伊是名島には何度か行っていたのですが、今日は社員旅行での出来事をお話ししたいと思います。
野郎ばかり、7人だったでしょうか。
現地に着き、早速ちっちゃな船二艘をお願いして、二班に別れ釣りに出掛けました。
私の乗船班には四人と船長の計五名です。
最初、近くでアンカー落として、浅場で釣り開始です。
グルクンが思ったい以上に釣れ、なんとビックリしたことに「高級魚のメバルが」たくさん釣れたのです。
沖縄にはまさかメバルはいないだろうと思っていた私が浅はかでした。...感動です。
私たちが釣りをする間、船頭さんは素潜りです。
獲物を観てビックリしました。
直径20cmはあろうかと思われる夜光貝(サザエの超超特大を想像していただければ...感じが掴めると思います。)です。
これ、身は食することができますか?
船頭さんに訪ねる私。曰く「食べられますが、殆どは、工芸品及び工芸品の材料にしています。」との返事。
そういえば首里城に行ったとき、展示品の中に、鼈甲細工でできた器を見たことがあります。正にこの夜光貝を砕いて創られたのがそうだったのですね。
浅場での釣りを終えて、小物に飽きて来たので、ターゲットを大物狙いに変えました。
当然そこから20分位沖にいった、水深約50m前後の場所に移動することにしました。
着いて、私は、コマセ、餌さ、仕掛けの準備です。
すると私のとなりにいた、顧問(私との歳の差は、30歳)のウェ、ウェが始まりました。船酔いです。
船酔いのきつさは、経験した人じゃないと解りません。
海面に自分を写しながら、私が背中を擦っていた瞬間、あっという間の出来事でした。
総入れ歯が落ちて、ゆらゆら海の底めがけて沈んで行きます。
たもを入れても間にあいません。
その日は晴天で、水深49mのところでも、透明感が抜群なのでキラキラ底から光って見えますが、どうすることもできません。
何かに引っ掻けようと、何度も何度も試しましたが埒があきません。船頭さんにも何度も潜ってトライしていただいたのですが、何しろ水深があまりにもありすぎ、素潜りの為、やむ無く諦めざろうませんでした。
正に踏んだり蹴ったりとは、この事でした。
聞けば20万円したそうです。(泣)
顧問にとっては、二重の災いでしたが、「災い転じて福と成す」と励ましながら、その日、自分達で釣った獲物を、刺身にして、味噌汁作り、豊穣の海の幸に感謝したことを覚えております。
正に、今風に言うと「超、まいう」でした。。