ハイセイコーのブログ -63ページ目
先週、阪神競馬場で行われました第74回
阪神ジュベナイルフィリーズは道中、中団
でレースを進めた1番人気のリバティ
アイランドが直線に入って外から堂々と
突き抜けて2馬身半差をつけてまさに
横綱相撲で優勝。
2勝目と共にGⅠ初勝利となりました。
2着に12番人気のシンリョクカ、3着には
10番人気のドゥアイズと2頭の伏兵が
入り、2番人気に推されたモリアーナは
12着、3番人気のウンブライルは15着に
敗れました。

今週は、阪神競馬場で第74回朝日杯
フューチュリティステークスが行われます。
1949年関東地区3歳(現2歳)馬のチャン
ピオン決定戦として朝日杯3歳ステークス
が創設されました。
2001年から名称を朝日フューチュリティ
ステークスと変更し、2013年までは中山
競馬場で行われていましたが、2014年
からは舞台を阪神競馬場に移して
行われています。
昭和期に暮れの中山競馬場での朝日杯
3歳ステークスとして見て来た私としては
2週連続で牡馬牝馬の2歳馬チャンピオン
決定戦が大人の事情とはいえ、関西地区
で行われることや昭和59年に新設された
暮れの中山で行われるGⅠ競走ホープ
フルステークスがある等、どちらが本当の
2歳チャンピオンと言えるのか、未だに
良く分からなく、違和感があります。
私の思い出のレースは外車、スーパーカー
等と呼ばれ規格外のスピードでファンの
度肝を抜いたマルゼンスキーが優勝した
第28回朝日杯3歳ステークスです。
マルゼンスキーの父は、イギリスの三冠馬
で世界競馬の歴史に名を刻む名馬
ニジンスキー。
アメリカからの持ち込み馬として天馬
トウショウボーイや貴公子テンポイントが
クラシックを賑わした昭和51年(1976年)
にデビューしました。
脚部不安があって強い調教が出来ない事
もあって前評判は意外にも、それ程では
ありませんでしたが、新馬、特別戦を大差
で圧勝、いずれも他馬とのスピードの違い
を見せて逃げ切るという競馬でした。
続く府中3歳ステークスでは北海道3歳
ステークスの勝利馬でやはりスピードが
持ち味のヒシスピードと対戦となり、ここ
でもマルゼンスキーの圧勝かと思われて
いましたが、油断していた騎手の判断ミス
で、最後の直線半ばでヒシスピードが一気
にマルゼンスキーに並びかける展開となり
慌てて追いだしたものの、ヒシスピードが
マルゼンスキーを交わす場面もある等、
マルゼンスキーとヒシスピードの激しい
競り合いとなり、両馬並んで入線。
写真判定にもつれ込み、結果はマルゼン
スキーがハナ差先着していたものの、
生涯唯一の辛勝となりました。
続いてマルゼンスキーは、今の朝日杯
フューチュリティステークスの前身レース
当時の関東の3歳王者決定戦、朝日杯s
3歳ステークスに出走しました。
このレースには前走でマルゼンスキーを
ハナ差まで追い詰めたヒシスピードも
参戦し、両者の再戦が注目されました。
レースは前走の苦戦を教訓にマルゼン
スキーはスタートから気合を入れて先頭
を奪うと、そのまま他馬を引き離して逃げ
3コーナーから差を縮めようとするヒシ
スピードでしたが、先頭で直線に入ると
マルゼンスキーはエンジンの違いを見せ
つけ、更にスピードを加速してヒシスピード
以下を突き放し、まさに規格外の次元の
違う走りを見せ13馬身、2.2秒差をつけ
大差の圧勝劇を演じ、レコードタイムで
無敵の4連勝を飾りました。
レースを見ていた競馬ファンは、あまりの
強さに驚きを通り越して、唖然として
しまったほどの驚愕のレースでした。
このマルゼンスキーの出現は日本の
生産界を震え上がらせ、外国産馬の出走
制限廃止を遅らせたと言っても過言では
ありません。
生涯成績8戦8勝のマルゼンスキー
マルゼンスキーの強さと桁違いのスピード
