昨日、中山競馬場で行われました春の

大舞台につながる伝統の第66回

アメリカジョッキークラブカップは

1番人気のダービー馬ダノンデサイルが

直線で鋭く伸びて、先に抜け出したコスモ

キュランダとマテンロウレオをゴール前で

差し切って貫禄勝ちし、昨年のダービー

以来となる重賞3勝目を飾りました。

2着には直線での激しい叩き合いの末

6番人気のマテンロウレオ、3着には3番

人気のコスモキュランダが入り、2番人気の

レーベンスティールは見せ場なく、12着に

終わりました。

今週は、舞台を東京競馬場に移して

フェブラリーステークスの前哨戦

第39回根岸ステークスが行われます。

 

根岸ステークスは1987年に旧馬齢4歳

以上の馬によるダートの重賞競走として

創設されました。

競走名の「根岸」の由来は、横浜市中区の

地名で江戸末期に日本初の近代競馬場

である根岸競馬場(後に横浜競馬場)が

設置され、現在の天皇賞や皐月賞等の

GⅠレースを1942年まで行っていました。

現在、跡地は根岸森林公園・根岸競馬

記念公苑になっていて、今は1等馬見所

のみが残っており、老朽化が進んでいる

ものの、その圧倒的な存在感は今でも

古の競馬ロマンを現在に伝えています。

ぜひこうした競馬の歴史上で貴重な建物は

きちんと整備を行った上で残して頂き、

後世に伝えていって欲しいと思って

いましたが、先日の1月22日に横浜市の

山中市長が会見で歴史的な価値が高い

として旧根岸競馬場一等馬見所を市の

歴史的建造物として認定したことを

明らかにしました。

とても嬉しいニュースです。

なお1977年10月に旧根岸(横浜)競馬場

跡地を利用して開苑した根岸競馬記念

公苑および馬の博物館は、建物・設備等の

老朽化に伴う整備工事を行うため、

2024年12月27日をもって休苑と

なりました。

再開苑は2029年予定とのことなので

再開苑を楽しみ待ちたいと思います。

 

今週は、東京競馬場でダートの重賞競走

第39回根岸ステークスが行われます。

コスタノヴァ、サンライズフレイム、

ロードフォンス、フリームファクシに

注目しています。

今週も全人馬の無事を祈りながら

レースを観ます。