次の店舗開店までの現在
それは、勉強の時
父の愉快護の空いた時間を、充電期間として勉強に当てています
何の勉強をしようか??
ずいぶん検討を重ねました。宇宙人にも相談して…
で、結論は?
サッカーの試合で学んだこと…すなわち「敗戦に学ぶ」ことでした。
勝利…そこから学ぶことは少ないけれど、敗戦から何を学ぶか…
何処が至らなかったのか、どこに課題があるのか…そして、その課題の要因は何か?
それを認識し、次に克服の道程を付けていく…
ここ数年の我等が浦和レッズの状況によく似ています
と言うことで、さいたま近辺の飲食店の口コミを精査してみました…
そこで目にしたある情報…
一見評判はいいのですが、複数の方からは、とても厳しい評価を受けているラーメン店です
その評価がほぼ共通で「ラーメンがぬるい」そして「スープにコクがない」&「コスパが悪い」
果たして本当なのでしょうか…
そんなラーメン屋さんが、継続して営業できるのでしょうか?
ということで、さいたま市街を外れ、ちょっと遠方に出張してきました。
ここは、小規模なチェーン店です。総帥は、パティシエ出身とか…
そのノウハウは生かされているのでしょうか?
様々な疑問は、店に入店し、注文が終わるとすぐに理解できました
店舗の面積の割には、店長と、入店間もないバイト君1人
丁度昼食の時間と言うのに、レジには精算待ちのお客様が3人待ち
調理は店長一人だけ…バイト君は、数日前に入店したばかりなのか、全く要領を得ていません…
バイト君が悪いわけではありませんね、入店してから、その事例ごとに教えるという体験学習型
これでは覚えるのが早いのか、いやになって辞めちゃうのが早いのか…ってな感じです
大手チェーン店が、マニュアルをきちんと整備し、それを学んでから現場投入するというスタイルですが
これにも課題はあり「マニュアル以外のことはできない」となっているようですが…
ルーティン業務だけは、マニュアルの必要性がありますね…
注文したものが運ばれてきました…
「ぬるい」その通りです。あの書き込みは、数か月前から断続的に書き込まれているものです
全くその通りでした…_| ̄|○
スープはぬるく、麺もぬるい…でも、味は旨い
旨い…勘違いしないこと…
日本人の大事にしている「旨み」は、諸刃の剣です
「旨い」=「美味しい」ではないのです
旨み調味料の味なんです…
だから、一口目から旨い…_| ̄|○
私、この商売を始める前から、色々な商談会に行っています。
そこで勧められたインスタントのスープ類
まさにその味です…
それに、背脂を浮かせると、こうなるんではないのかなぁ…
そんなことを思ってしまいました。
旨い…これは、私の褒め言葉ではありません…
お客様の、こういった厳しいご指摘を、耳にする機会はあるのでしょうか?
いや、たぶんないのでしょう…あれば改善に向かうはず…ですもんねぇ…
と言うことで、いい勉強をさせていただきました。
価格=コスパについては、この回では書かないようにしましょう…
次回、同じような課題を持っているお店に潜入してからにします
寒い季節に熱いラーメン…それを期待して行ったお客様の、期待を裏切ってしまったことは
味以上に、大きな課題を残してしまったようです
なぜそうなってしまったのか…それは店長にしかわからないこと…
ではいけませんね…心して次の勉強に入ります