心の風景 | たんたんのhumming DAYs

たんたんのhumming DAYs

横須賀での
静かで穏やかな暮らしの中で
徒然なるままに
思った事、感じた事。
素直な心の動きを



引っ越し先のマンションを
探している時

不動産屋さんに
最初に連れられて来た
この部屋

一目惚れであった。
特別な風景でもない
大好きな海が見えるわけでもない
最上階と言うわけでもない

ハワイへ行った時と
同じ懐かしさを感じ
ここでなら、何もなくても
楽しく暮らせる
夢を持っていられる
などと思った

この後、何軒も回ったけれど
結局、ここに決めた

そして、今日今のこの
暮れゆく空

好きなBGMを流して
部屋から眺めているだけで
悩みも、心配もスッと消え
胸を掬われていく
そんな気がする

もっと、素晴らしい借景も
あるでしょうけれど
どんなに豪華なマンションの
何万ドルの夜景の見える
窓より、この
小さな部屋から見える
この風景に魅了されるのは
何故なのかしら

空に手をかざすと
ビリビリと自分の氣が
手のひらから溢れるのを
感じる

この後
更に暮れていく様子を
しばらく、眺めていよう

寝たきりになっても
今際の際にでも
この窓辺にベットを置き
この夕景を眺めていたい

最後の晩餐は食べなくても
この空だけは、
いつまでも、見ていたい


などと、思いながら
今夜の生姜焼きの下拵えを
始めている