以前、マーケティングの
セミナーで聞いた事例
ではありますが。
ちょっと(かなり)前、
パナソニックが
新しいパソコンを発売して
大ヒットしました。
そのお話です。
パソコン業界の話?
そんなの関係無いと思われる
かも知れませんが、
共通点があると
思いますので
読んでみて下さい。
当時、
パナソニックのパソコンは
あまり売れてなくて
性能面でも、かなり
他社に引き離され
ていたそうです。
開発陣は、
頭を抱えて
苦しんでいました。
「今から新しい技術を開発する
時間も予算も無い」
そんな中、
営業担当から
提案がありました。
「少々ぶつけても大丈夫な
PCを作れないか?」
当時は、
今と違いタブレットも無く
仕事でパソコンを「持ち運ぶ」
人がたくさんいたのです。
なので、つい
ぶつけたりして、
よく壊れていました。
お客さんの元で
大事なプレゼンを
控えていたのに
満員電車で押されて
パソコンの液晶が
壊れてしまい
迷惑をかけたため
契約を切られた
という
大損害を
被ったケースも
あるそうです。
ちなみに
満員電車で押される
「圧力」は100kgにも
達するのだとか。
開発チームは
起死回生とばかり
軽量化も頭に入れつつ
100kgの圧力にも
屈しない
「圧倒的に頑丈な」
パソコンを開発し、
ビジネスマンに受けて
大ヒットしました。
値段が、他社より
少々高かったのにです。
これが、
レッツノートという
パソコンの
誕生秘話です。
パナソニックは
何をしたのでしょうか?
当時、
パソコンメーカーは
「動作スピード」や
「こんなこともできる」という
「性能面」で競い
各社価格を
叩き合っていました。
「その舞台」で、
勝負するのを
止めたのです。
性能だけの追求を
「手放したのです」
そして、
「圧倒的に頑丈」という
今までにない
「自分の舞台」
を作りあげ、そこで
主役になったのです。
電気メーカーにとって
技術・性能は
とても大切なこと。
技術部の人たちは
複雑な気持ちだったかも
知れません。
しかし、
パナソニックは
「お客さんの声」
を丁寧に拾い
お客さんが
ビジネスの現場で
「困っている」
そのことに
心を寄せたのです。
性能「そのもの」ではなく
「壊れにくい」
「安心して仕事に使える」
ことに、全てを
投入しました。
これは、
とても勇気のいる
決断です。
セラピスト業界も
近いものが
ないでしょうか?
目に見える
目新しい技術のみを
探すのではなく
他がやっている
「あれもこれも」を
追うのを止めて
今、自分を信頼して
来てくれている
お客さんの声に
キチンと耳を傾け
心に寄り添うのが
大切だと思うのです。
明日と言わず
今日からでも
お客さんの声を
しっかり聴き
心を寄せて下さい。
必ず、何がしかの
「気づき」が
生まれると思います。
明日は、
「自分の舞台だから楽しめる」
そこで起こる素敵な効果
について話します。
この記事が、
少しでもセラピストさんのお役に
立てましたら何より嬉しく思います。