薬師如来堂は沢入駅から左(北)へ百メートルほど行き、みぎてに見えてくる石段をのぼった高台にお祀りされていました。
石段の脇には、まるで小さな妖精たちが群れをなして光の中でクスクスと笑っているかのように、光りながら風に揺れる〝ユキノシタ〟が咲いておりました。
なんと可愛らしい♡
思わず足を止めてみとれてしまいました。
ユキノシタの花の群れはちょうど石段から途切れ、境内地に入るまで続いていました。
石段を登りきると、みぎてにはお地蔵さま、ひだりてには聖観世音菩薩さまの石造りのお像が立っておられました。
そのお美しいお顔立ちときたら♡
時代等が刻されたものは見当たりませんでしたが、故意に傷つけられた跡など一切ない美しい石像でありました。
優しいやわらかなお顔をなされています。
と、いけない、いけない、まずは御堂のご本尊さまへお詣りしなくては。
覗いてみるだけでは仄暗くてよく中の様子すらわからないので、スマホをガラスに押し当てて、カメラに切り替えて拝見させていただきます。
おおっ♡
木造の坐像です。
せいの高さは五十〜六十センチといったところでしょうか。
お顔の輪郭がぼやけてしまうくらいに経年劣化をなされてはおりましたが、衣の流れるさま等もしっかりと残った見事なお像です。
体幹に数珠まわしに使ったものなのか、直径にして3〜5センチ弱くらいの玉のお数珠が斜め掛けにかけられていました。
袈裟懸けほどではありません。
そう、それは例えるならくびにかけられた〝レイ〟がちょっとズレているくらいに、ぽんとかけられた感じです。
御内陣向かって左隣にはお地蔵さまの立像が二体、お祀りされています。
こちらはどうやら新しそうな…。
石段の脇には、まるで小さな妖精たちが群れをなして光の中でクスクスと笑っているかのように、光りながら風に揺れる〝ユキノシタ〟が咲いておりました。
なんと可愛らしい♡
思わず足を止めてみとれてしまいました。
ユキノシタの花の群れはちょうど石段から途切れ、境内地に入るまで続いていました。
石段を登りきると、みぎてにはお地蔵さま、ひだりてには聖観世音菩薩さまの石造りのお像が立っておられました。
そのお美しいお顔立ちときたら♡
時代等が刻されたものは見当たりませんでしたが、故意に傷つけられた跡など一切ない美しい石像でありました。
優しいやわらかなお顔をなされています。
と、いけない、いけない、まずは御堂のご本尊さまへお詣りしなくては。
覗いてみるだけでは仄暗くてよく中の様子すらわからないので、スマホをガラスに押し当てて、カメラに切り替えて拝見させていただきます。
おおっ♡
木造の坐像です。
せいの高さは五十〜六十センチといったところでしょうか。
お顔の輪郭がぼやけてしまうくらいに経年劣化をなされてはおりましたが、衣の流れるさま等もしっかりと残った見事なお像です。
体幹に数珠まわしに使ったものなのか、直径にして3〜5センチ弱くらいの玉のお数珠が斜め掛けにかけられていました。
袈裟懸けほどではありません。
そう、それは例えるならくびにかけられた〝レイ〟がちょっとズレているくらいに、ぽんとかけられた感じです。
御内陣向かって左隣にはお地蔵さまの立像が二体、お祀りされています。
こちらはどうやら新しそうな…。
沢入の向沢入薬師堂の木造薬師如来坐像は、桧(ヒノキ)材の寄木造りで、黒漆と金箔を貼って仕上げたものだといいます。
総高(蓮台含):46.5センチメートル
総高(像):21.0センチメートル
像厚:15.8センチメートル
…この目測音痴の私にしてはかなり近い値です。
総高(蓮台含):46.5センチメートル
総高(像):21.0センチメートル
像厚:15.8センチメートル
…この目測音痴の私にしてはかなり近い値です。