は日本競馬史上の最強馬の1頭として
今でも語り継がれています。


今週は、中山競馬場で伝統の第74回
朝日杯フューチュリティステークスが
行われます。
実力馬ダノンタッチダウン、ドルチェモア
フランケルの仔レイベリング、未知の魅力
のコーパスクリスティに注目しています。
今週も全馬の無事を祈りながらレースを
観ます。
先週、中京競馬場で行われました第23回
チャンピオンズカップは3番人気のジュン
ライトボルトが直線でクラウンプライドが
先に抜け出して先頭に立つ中、鮮やかに
差し切って優勝、3連勝でGⅠ初勝利を
飾りました。
鞍上の石川騎手もデビュー9年目でGⅠ
初制覇となりました。
2着には4番人気のクラウンプライド、3着
には6番人気のハピが入り、圧倒的1番
人気に推されたテーオーケインズは
反応が鈍く、4着に敗退しました。

今週は、阪神競馬場で第74回阪神ジュベ
ナイルフィリーズが行われます。
1949年、関西所属の旧3歳馬による
チャンピオン決定戦として阪神ジュベ
ナイルフィリーズの前身となる阪神3歳
ステークスが創設されました。
そして1991年より牡馬・牝馬の旧3歳馬
のチャンピオン決定戦を明確にすることを
目的に阪神3歳ステークスは牝馬限定戦
とし、競走名も阪神3歳牝馬ステークスに
変更され、旧3歳牝馬によるチャンピオン
決定戦として位置づけられました。
2001年より馬齢表記が国際基準に改め
られたことに伴い、現在の阪神ジュベ
ナイルフィリーズの名称になり、今日に
到っています。
歴代優勝馬からはクラシックや重賞勝ち馬
が多く出ており、3歳のクラシックに直結
する競走として重要視されています。
思い出の馬は、まだ阪神3歳ステークスと
いう名称だった第24回優勝馬キシュウ
ローレルです。
キシュウローレルはあの怪物ハイセイコー
と同じ昭和48年クラシック組で同期には
牝馬二冠馬ニットウチドリ、オークス馬
ナスノチグサの他、レディースポート、
ケイリュウシンゲキ、ケイスパーコ、
牡馬ではハイセイコー、タケホープ、
イチフジイサミ、ホウシュウエイト、
ディクタボーイ等がいます。
キシュウローレルは旧馬齢3歳秋の阪神
でデビューし、新馬戦を何と3秒も離す
大差で圧勝し、続くデイリー杯3歳Sでは
評判馬のヨドヒーロー等をレコードタイム
でやぶって圧勝し、一躍関西期待の
クラシック候補として名乗りをあげました。
そして続くオープン競走も圧勝し、牝馬で
ただ1頭、関西3歳馬ナンバーワン決定戦
阪神3歳ステークスに出走しました。
このレースには関西のクラシック候補の
ヨドヒーロー、ディクタボーイ、アマツカゼ等
が参戦しましたが、キシュウローレルの
スピードは誰も止めることは出来ず、
ここでもヨドヒーロー以下に5馬身差を
つけて圧勝し、無敵の4連勝を飾りました。
この勝利が高く評価され、この年の
最優秀3歳牝馬に選出されました。
年が明けて4歳になったキシュウローレル
はオープン特別競走を難なく勝って5連勝
を飾り、無敗のまま、牝馬クラシックの
大本命となりました。
そして桜花賞トライアル阪神4歳牝馬特別
で関東期待の牝馬ニットウチドリと対戦
しました。
レースは、いつものようにスピードの違いを
見せ、先手をとって逃げたキシュウ
ローレルは直線でもスピードは衰えず
このまま逃げ切るかと思いましたが、好位
につけていたニットウチドリが猛然と追い
込み、ゴール前でキシュウローレルを
クビ差捕え、レコードタイムで優勝。
キシュウローレルは体調が万全では
無かったものの、まさかの初の敗戦を
喫してしまいました。
この結果、本番の桜花賞では関東の
ニットウチドリが本命となり、キシュウ
ローレルは2番人気となりました。
桜花賞に合わせ体調が万全となった
