LEONにみる世代内格差 | 2 Million a Year

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MBAを目指していたあの頃、時代はどう動き、僕は何を考え、感じたのか。

MBA留学を目指す男の日々。

 先日の情熱大陸にLEON編集長の岸田一郎氏が取り上げられていた。
LEONは、「もてるオヤジ」をメインテーマにおいており、対象は世間で
少し煙たがれ始める30代から40代だろうか。それでも僕のような若造
でも、もてたいがために(?)目に付けばついつい立ち読みしてしまう。
創刊は2002年ごろという話だったと思う。


LEONがきっかけかどうかは定かではないが、ここ最近は男性誌・
女性誌に区別なく主にモノ・ファッション・ライフスタイル雑誌の

創刊ラッシュと感じる。


男性誌に特徴的なのは、LEONを始めここ数年で創刊になったUOMO、
SAFARI、TARGETなどいずれもある程度の年齢層(28歳~42歳位?)
すなわち購買力のある男性をターゲットとしている点だと思う。これは、
バブル期入社組と、いわゆる「団塊ジュニア層」と呼ばれるその少し下
の年代の人を中心に、その前後の世代を狙っていることになる。


日本のバブル崩壊は1990年くらいとされる。この直前までは、大卒の
就職状況は売り手市場だった。しかし1990年初頭にバブルが崩壊。
団塊ジュニア層が世間に出たのがちょうどこのバブル崩壊直後から。
つまり就職氷河期と言われる時代である。

世代の背景は異なるものの、この二つの世代に勝ち組と負け組みの
大きく分けて2つのグループが存在すると思われる。


--バブル期就職組
○勝ち組=現在も出世コース
●負け組=中途リストラ or 離脱


大量採用期から活躍してきた人 or 離脱した人は、年功序列の崩壊や
労働裁量制導入でそれぞれのポジションがかなり明確に。



--バブル崩壊直後就職組
○勝ち組=就職できた人
●負け組=就職できなかった人


社会人のスタート時点でついた差は十数年たった今、さらに大きな
差なっている。



このような構図が他のどの世代よりも明確なのではないだろうか?


LEONやUOMOといった雑誌は完全に勝ち組をターゲットとしている。
しかも、DC全盛時代を生きていた彼らには、装いに気を配るという
カルチャーは今も根付き残り、くすぶっていた。


LEONはそれをうまく刺激し、しかも世間で敬遠されがちなオヤジという
呼び名をしゃれた理想の大人像と刷り込むことで、完全勝利を収めた
感すら今となっては感じる。

かたや「年収300万時代を生きる」的な書籍をもてはやすグループ、
かたや大人な自分を楽しむ的コンセプトに賛同するグループという2つ
の世代内ギャップを見事に浮き彫りにした雑誌のように思えてならない。


そんなことをボーっと考えながら、いつか情熱大陸に出演する、という
自分の夢を思い巡らせていた。

LEON