茹でガエルの法則はなぜ使われるのか?
『2匹のカエルを用意し、一方は熱湯に入れ、もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。すると、前者は直ちに飛び跳ね脱出・生存するのに対し、後者は水温の上昇を知覚できずに死亡する』
これが茹でガエルの法則と呼ばれている内容です。
環境の変化に対応する事の重要性、困難性を指摘するために用いられる警句として使われます。
カエルは変温動物なので、ゆっくりと水温を上げていくとその変化を感知できないという話に納得性が有るからでしょう。
マーケティングの学び始めは、聞いたこともないカタカナ語が沢山出てきます。
先ずは用語に慣れることが求められ、その意味を理解するだけで嫌になってしまう方が多くいらっしゃるのは普通です。
『どうして学んだ内容を復習しないのか?』
それは復習したからといって、すぐに成績を上げられるようなものではないと感じるからです。
特に最初は机上論に感じ、こんなもので成績を上げられる実感はわきません。
算数でいえば九九(かけ算)のようなものです。
憶えるものは憶えることが先決となります。
しかしリサーチやポジショニングなど、単独で使用しても、あまり意味はありません。
マーケティングは、それぞれが関係しあってこそ機能するものだからです。
そのためある一定の基礎勉強期間が必要になります。
人にもよりますが、一定の効果を期待できるためには1,000時間は必要です。
毎日3時間で約1年間ですが、その道のプロから指導を受けることも大切となります。
毎月2時間程度の勉強では、成果を期待できるまで40年かかる計算でしょうか(笑)。
社内勉強会やセミナーを充実させているが成果が出ないと嘆く人事の方がいらっしゃいますが、
それで成果が出るのならば、この社会に成功本は存在しないと思います。
つまり自分から勉強したいと思わない者は不向きでしょう。
しかしそうなると途中であきらめる者も出ますし、いきなり応用から入ろうとする者も出ます。
そのような者が求める先は、答えというやり方です。
そして答えを配給する者が求められます。
ビーカーに入れたカエルは、少し温度を上げると暴れて逃げます。
ただし、ジャンプしても飛び出られないほど大きなビーカーを用意して、吸盤の無いため逃げられないアカガエルを入れると、煮あげることは可能です。
マーケティングを学んでも、用語を正しく記憶することには意味がありません。
それよりも、実際に使って成果を出すことが重要です。
カエルの話が本当なのかどうかはたいした意味はありません。
そのようなことで勝ち負けにこだわるよりも、
一度きりの人生を楽しく生きればいいのです。
コミュニケーションは、勝ち負けではありません。
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