父の入選句(その4)…の巻 | 肉球が 好きで好きでたまらん「をじさん」の『ぷにゅぷにゅ』なブログ

肉球が 好きで好きでたまらん「をじさん」の『ぷにゅぷにゅ』なブログ

さいたま新都心で、肉球愛好会を開店していたものの、父の介護でしばし閉店 「笑顔の介護」始めました!

『天に竿 さして漁りの 蜆舟』

また、蜆の句ですね

親に似て、私も、みそ汁の具なら「蜆」が一番大好きですw

蜆の採り方には、色々あるようですが

いずれも、「ジョレン」と言われる金属製のかごを使うようです

このジョレンを、汽水域の水底に刺して、地面を掻いて行く…

土用のシジミと言い、寒シジミと言い、蜆の美味しい季節は

季節的に、最も過酷な時期なんです

季語のシジミは、春

きっと、この船で蜆を取っている漁師さんも

早春の冷たい水面を、船から長い竿を用いて…

引き上げる時には、天にもとどけと、引っ張り上げていたのでしょう…

これが土用シジミの頃なら、胸まで水につかって採っているのでしょうが…

無性に今晩 蜆汁が食べたくなりました…