キシュウローレルは雪辱に燃え、馬体を
立て直し、ニットウチドリに挑みました。
レースはニットウチドリが好スタートを切り
はじめニットウチドリも先頭を譲らず
キシュウローレルと競り合う形になり
ましたが、何とかキシュウローレルが先頭
を奪って逃げ、直線に入って逃げ込みを
図りましたが、トライアルと同じように
ニットウチドリが直線で鋭く差してキシュウ
ローレルを交わし、3馬身半差をつけ、
レコードタイムで優勝を飾りました。
その後、距離適性も考慮したキシュウ
ローレル陣営は、オークスは見送って
休養に入りました。
秋に復帰したキシュウローレルはオープン
競走等2戦したものの、結局勝つことは
出来ませんでした。
年が明けて古馬になったキシュウローレル
は金杯に参戦したものの、距離が合わ
なかったのか9着に大敗してしまいました。
その後、オープン競走に出走すると
5馬身差をつけて圧勝、久しぶりの勝利と
なりました。
その後、休養し、8月の小倉でのオープン
特別レースで持ち前のスピードで先行して
逃げると、そのまま他馬を寄せつけず、
レコードタイムで圧勝。
改めて快速馬キシュウローレルの実力を
見せつける形になりました。
しかし、このレースが快速馬キシュウ
ローレルの生涯最後の勝利となりました。
小倉で復活したキシュウローレルは、秋の
京都牝馬特別を最後に引退し、次世代に
そのスピードを受け継ぐべく繁殖入りする
ことが決まりました。
そして運命の昭和49年10月27日、
今でもその悲劇が語り継がれる第9回
京都牝馬特別に出走しました。
このレースには牝馬ナンバーワンと
言われながら故障のため、春のクラシック
に出走出来なかったイットーが秋に復活
をかけて出走して来た他、後の重賞
勝ち馬ミトモオー、ケイスパーコ、ラッキー
オイチ、フジノタカザクラ等が参戦しました。
幻のクラシック馬イットーと快速馬キシュウ
ローレルの結局、最初で最後になって
しまった対決に注目が集りました。
1番人気は復活をかけるイットーで
キシュウローレルは引退レースという
こともあって2番人気に推されました。
スタートすると内枠を利してケイスパーコが
先頭に立ち、その直後からキシュウ
ローレルがいつものスピードでケイス
パーコに並びかけ、その後ろの好位置に
イットーとラッキーオイチが続き、ミトモオー
は中団からという展開になりました。
第3コーナーで満を持してキシュウ
ローレルがケイスパーコを振り切って
先頭に躍り出て、これを受けてイットーや
他馬も一斉に仕掛けてペースが早くなり
キシュウローレルが先頭で第4コーナー
に向かおうとした瞬間、キシュウローレル
は左脚から前のめりに崩れ落ちるように
落馬、その直後にいたミトモオーは騎手の
咄嗟の判断で大外に吹っ飛んで難を
何とか逃れましたが、ミトモオーの直後に
いたイットーは接触して最後方まで下がる
結果となり、大怪我をしながら10着に
敗退してしまいました。
落馬し転倒したキシュウローレルは必死
に痛みを堪えながら立ち上がりましたが
左脚は無惨にも完全に折れてぶらぶら
の状態となっていました。
それでも競走馬の本能なのか左脚が
ぶらぶらの状態にもかかわらず、必死に
ゴールを目指して、走り始めました。
この悲惨な光景にスタンドからは早く
止めてやれとか泣いているファンもいて
場内は騒然となりました。
実況の杉本アナも早く止めてあげて欲しい
ですねと悲しみに満ちた実況を行って
いました。
見るも無残な状態でゴールを目指した
キシュウローレルは直線半ばで力尽き
ようやく厩務員が到着しました。
キシュウローレルはメンコもズレ、悲しげに
スタンドを見つめていました。
まるで今まで応援してくれたスタンドの
ファンの人達に最後のお礼とお別れを
言っているようでした。
今でもその悲惨な光景を思い出すと涙が
