明けましておめでとうございます。

皆様にとって2026年が輝かしく幸せな

1年になりますよう、お祈り申し上げます。

今年も私が見て来た昭和を中心とした

思い出の名馬達のことを書いていきます

ので、どうぞよろしくお願い致します。

そして、今年も全人馬が無事に過ごせる

ことを心から祈っています。

 

昨日、中山競馬場で行われました第75回

中山金杯は、好位からレースを進めた7番

人気のカラマティアノスが最後の直線で

抜け出し、猛然と追い込んで来たアンゴラ

ブラックをハナ差おさえて重賞初制覇を

果しました。

2着には1番人気に支持されたアンゴラ

ブラック、3着には4番人気のグランディア

が入りました。

今週は京都競馬場で節目となる第60回

シンザン記念が行われます。

シンザン記念は戦後初のクラシック三冠を

制し、天皇賞、有馬記念にも優勝した

五冠馬シンザンを称えるため、1967年に

シンザン記念として創設されました。

昭和期においては、シンザン記念に

勝った馬はクラシックに縁がないという

ジンクスがありました。

しかし、近年の優勝馬からは

タニノギムレットやジェンティルドンナ、

アーモンドアイ等のクラシック馬が

誕生したことから、現在ではクラシックの

登竜門と言われるようになりました。

名馬の功績を称えるため創設された

名馬の名前が冠となった重賞レースが

少なくなる中、シンザン記念が今も続いて

いることは本当に嬉しく思っています。

 

思い出の馬は、クラシックへの挑戦が

叶わなかった昭和49年第8回優勝馬

ナニワライトです。

ナニワライトの父は、歴史的名馬リボーを

父とするフジオンワードで、代表産駒には

エリザベス女王杯を制したリードスワロー

スワンステークスや阪急杯に優勝した

サツキレインボーやミホノフォードなどが

います。

ナニワライトは昭和49年のクラシック組で

同期には二冠馬キタノカチドキ、ダービー

馬コーネルランサーや快速馬ニシキエース

スルガスンプジョウ、ホウシュウミサイル

スリーヨーク、エリモマーチス、ミホランザン

ナスノカゲなどの重賞勝ち馬がいます。

 

ナニワライトは旧馬齢3歳秋の京都の

新馬戦でデビューし、新馬戦は後の名牝

イットーの前に6着に敗れましたが、続く

未勝利戦をクビ差で勝つと、次の条件

特別戦にも勝って連勝して3歳を

終えました。

年が明けて4歳になったナニワライトは

格上のシンザン記念に挑戦しました。

このレースには、後の重賞勝ち馬

ホウシュウミサイルやスリーヨーク、そして

最強の2勝馬と言われたバンブトンオール

が参戦し、1番人気はバンブトンオールが

支持され、実績が無かったナニワライトは

8番人気での出走となりました。

レースはシンポーラが逃げ、その後ろから

バンブトンオール、ホウシュウミサイルが

続き、スリーヨークは後方からの競馬と

なりました。

第4コーナーではホウシュウミサイルが

仕掛けてシンポーラに並びかけ、

スリーヨークも3番手に上がり、バンブトン

オールも差を詰める中、ナニワライトは

まだ後方のままで直線の勝負へ。

外からホウシュウミサイル、内をついた

バンブトンオールの一騎打ちになるかと

思いましたが、直線で最内をついた全く

人気薄だったナニワライトが鋭く伸びて

一気に先頭に立ち、追い込んで来た

サニーハードをクビ差おさえて優勝を飾り

重賞初制覇を果たしました。

続くオープン競走にも勝ち、4連勝で

4勝目を挙げたナニワライトは堂々と

関西のクラシック候補として名乗りを挙げ

クラシックを目指し、東上しました。

しかし、クラシックの登竜門弥生賞では

関東のクラシック候補カーネルシンボリの

5着に敗れ、続くスプリングステークスでは

関西の期待の星キタノカチドキの前に

3着に終わり、その後脚部不安を発症した

ため、クラシックへの出走は叶いません

でした。

年が明けて古馬になったナニワライトは

1年5ヶ月の長期休養後、函館の巴賞で

復帰するも9頭中の8着に敗れ、その後

オープン競走や条件特別を4戦するも

勝つことは出来ず、条件特別での9頭中の

8着を最後に引退し、種牡馬になりました。

しかし、内国産種牡馬不遇の時代でも

あったため、代表産駒には恵まれません

でした。

記録によりますと

なにわは1985年に種牡馬を引退と

なっており、その後ナニワライトが

どのような運命を辿ったかについての

記録が無いのが残念です。

 

今週は京都競馬場で節目となる第60回

シンザン記念が行われます。

バセルシート、モノポリオ、アルトラムス

ディアダイヤモンドに注目しています。

今年は、このシンザン記念から

クラシック馬が誕生するのか、改めて

名馬シンザンに敬意を表すると共に

今週も全人馬の無事を祈りながら

レースを観ます。