じグループになって


顔を覚えてるわけじゃないけど

彼の上司が

「結婚してどれだけたつっけ?」

「半年っすよ」

みたいな話してた


浴衣着て窓際にいたイメージがある


思えば

在職10年で行った8回の社員旅行

前半は偶然、後半は示し合わせて、

ほとんどの年、同じ組で行ってたっけ


それが出来たのも

彼が後半は店長になり

私も融通のきく立場、

班編成に直接携わる立場になったから


後々になって

初めての社員旅行の集合写真見たら

彼の表情は恐かった


そんな

おそらく出会いであったろう記憶