止まりません。
後に判ったことは、落馬したのは
第3コーナーの坂の下りで馬場に空いた
蹄の跡に脚を取られ、転倒してしまった
そうです。
怪我の状況は左第一指関節多開脱臼、
第一指骨種子骨複骨折並びに第一指骨
骨折で、すぐに安楽死の措置がとられ
ました。
この悲惨な光景を見た視聴者から競馬会
やマスコミ各社にキシュウローレルの安否
を心配する問い合わせが殺到したそうです。
これを受け、後日馬主の木村氏は今まで
キシュウローレルを応援してくれたファン
へのお礼も兼ねて新聞にキシュウローレル
の死亡広告を掲載しました。
快速馬キシュウローレルは、最後まで
ゴールを目指し、そしてその快速であっと
いう間に天国に駆け上ってしまいました。
引退レースという最後の舞台で大怪我を
しながらも、最後までゴールを目指した
快速馬キシュウローレル。
こんな素晴らしい馬がいたことを、そして
こんな悲劇があったことを、忘れては
なりません。
私は命ある限り、語り継いでいきますし、
後世にも語り継いでいって欲しいと
願っています。

今週は、阪神競馬場で第74回阪神ジュベ
ナイルフィリーズが行われます。
将来性豊かなラヴェル、リバティーアイ
ランド、未知の魅力のウンブライル、
モリアーナに注目しています。
今週も全馬の無事を祈りながらレースを
観ます。
先週、東京競馬場で行われました国際
招待競走第42回ジャパンカップは18頭で
行われ、スタートしてユニコーンライオンが
スローで逃げる中、馬群は縦長の展開
にはならず、一団となって直線に入り、
まずは真ん中から2番人気のダノン
ベルーガが抜け出して先頭に立つと、
内からへヴェルトライゼンデが鋭く伸びて
代わって先頭に立ち、しかし今度は外から
鋭く追い込んできたダービー馬シャフリ
ヤールが先頭に立ち、このまま行くかと
思った瞬間、ライアン・ムーア騎手の剛腕で
内をこじ開けて伸びて来たヴェラアズールが
馬群を突き抜けシャフリヤールをゴール前
で差し切って優勝、初のGⅠ制覇を果たし
ました。
2着には1番人気のシャフリヤール、3着
には4番人気のヴェルトライゼンデが入り
2番人気のダノンベルーガは直線での
不利もあって5着に終わりました。
そして心情的に応援していたデアリング
タクトは直線で前を塞がれる不利が2度も
ありながら、それでも最後まで頑張って
追い込み4着に入りました。
今回のジャパンカップは外国人騎手の
手綱さばきや剛腕の騎乗も素晴らしく
各馬一団となっての直線での攻防は
見応えがあり、本当に素晴らしい
ジャパンカップだったと思います。

今週は中京競馬場でダートのGⅠ競走
チャンピオンズカップが行われます。
日本において1970年代より世界に
通用する強い馬作りが提唱され、
1981年には念願の国際招待競走
ジャパンカップが創設されました。
その後1995より中央競馬と地方競馬
との交流が飛躍的に拡大されるように
なるとダートにおける重賞競走が注目され
日本のダート競走においてもダートの
国際競走を開催しようという気運が高まり
を見せ、2000年にチャンピオンズカップ
の前身となる日本初のダート国際招待
競走ジャパンカップダートが創設され
ました。
そして2014年からは施行場を阪神から
中京競馬場に移行し、これを機に名称も
チャンピオンズカップに変更され、また
回次についてはジャパンカップダートから
引き継いで通算されることになりました。
今週は、中京競馬場で第23回チャン
ピオンズカップが行われます。
ダート重賞戦線は入れ替わりが激しくて
本当によく判りません。
実力馬テーオーケインズ、好調の
クラウンプライド、巻き返しを図る
グロリアムンディ、ノットゥルノに注目して
います。
今週も全馬の無事を祈りながらレースを
観ます。

