その数日後、事故を起こしたので簡易裁判所に
呼び出しを受けました。
免許停止になるんじゃないか?
配達出来なくなったら、どうしよう…
不安でいっぱいになりつつ、威圧感のある建物に
入っていきました。
名前を呼ばれて部屋に入り、係官に色々聞かれ調書
を取られます。事務的な淡々とした口調で。
昔、学校の先生が書いていた、あの “エンマ帳”
(古いなぁ~(笑))に、淡々と記入されていきます。
この記録が残るのかな? なんて考えていると、
係官の人から「そしたら確認するで」の声。
アレっ?
急に口調が、くだけた感じになったのです。
「あんたは、わき見をしとったんか?」
の質問に、私は
「いえ、居眠りを…」
と言いかけました。
すると、係官が手で制して止めるのです。
ん?
何か悪いことを言ったんだろうか?
と思っていると、
「ちょっと待ってや」と言いながら係官は、
例の大きなエンマ帳を立てて、横から見えない
ように。
そして、顔を寄せ、小さな声でささやくのです。
「ええか、わき見は4点や。居眠りは6点や」
「6点は免許停止や、わかるか?ええな?」
と言ってエンマ帳を倒し
「もう一度聞くでぇ!」
と、今度は大きな声で言います。
例の大きなエンマ帳を立てて、横から見えない
ように。
そして、顔を寄せ、小さな声でささやくのです。
「ええか、わき見は4点や。居眠りは6点や」
「6点は免許停止や、わかるか?ええな?」
と言ってエンマ帳を倒し
「もう一度聞くでぇ!」
と、今度は大きな声で言います。
「あんたは、わき見をしとったんか?」…
…「はい、そうです」
免許停止になったら仕事が出来なくなるっ!
私は、その一心で答えました。
「“わき見運転”の事故で、4点減点」
と、係官は元の淡々とした口調。
いいのかなぁ~と思いつつ係官を見ると、
ニヤッと笑い、またも小声で
「あんた山口町やろ?ワシも山口町に住んどるねん」
「近所のよしみや、助けたるわ」
と言って下さいました。
そして、
「独立したてで、二日間寝てなかったんやて?」
「大変やったなぁ」
と労っても下さったのです。
部屋を出る時、係官が机の下で小さく手を振って
笑顔で送ってくれました。
出口の門で建物を振り返ると、あの威圧感は全く
無くなっていて、妙に暖かく親しみが湧いたのを
今も覚えています。
帰り道、私は、不思議なものを感じていました。
思えば、あり得ないような奇跡が三度も重なったのです。
一つとして欠けていたら、始めたばかりの仕事は続けて
いけませんでした。
その時、想いが湧き上がってきたのです。]
「この仕事をしろ!と言われてる」
そして、
「このことで生かされてる」と。
何とかしたい、お客さんの役に立ちたい!
その想いだけで、約20年会社を経営しました。
その想いの根本には、いつも「あの」出来事が
ありました。
一生懸命やっていると、必ず、ありがたく不思議な
助けの手が差し伸べられます。
自分を信じて、仕事を深めて下さい。
むやみに拡げず。
思わぬ方向から、思わぬ光が差してきます。
この仕事を通じて、私は、今のコーチングの技術を
磨いてきたように思います。
20年かけて…
これから、更に「今のお客さん」に向けて恩返しを
していきたいと思っています。
この記事が、
少しでもセラピストさんのお役に
立てましたら何より嬉しく思います。
そして、
「このことで生かされてる」と。
何とかしたい、お客さんの役に立ちたい!
その想いだけで、約20年会社を経営しました。
その想いの根本には、いつも「あの」出来事が
ありました。
一生懸命やっていると、必ず、ありがたく不思議な
助けの手が差し伸べられます。
自分を信じて、仕事を深めて下さい。
むやみに拡げず。
思わぬ方向から、思わぬ光が差してきます。
この仕事を通じて、私は、今のコーチングの技術を
磨いてきたように思います。
20年かけて…
これから、更に「今のお客さん」に向けて恩返しを
していきたいと思っています。
この記事が、
少しでもセラピストさんのお役に
立てましたら何より嬉しく思います。