不思議な助け その② | 「人生を変えたい」セラピストが"豊かさと幸せ"をつかめる自分の舞台

さて、お客さんの所で、遅れたことを詫びて早速荷物
を開けた私は、一瞬で、血の気が引きました。

なんと…

二日間徹夜して作った品物が、事故の衝撃で激しく
変形しているのです。

グシャっと、ぺシャンと。

私は、力が抜けて、へたりそうになり
「すぐ作り直してきます」と言うのが精一杯でした。

クーラーボックスを覗いたお客さんは、

「まぁ、うちで直しながら使えるやろ」
「それより大丈夫か?大きなタンコブこしらえて」
と言って下さいました。

ただでさえ忙しい盆の最中、直しながら品物を使うと
時間は倍以上も掛かってしまいます。

そもそも、時間を短縮しようと注文を出して下さった
のに、かえって迷惑をかけてしまった申し訳なさ。

取引停止になっても当然なのです。


それなのに…

お客さんが、品物より私の身体を心配して下さった。
その気持ちが嬉しくて、またウルウル泣きそうに。

「あんた、車無いんやろ?配達どうするの?」

と言われ

「ちょっと待っとき」と、車をまわして来られました。

「次の車が来るまで、コレ乗っといたらええわ」と
言って下さったのです。

それは、何台かあるお客さんの車の中でも一番良い車
でした。私の乗っていた軽トラックなど、足元にも及
ばないような。

「そんな、申し訳ないです」という私に
「ええから、ええから乗っとき」との優しいお言葉。

実は、その日の晩、そして明日からの配達をどうしよう

かと、途方にくれていたところだったのです。


ありがたく車に乗って帰る間際、そのお客さんに
「独立したら、いろいろあるからな」
「まぁ、何とかなるから頑張りや」
と声を掛けて頂き、肩を優しく叩かれました。

またも、熱いものが込み上げてきて
ボトボトと涙が溢れて止まりません。

この車も、カーペットが濡れてしまいました。


このお客さんも、独立して仕出し屋さんを
興されていたのです。

お客さんというのは、本当にありがたい存在やなぁと、
しみじみ思い手を合わせました。

後日、車を返却する際は、隅々まで心込め掃除させて
もらいました。

ワックスで磨きながら、再び涙を浮かべつつ。


その数日後、事故を起こしたので簡易裁判所に
呼び出しを受けました。

免許停止になるんじゃないか?
配達出来なくなったら、どうしよう…

不安でいっぱいになりつつ、威圧感のある建物に
入っていきました。


つづく…


   
  *「セラピスト専門」コーチング*


       こんな感じのセッションです
    

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