世界で活躍する人材を育てようと、七月下旬から福岡県宗像市で開かれている「第二回日本の次世代リーダー養成塾」で、塾長でもある奥田碩・日本経団連会長が四日、「若いリーダーたちへの期待」と題して講演した。全国から参加している高校生百六十人を前に、「受験勉強の偏差値だけでなく、人間として心の偏差値を上げることが次世代のリーダーには必要だ」と講演した。
講演することは簡単である。
大切なことは、自分自身が実践していることである。
そのことを知っていたのは、参加していた高校生であった。
「日本経団連が会員企業に天下り受け入れの停止要請を見送ったのはなぜか」とある高校生が質問した。
この質問に対して、リーダー像を語っていた経団連会長は、リーダーらしからぬ”単なる言い訳”調の回答しかできなかった。
自分自身が自分が公言するリーダーになれない者は、リーダーなどになるべきではない。